ホンダCR-Vは1995年に登場した、ホンダのシティユースSUVです。
今回はホンダの新型CR-Vの燃費や実燃費の情報について調べてみました。
現段階では一体どのような燃費、実燃費が発表されているのか、
そのほかにも口コミや評価などの情報を踏まえ、
この記事ではそれを紹介していきたいと思います。
ホンダCR-Vの燃費はどう?
今回のホンダCR-Vでは二つのモデルがリリースされています。
それは、ハイブリットモデルとガソリンモデルの二つです。
この二つの燃費を比較してみると
・2.0Lハイブリッド | JC08モード | 25.8km/L
・1.5Lガソリンターボ | Jc08モード | 15.8km/L
となっている模様。
この数値だけをみるとかなり良いものとみることができますね。
しかもこれだけではないのです。
新型CR-Vは走行状況に応じて3つのモードに自動的に変換してくれる、3modepowertrain(スリーモードパワートレイン)を搭載しております。
・EVドライバーモード
・ハイブリッドドライブモード
・エンジンドライブモード
というものです。
一体これはなんなのか、ひとつひとつ紹介していきまます。
まずはじめに、EVドライブモードです。
これは、幅広い領域でバッテリーからの電気によりモーターのみで走行する機能です。
エンジンを止めて走るのでガソリンを一切使わない低燃費なモードとなっているそうです。
車輪から走行用モニターで繋がれており、バッテリーを使用することによりエンジンを停止した状態で走行できるので
非常に燃費が良いと言えますね。それだけではないです。
CR-Vは「平成30年排出ガス基準75%低減レベル」認定車として登録されているので、
通常時の走行からでも低燃費モードを使う必要もないほど低燃費ということです。恐ろしいほど魅力的ですね。
次に、ハイブリッドドライブモードについてです。
ハイブリッドモードでは、強い加速時にエンジンの力で発電した電気でモーターを駆動する。
バッテリーの電気だけでは足りないときにはエンジンを使いますが
このときエンジンの力を直接タイヤに伝えるのではなく、
発電用モーターを回して発電し、その電気で走行用モーターを動かしタイヤを回します。
パワー重視になっていますので車の走りに満足を得たい方にはぴったりの条件だと思います!!
最後にエンジンドライブモードについてです。
このモードはエンジンの得意領域である高速クルーズ時のみ、エンジンと車輪を直結し、エンジンの力で走行します。
気持ちよく伸びやかな走りを低燃費で実現したもの。高速道路の走行時に最適ですね!
要約しますと、この3つのモードを使い分け力強い走りと低燃費化を最適化したということなんですね。非常に魅力的な車だとどのドライバーもそう思うことでしょう。
ホンダCR-Vの実燃費と燃費確認の情報
先ほども紹介いたしましたが、具体的な内容はこちらです。
まず、JC08モードとWLTCモードについてです。
これについて分かる、分からない方も順にご説明させていただきます。
JC08モードとは2010年に導入が始まり、自動車の燃費測定時の走行パターンを表している数値になります。
ここでは約26Km/Lを再現していますね。
車の平均燃費というのが
・1L/12~17km
・2L/7~13km
・3L/5~8km
と言われております。
ご存知だとは思いますが気筒のあたりの排気量が小さいほど燃費が良くなっていきます。
ですから、3L並みの加速と革新の燃費性能を実現したハイブリッドシステムとしてはなかなかのものだと思います。
続いてはWLTCモードについてです。
・市街地モード(信号や渋滞等の影響を受ける走行時の測定)
・郊外モード(信号や渋滞等の影響を受けない走行時の測定)
・高速道路モード(高速道路走行時の測定)
という3つの走行モードの平均的な使用時間を表しているものです。
なので、
・市街地モード|21.0km/L
・郊外モード|22.1km/L
・高速道路モード|20.7km/L
の平均21.2km/L(WLTCモード)となっているということですね。
また、ハイブリッド車は平成32年度の燃費基準+50%を達成している模様です。
それだけではないです。
平成30年度排出ガス基準75%低減しているということは環境にも優しいということですね。
ホンダCR-Vの燃費は向上しているのか?
問題はここからです。以前のホンダCR-Vと今回のホンダCR-Vとでどう違うのか。
それを見て行きましょう。
日本で最後に発売されていたCR-Vは2011年11月発表、2016年8月に生産を終了したエクステリアです。
こちらは当時の情報だと
2.0L i-VTECエンジンで低速域からの力強い走りと高速域まで速やかに達する爽快な加速性能を獲得しながら、クラストップレベルの低燃費を実現していたものでした。
2.4L DOHC i-VTECエンジンはさらなるハイパワーを引き出しながら、燃費性能を高次元で両立させていましたが、
この情報から読み取ることができるのは今回の新型CR-Vにある3modepowertrainが搭載されていないのと、エンジン種が一項目だけということ。
それから今回同様に低燃費性を効率化することで、更に走りをよくしていたこと。
しかしながら、燃費性能を比較してみると然程変わりはないとのこと。旧式のでも十分に今に値する低燃費性を実現していたにも関わらず、
一体なぜ販売を終了してしまったのか。
それには日本の道路幅が関係していたのです。
日本の道路幅はアメリカや他の国にくらべ圧倒的に狭いです。
にも関わらず、ホンダCR-Vは大きい車両を実現したことで対にならなかったとのこと。
こうなると消費者が必要とする車ではなかった。結果、販売を終了してしまった。
しかし、海外に行くとその(道路幅)広さは倍以上。従って150ヶ国以上の国では販売を続行していたことがわかります。
アメリカやヨーロッパでは今も人気があることはご存知の通り、海外では日本より車の需要は圧倒的でした。
そして今回、登場したのが新型CR-Vのハイブリッド車。
・燃費良し
・車体良し
・走り良し
新型CR-Vのガソリンタンクが58Lですので、ガソリンが満タンの状態では1.5Lガソリンターボが16.1km/L×58L=933.8kmという計算で
2.0Lハイブリッドが20.8km/L×58L=1206.4km走る計算になります。
その差は約272km。
1.5Lガソリンターボが5回給油して走る距離と、2.0Lハイブリッドが4回給油して走る距離が同じになります。
レギュラーガソリンが150円とすると、150円×58L=8,700円の差が出ますので日常の車の利用が多い方は2.0Lハイブリッドがお得ですね。
このように単に「2.0Lハイブリッドは車両本体価格が高い」と思うだけでなく、
新型CR-Vを何年所有するのか、走る楽しみをどうとらえるかで新型CR-Vの購入を検討してみましょう。
ハイブリッドはミドルクラスSUVではトップクラスの良好な燃費なので、ガソリン代を気にせずドライブできるでしょう。

長くはなりましたが、結果的にホンダCR-Vの燃費性能は前回よりはよくなっているもののほかと比べるとそこまで高いとは言えないということです。
ですがハイブリッドモデルで2.0Lハイブリッド | JC08モード | 25.8km/Lを実現していて走行状況に応じてモードを切り替えてくれる3modepowertrainを実装していることで、ほかにはない性能を現実化させて見事に補っているということですね。
知れば知るほどホンダCR-Vについての魅力が満載ですね。
ぜひ、みなさんも試乗なさって見てはいかがでしょうか。文章からは伝わらなかった何かが実際に触れ合うことで見えてくる部分も大いにあります。
あくまでこの記事は要約を兼ねたものにしかすぎません。全部が全部正しいものとは限りませんのでそこらへんはご了承ください。
本製品を自分の目と体で体験してもらった方がよくわかることでしょう。