伝統的なセダンとして世代を超えた歴史を感じさせられるトヨタクラウンですが不具合やリコールが気になる方も多いと思います。
今回はクラウンのリコールや不具合の情報や対応などを検証してみたいと思います。
トヨタクラウンの不具合報告はあるの?

引用:https://toyota.jp/crown/?padid=ag341_from_crown_navi_top
クラウンは信頼性の高いトヨタ製ですが時には不具合が出る事もあると思います。
突然エンジンが止まったりというレベルの不具合はないですが走行中に異音かでるとか何となく調子が悪いといった事はあるでしょう。
クラウンの修理費用はどの程度かかるのかも気になります。
そこでトヨタクラウンにまつわる不具合や修理の事例と費用を調べてみました。
クルマにはゴム整備が多く使用されています。
ゴムは経年劣化が必ずありますが熱に弱い側面もあり使用状況によっては様々な不具合が出る事となります。

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ブレーキマスターシリンダーにもゴムパッキンが使われていますがここに不具合か生じる事でブレーキオイルが漏れる事があります。
ブレーキオイルは車検の時に特に入念にチェックしますから不具合があれば早期に発見されます。
ブレーキオイルはボンネット内部のリザーバータンクで残量の確認ができますが不足しているとブレーキの効きが弱くなってきます。
リアのブレーキから異音が発生する事例もありました。
ブレーキキャリパーが固着したままで乗り続けるとリアブレーキから異音がする事があります。
こちらはこちらはディーラーに持ち込めば比較的容易に調整が可能になります。
エンジンマウントはエンジンを支えるゴムの部品になります。
これが劣化してくるとエンジンの振動がゴムで吸収されなくなり以前よりも細かく伝わってくる様になります。
エンジンマウントは部品代はそれ程負担になりませんが交換するにはエンジンを下ろさなくてはなりませんので時間と工賃がかかってしまいます。
それでも3〜4万円程度の予算を確保しておけば大丈夫のようです。
よく故障しやすいのがエアコンですね。

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特にコンプレッサーが故障すると暖房は効きますが冷房が冷えなくなります。
除湿を効かなくなりますからデフロスターポジションにしてもウインドウの曇りがとれません。
夏場のエアコン故障は大変ですから早めに修理しなくてはなりませんね。
コンプレッサー交換は意外に費用がかかってしまい工賃込みで15〜20万円程の予算が必要になります。
エアコンの効きが悪くなってもガスが抜けているだけの場合もあります。
これはディーラーなどでエアコンガスを補充すれば再び聞く様になります。
エアコンガスの補充は数千円でできますからご安心下さい。
トヨタクラウンのリコールの情報は出ているのか?

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ここまではトヨタクラウンの不具合情報についてお知らせさせて頂きました。
ここではクラウンのリコールに関する情報を検証していきたいと思います。
リコールとは発売したクルマに不具合が見つかった場合にメーカーが運輸省にその旨を届けでる制度です。
メディアを介して発表され、同時にユーザーにもディーラーを通して部品の交換を促す連絡が届く事になります。
クラウンにはどの様なリコールが発生しているのでしょう。

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平成27年から平成31年に生産したクラウンなどの一部車両について平成31年2月28日からサービスキャンペーン(無料修理)を実施しています。
1.車両の現象
メンテナンスノートの点検整備情報に関する内容で(1)ターボエンジン搭載車の点火プラグの交換時期と、(2)タクシー、ハイヤーのデファレンシャルオイルの交換時期に誤りがあるため、交換が適切に行われないことがあります。
2.改善の内容
全車両、メンテナンスノートを確認し、改訂前のメンテナンスノートの場合は、該当ページに改訂したラベルを貼り付けます。
形式 DBA-ARS210 生産期間 平成27年 9月21日~ 平成30年 4月27日
形式 3BA-ARS220 生産期間 平成30年 6月 1日~ 平成31年 1月22日
形式 DBA-TSS10 生産期間 平成28年 9月 7日~ 平成30年 1月31日
形式 DBA-TSS10H 生産期間 平成29年 2月23日~ 平成30年 1月27日

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平成30年10月
1.不具合の状況
ヘッドライトにおいて、タクシーなどの使用用途で、長時間にわたって点灯し続けると、ライトの熱によりアルミ反射板がはがれてしまうことがあります。
そのため、そのまま使用を続けると、光が集合しにくくなり光度が徐々に低下し、最悪の場合、保安基準を満たさなくなるなるおそれがあります。
2.改善の内容
全車両、ヘッドライトの反射板を対策品に交換し、レンズを新品にします。
形式 DBA-GRS210 生産期間 平成24年12月13日~
平成27年 9月17日
形式 DBA-GRS211 生産期間 平成24年12月19日~
平成27年 8月2日
形式 DBA-GRS214 生産期間 平成24年12月19日~ 平成27年 2月26日
形式 DAA-AWS210 生産期間 平成25年 1月18日~ 平成27年 9月18日
形式 DAA-AWS211 生産期間 平成26年 7月 1日~ 平成27年 9月18日
トヨタクラウンの不具合とリコール対応状況とまとめ

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ここまではトヨタクラウンの不具合やリコール情報についてお知らせさせて頂きました。
ここではクラウンの不具合とリコール対応のまとめを検証してみたいと思います。
メーカーからリコールが発表されるとディーラーを通して対応されます。
多くはハガキで部品などの交換を促されますがユーザーとしてはどうしたら良いのでしょう。
リコールというと大掛かりな感じがして心配になってしまいます。
多くの場合はディーラーから連絡があった通りに部品の交換をするだけですが交換費用は無料となります。
リコールの規模にもよりますが台数か多い事例では部品の供給が間に合わない時もあり、予約してもしばらく待たされてしまう場合もあると思います。

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しばらく時間がたち、落ち着いてくるとスムーズに部品交換ができるようになるでしょう。
リコールによる不具合か心配な場合はディーラーに対応を促す事も大切ですか多くの事例では早急に不具合が発生するものではなく、長年の使用で不具合の可能性が考えられる事がリコールの対象になりやすいです。
リコールによる部品交換は基本的に予約で行います。
飛び込みで行っても部品がない事や先約で待たされる場合もありますから予約していくのが正解になります。

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部品交換に関する時間は場所にもよりますが30分から90分程の場所が多い様ですね。
ですから予約してからであれば早ければ60分程で終了する事になり丸一日を費やすまではいかないでしょう。
日常にクルマを通勤に使用していれば修理に出して使えなくなるのが気になります。
リコールの対象修理には有効期限はあるのでしょうか。
ディーラーから連絡がくればわかりますがリコール対象の修理は無期限となりいつ赴いても修理の対象となり無料です。

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ですがそのまま乗っているとリコール発表の通りの不具合が発生する可能性が高くなりますから出来るだけ早く当該部品を交換した方が良いでしょう。
リコールの連絡がきても修理に来店しないユーザーには定期的に再び連絡がくると思います。
リコールの対象はセンサーやライトなどの車体部品が多いですがエンジンなどの燃焼関連のものやブレーキに関する物もありますから面倒がらずにリコール対応に則したサービスを受けるのが最善だといえそうです。
購入したクルマがたとえ中古車であっても該当車であれば同等に修理してもらえますからディーラーには遠慮なく対応してもらいましょう。
個人売買などではディーラーにユーザー変更が伝わっていない可能性が高いのでこの限りではありませんのでメディアの発表で当該車両を確認する事が大切です。
アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/crown/design/?padid=ag341_from_crown_navi_design