国内のコンパクトSUVの中でもとりわけ人気のあるマツダのCX-3。
人馬一体の走りと、上質なレザーパッケージやBOSEサウンドなど車内環境も非常によくできています。
しかし、上質なものを選択すると金額がそれなりに高額になり、ローンを組んでの購入を考えている人もいると思います。
また車は購入後には維持費というものが必ずかかりますので、今回はCX-3に掛かる金額の話をしていきます。
では見ていきましょう!
目次
マツダCX-3のローンはどのくらい?
CX-3を購入する場合、現金で一括で購入する人ももちろんいますが、多くの人がローンを組んで購入を考えていると思います。
まずは最初に一般的なローンの支払い方法の説明をしていきます。
最近では自動車の購入をしやすくするための、残価設定型などのローンがありますが、このことは次の項で説明します。
では早速CX-3を購入するローンを見ていきましょう。
返済回数指定

タイトル通り、返済回数の指定をして車を購入する仕組みです。
車以外の購入でもよくあるローンの仕組みで、だいたい12回(1年)、24回(2年)、36回(3年)が一般的で、月々お金を支払っていくタイプです。
画像はデミオですが、頭金をいくらにするかや、支払い回数によって月々の支払い金額が変わってきます。
また車のオプションや購入者の支払い環境によっても金額が変わってきますので、一概にこの金額とは言い切れないですが、一般的には月々の支払いは3〜5万円ほどです。
例えばオプションの設定は一切無しで、CX-3 XDExclusive Mods(4WD 6AT)を
頭金1,500,000円で、
ボーナス払い100,000円を6回、
支払い回数が36回で、
月々の支払いが37,999円となります。
返済金額指定
次は返済金額指定を見てみましょう。
こちらも返済回数と一緒で、購入者の返済金額などによって金額が変わってきますので、あくまで例の一つとしてみてください。
車種は前項と変わらず、オプションの設定は一切無しでCX-3 XDExclusive Mods(4WD 6AT)を
頭金1,500,000円で、
ボーナス払い100,000円を6回、
月々の支払いを30,000円にしますと、
支払い回数が43回となります。
マツダCX-3の残価設定はいくらなの?
マツダには独自のローンプランとして、「残高設定型クレジットマツダスカイプラン」と「マツダアドバンテージローン」の二つがあります。
各自動車メーカー独自のローンプランが設定されていることがほとんどで、マツダも車の購入がしやすいように独自のローンプランが設定されています。
まずは残高設定型クレジットマツダスカイプランを説明していきます。
マツダスカイプランとは
マツダスカイプランとはマツダの看板エンジンである、SKYACTIVを搭載している車に適用できるローンプランで、マツダのSKYACTIVをお手軽に楽しんでもらえるようにと考えられたローンになります。
マツダの車に乗ったことがない人や、SKYACTIVのエンジン車に乗ってみたい人におすすめのローンプランになります。
この支払い方法は先ほど紹介したローンとは違い、月々の支払額を軽くして、最終支払い残価を予め決めておき、最終支払い残価の支払い方法の選択できるという仕組みです。
最終支払い方法が選べ、新しい車に乗り換える、一括払い、分割支払い、車の返却、の四つになり、車をどのようにするかの選択肢が増えることで、よりマツダ車を身近にしてもらうために最適なわけです。
では実際のローンのシュミレーションをしてみましょう。
車種はCX-3 XDExclusive Mods(4WD 6AT)をオプションの設定は一切無しで、
頭金1,000,000円で、
ボーナス払い100,000円を8回、
支払い回数は49回、
最終残価格を1,232,000円で、
月々の支払いが6,613円となります。
このプランですと、月々の支払いが1万円以内となるので、より身近に車に乗ることができます。
マツダアドバンテージローンとは
マツダアドバンテージローンとは、仕組みはマツダスカイプランと一緒です。適応する車がSKYACTIVのエンジンを積んでいない車が対象となります。
なので、ローンの仕組みについては省きますが、ローンのシュミレーションをしてみましょう。
車種はマツダ最古の車種であるキャロルでみてみます。
車種はキャロルGX(CVT 2WD)をオプションの設定は一切無しで、
頭金500,000円で、
ボーナス払いは無しで、
支払い回数は37回、
最終残価格を416,000円で、
月々の支払いが7,535円となります。
キャロルは軽自動車ですが、このローンを組めば1万円以内で乗ることができます。
マツダCX-3の維持費結局どのくらいかかるの?
ではこの項からはCX-3の維持費についてお話をしていきます。
項目としては税金の話と、車の設備の話に分けてお話しします。
では早速いきましょう。
CX-3の税金について
主に維持費に掛かる車の税金は「自動車税」「自動車重量税」「自賠責保険」です。
それぞれ個別に見ていきましょう。
CX-3の自動車税
CX-3はガソリン車が 1,997ccでディーゼルが1,756ccになります。
共に自動車税は39,500円になります。
しかし、ディーゼルエンジンはグリーン税制が適応されるので、75%免税となるので、翌年の自動車税が約9000円台になります。
自動車税は住んでいる地域によって変わりますので、「約」という表現をしています。
しかしこのクリーン税制が適用されるのはディーゼルだけで、ガソリン車には適用されないのでご注意ください。
CX-3の自動車重量税
CX-3のディーゼル車の自動車重量税はエコカー減税が適用されるので、自動車取得時と初回の自動車重量税は免税となりますので0円です。2回目の車検からは15,000円掛かります。
またガソリン車はエコカー減税が適用されないので、初回の車検時から24,600円掛かります。
CX-3の自賠責保険
CX-3の自賠責の料金は1年あたりが12,260円になります。なので例えば、2年であれば24,520円となります。
これはディーゼルもガソリンも変わらない値段です。
この自賠責保険料は重量税とセットで車検時に同時に支払うので、CX-3の場合は2年目以降は、
24,600円(自動車税)+24,520円(自賠責)+1,800(検査手数料)=50,920円を支払う必要があります。(地域によって差があります)
CX-3の税金以外の維持費について
続いて、税金以外の維持費についてお話ます。主に分けると「任意保険」「車検費用」「車の設備費用など」に分けてお話しします。
では見ていきましょう。
CX-3の任意保険
任意保険の場合は所有者の家族構成や年齢や保証内容によって金額がかなり変わってきますので、一律この値段とは言い得ないですが、平均的なCX-3の任意保険料金は25,000円~90,000円となります。
またCX-3は安全装備が充実しておりますので、このことでも保険料が安くなります。
CX-3の車検費用
車検費用も地域によって差があり、車の状況によっては金額が上下しますので正確な数値は言えませんが、参考までの金額を言いますと、 CX-3の車検費用は50,000円~80,000円が相場となっております。
CX-3の設備費など
この項目が一番日常的にお金を支払う部分です。
例えば、ガソリン代やエンジンオイルなどです。
例えば、CX-3のディーゼルエンジンの燃費は15km/L~で、軽油120円(地域、時期に差あり)で、満タンが2WDは48L(4WDは44L)なので、満タンで5,760円になります。単純計算で35L消費でリッター15km/L走れば、525kmになります。
週に3日使いで買い物で5kmの移動であれば、一ヶ月近くは給油しなくては良い計算になりますので、年間のガソリン代は69,120円となります。
またエンジンオイルは4.7Lで、メーカー推奨が一年交換なので、工賃込みで5000円ほどになります。
そして走行距離に応じてタイヤの交換(CX-3は4本と工賃込みで5万円ほど)、また日本は三分の一は雨が降っておりますので、ワイパーの交換(5,000円)やその他の消耗品などにお金がかかります。
また駐車場を借りる場合は地域よって差がありますが、¥5,000~¥30,000と掛かりますので、その辺りも考慮しないといけません。
¥69,120(燃料代)+¥5,000(エンジンオイル代)+¥5,000(ワイパー)+¥20,000(駐車場代)=¥99,120、となります。
車検や任意保険代も含めますと、¥50,000(任意保険)+¥50,000(車検代)=¥100,000と、年間で約¥200,000ほどCX-3を維持するのにお金がかかります。
マツダCX-3の維持費は安い
エコカー減税や車のサイズなどを含め、CX-3はコンパクトSUVなので、中型車に比べると維持費は安く済みます。
最近の車はダウンサイジングターボなどが採用されたり、ハイブリッド車などが盛んである中、CX-3はある意味王道である、内部燃焼のエンジンにこだわっている会社です。
日本は軽油を余らせている所に目を付け、ディーゼル車の普及を目指し、新たなエコな提唱をしているマツダの車は非常によくできております。
なので購入時のエコカー減税による免税や、購入後も燃費の良い車に乗れるCX-3は長い目で見ても、維持費が安くて済む車でしょう。
アイキャッチ画像引用:http://www.mazda.co.jp/