ワンボックスミニバンとしてベストセラーを続けているトヨタアルファードとエスティマですが比較してみてどうなのか気になる方も多いと思います。
今回はアルファードとエスティマの大きさや乗り心地、燃費などの維持費について比較検証してみたいと思います。
アルファードとエスティマの乗り心地や大きさはどっち?

引用:https://toyota.jp/alphard/interior/?padid=ag341_from_alphard_navi_interior
まずは大きさを調べてみました。
トヨタアルファード
全長4945〜4950mm
全幅1850mm
全高 2WD 1935mm 4WD 1950mm
ホイールベース3000mm
室内長3210mm
室内幅1590mm
室内高1400mm

引用:https://toyota.jp/estima/grade/
トヨタエスティマ
全長4820mm
全幅1810mm
全高1760mm
ホイールベース2950mm
室内長3010mm
室内幅1580mm
室内高1255mm
アルファードはエスティマに対して130mm長く、40mm広く、175mm( 2WDの場合)高くなっています。
ホイールベースはアルファードが5mm長く、室内に目を移すと室内長は200mm長く室内幅は10mm広く室内高は145mm高くなっています。
ホイールベースはほぼ同じですが全体的にサイズはスクエアなワンボックスデザインのアルファードが余裕のあるものとなっていますね。
特に室内長と室内高はかなりゆとりがあり、1400mmの高さがあればお子様が室内で立ち上がっても大丈夫なくらいです。両車ともにエンジンはフロントにありますからフロアを低く設計する事ができ、広大なインテリアの余裕を実現しています。
エスティマは丸みのあるデザインですから空間では不利になります。
それでも1列目と2列目はさすがの乗り心地で快適なドライブを楽しむことができます。
3列目も充分に広いのですがアルファードと比較すると物足りなくなるかもしれません。
エンジンはアルファードが3.5Lと2.4Lのガソリンエンジンと2.5Lハイブリッドでエスティマが2.4Lガソリンと2.4Lハイブリッドの組み合わせ。

引用:https://toyota.jp/alphard/interior/?padid=ag341_from_alphard_navi_interior
アルファードは2.4Lガソリンでも充分な加速性能を持って、静粛性も抜群ですね。
エスティマは2006年の登場から10年以上が経過した今でも一定の人気を保っています。
2.4Lガソリンは設計は少し前のものですが未だ洗練さは残されていて静かに引っ張っていってくれます。
車体は現代のレベルと比較すると少しだけ緩さを感じられるようですが、それもまたキャラクターといえるのではないでしょうか。
アルファードとエスティマの維持費はどっち?

引用:https://toyota.jp/alphard/interior/?padid=ag341_from_alphard_navi_interior
ここまではトヨタアルファードとエスティマの大きさや乗り心地についてお知らせさせて頂きました。
ここからはアルファードとエスティマの維持費について比較検証してみたいと思います。
クルマを維持するには様々なランニングコストがかかります。
自動車税は購入する時は月割りで納付し、翌年度からは5月までに納付します。
重量税は購入時には3年分納付し、次は車検ごとに納付します。
自動車所得税は購入時に納付する事になっていますね。

引用:https://toyota.jp/alphard/interior/?padid=ag341_from_alphard_navi_interior
トヨタアルファードの税金関連はどうなっているのでしょう。
アルファードの自動車税は2.5Lガソリンはグリーン化税制の対象にはならず購入翌年度の納付額は45,000円です。
3.5Lガソリンはグリーン化税制の対象にならず翌年度の納付額は58,000円です。
2.5Lハイブリッドはグリーン化税制の対象になり購入翌年度の納付額は11,500円で翌々年からは45,000円となります。
2.5Lガソリンの重量税はエコカー減税の対象になり、購入時3年分で22,500円を納付します。
3.5Lガソリンはエコカー減税の対象にはならずに購入時3年分で61,500円を納付します。
2.5Lハイブリッドはエコカー減税の対象になり購入時3年分は免税となります。
車検費用は格安車検でエコカー対象なら80,000円、エコカー対象外なら95,000円。
ディーラー車検ですと100,000〜150,000程度になっています。

引用:https://toyota.jp/estima/grade/
エスティマの税金関連はどうなっているのでしょう。
エスティマの自動車税は2.4Lガソリンはグリーン化税制の対象にはならず購入翌年度に45,000円を納付します。
2.4Lハイブリッドはグリーン化税制の対象になり購入翌年度に11,500円納付し、翌々年には45,000円を納付します。
2.4Lガソリンの重量税はエコカー減税の対象にはならず購入時3年分で49,200円を納付します。
2.4Lハイブリッドの重量税はエコカー減税の対象になり購入時3年分は免税となります。
車検費用は格安車検でエコカー対象なら80,000円、エコカー対象外なら95,000円。
ディーラー車検ですと100,000〜150,000程度となっています。
ミニバンは走行距離が伸びるケースが多いですから初回車検でタイヤ交換が必要になる場合もあります。
1本あたり15,000程度とすると4本では60,000ほど用意しておくと良いでしょう。
アルファードとエスティマの燃費はどっち?

引用:https://toyota.jp/alphard/interior/?padid=ag341_from_alphard_navi_interior
ここまでトヨタアルファードとエスティマの大きさや乗り心地、税金などの維持費についてお知らせさせて頂きました。
ここからはアルファードとエスティマの燃費に関する情報を検証していきたいと思います。

引用:https://toyota.jp/estima/interior/indoor_space/
トヨタアルファードのカタログ値の燃費を調べてみました。
2.5LガソリンはJC08モードで11.4〜12.8km/Lとなっています。
3.5LガソリンはJC08モードで10.6〜10.8km/Lとなっています。
2.5LハイブリッドはJC08モードで18.4〜19.4km/Lとなっています。
実燃費はどうなのでしょう。
トヨタアルファード2.5Lガソリンの実燃費は8.2km/Lとなっています。
3.5Lガソリンの実燃費は8.4km/Lとなっています。
2.5Lハイブリッドの実燃費は11.2km/Lとなっています。
トヨタエスティマのカタログ値の燃費を調べてみました。
2.4Lガソリンのカタログ値の燃費は11.2〜11.6km/Lとなっています。
2.4Lハイブリッドのカタログ値の燃費は17.0〜18.0km/Lとなっています。

引用:https://toyota.jp/estima/performance/hv_system/
実燃費はどうなのでしょう。エスティマの2.4Lガソリンの実燃費は8.3km/Lとなっています。
2.4Lハイブリッドの実燃費は11.6km/Lとなっています。
年間走行距離1万キロとした場合の1ヶ月あたりの燃料費を算出してみました。
トヨタアルファードの実燃費は2.5Lガソリンでは8.2km/Lとなっていますから10,000÷8.2=1,219×130=158,470÷12=13,205円という結果になりました。
同様に3.5Lガソリンの実燃費は8.4km/Lですから10,000÷8.4=1,190×150ハイオク指定=178,500÷12=14,875円という結果になりました。

引用:https://toyota.jp/estima/performance/hv_system/
同様に2.5Lハイブリッドの実燃費は11.2km/Lですから10,000÷11.2=892×130=115,960÷12=9,663という結果になりました。
2.5Lと3.5Lガソリンの燃費はあまり差はないようですが3.5Lはハイオク指定ですから燃料費は高くなります。
エスティマ2.4Lガソリンの実燃費は8.3km/Lですから10,000÷8.3=1204×130=156,520÷12=13,043円という結果になりました。
同様に2.4Lハイブリッドの実燃費は11.6km/Lですから10,000÷11.6=862×130=112,060÷12=9,368円という結果になりました。