変わり続ける時代の中で常に一定以上の人気を誇るSUVの中でも、
2012年の発表から3年間で売り上げ台数100万台突破、
カーオブザイヤー受賞など、様々な栄誉に輝くマツダCX-5。
2016年以降のモデルは第二世代としてさらなる進化を遂げました。
今回はその人気車種CX-5について、
購入者のホンネ口コミ評価100件以上をまとめてみました!
目次
CX-5の良い口コミは?
静粛性と安定感のある高い乗り心地
CX-5のレビューに目を通すと、まず目を引くのが
走行中の静粛性と安定感のある乗り心地についての評価の高さです。
マツダ独自開発のエンジン音の静かさ、計算されたサスペンションの配置、窓の防音構造などが
主な理由としてあげられています。
最新である2018年モデルの走行時の静粛性には買い替えも考えさせられる、との評価も。
ガソリンエンジンモデルはもちろん、ディーゼルエンジンモデルも
ガソリン車かと疑うくらいに静かだと好評です。
乗り心地についてはやや硬めとの意見が柔らかめと評する意見よりも 多い一方で、
その硬さを加味しても疲労感なく運転が続けられるとの意見が全体を通して大多数でした。
軽やかながら安定感のある操作性
ほぼ全ての運転操作のレビューは好意的な評価でした。
数件、鼻先の重さや後部の振動についてのコメントがありましたが、
全体的には舵取りが軽すぎることも重すぎることもなく、ちょうど良いという感想が多かったです。
加速の勢いもペダルの踏み込みを素直に反映し、特別気を配らなくても
自由にコントロールが可能というのも魅力のようです。
疲れず乗れるという先述の評価もあいまってか、
運転が楽しい、もっと走っていたい!という口コミも多くありました。
洗練されたエクステリアデザイン
2015年までの間に発売された第一世代から人気のあったデザインが、
2016年以降からの第二世代ではさらにシャープな印象に。
フロントのデザインが特にキリッとしててかっこいい!
重量感を残したまま少し長めの鼻から柔らかな丸みのある流れるようなラインが
ミドルクラスSUVであることを忘れさせるような高級感を出すことに成功している、と
評判の高いのSkyactivボディです。
人によって好みが異なる車高や独特の丸みのあるバックのデザインは
オプションによってある程度自由にカスタマイズが可能です。
遊びすぎず渋すぎることもないデザインが世代を問わずに幅広い支持を得ていました 。
重点を置かれた安全性
フロントセンサーとリアカメラを筆頭に、
前方走行車との車間距離が一定の近さになると作動するスマートブレーキ、
高速道路などでの車間距離の調整をアシストするクルーズコントロールが
スタンダードグレードでも標準装備されていることが注目されています。
また、ハイグレードモデルは搭載センサーが全方向センサーになり
レーンキープアシストやブラインドスポットモニタリングなどで
安全性のさらなる向上を実現。
衝突回避、衝突被害の軽減に力を尽くしている点が
走行時のストレスを大幅に軽減していると高く評価されていました。
パワーを妥協しない高燃費エンジン
業界トップクラスの燃焼効率を誇るマツダのSkyactivエンジン。
雪道や坂道でも安定した、なおかつ静かな走行が可能だとそのパワーに注目が集まっていました。
しかしそれだけではもちろんなく、マツダ独自の技術を存分に駆使し
パワーを落とすことなく向上に成功した燃費は実に、
高速ではガソリン車で14km/L、ディーゼル車では実に18−20km/L!
この燃費の良さについてほとんどのレビューに好意的なコメントがあり、
CX-5の人気を更に確実なものとしている印象でした。
コストパフォーマンスの高さ

純粋に装備だけを評価しているレビューも多くありますが 、中価格帯のSUVとしては
豪華な装備でお得感があることも幅広い世代から評価されていました 。
マツダのウリでもあるSkyactivクリーンディーゼルエンジン搭載車は
ガソリンエンジン搭載車よりも本体価格が高くなるものの
そこを性能の高さや抜群の燃費の良さでカバーできているようです。
CX-5の悪い口コミは?
車体の大きさによる見通しの悪さ
コンパクトSUVというくくりではあるものの、その車幅の長さから
狭い道や駐車時には注意が必要であるという意見がありました。
またそれゆえに、サイドミラーを使っても後方が確認しづらく、
リアカメラに頼らざるを得ない状況があることを不満に思う声もありました。
ライバル車たちと比べると低めの積載性
当然、セダンや中型ハッチバックを上回りはするものの、
CX-5の積載性については他社SUVにくらべやや劣るという厳しいレビューが
好意的な評価の数よりも多くあるように見受けられました。
レビューを読んだ限りでは積載性の評価は個人ののニーズに強く左右されがちな印象を受けましたが
ホイールハウスの大きさやドアポケットのデザイン・収容量も実用性の面で気になると
複数のレビューで指摘がありました。
アウトドア車としての塗装の耐久性
CX-5の本体表面の塗装が走行中の小石の跳ね返りによりダメージを受けたことによる、
塗装の耐久性を疑問視する声もも少数ですが見受けられました。
舗装されていない道を頻繁に走ることを想定していたり、
海辺を走る機会が多いのであれば留意しておくべき点かもしれまれん。
マツダコネクトに残る課題
通称「マツコネ」。全体的には発表当初からだいぶ改良され、
CX-5の口コミの中でも指摘の数自体は多くないものの
システム起動時のもたつきやディスプレイの解像度の低さ、インターフェイスや
操作性についてまだまだ改良の余地ありとの意見がちらほらありました。
ナビゲーションシステムについても改良が重ねられてはいるものの
GPSの受信力やルート計算の精度などまだまだ課題が残るようです。
救いとしては、頻繁にアップデートがあるため
一度購入してからも追加料金なしで改善が望めることでしょうか。
細々とした装備への不満
グレードによっては、運転席はパワーシートなのに助手席はマニュアル操作だったり、
車高の高い大型車であるにも関わらずパワーバックドアが標準装備ではなかったりと、
パワー装備が充実していないことへの不満が挙げられました。
ただし、これらについては本体の値段を考慮すれば仕方ないことであるというのが
共通した認識のようです。
CX-5の口コミと評価評判のまとめ
流石にマツダ自身の販売台数予想を大きく上回り、一気に国内外で人気が爆発したCX-5だけあって
総合的な評価は高く、決定的な弱点の指摘なども見当たらず、
全体的に見て買って満足しているという声が大半でした。
SUVということもあってか、ほとんどを男性視点での評価が占めるなか、
少ないながら女性からの評価もありました。
コメントの数だけで言えばもっとも多くの人に評価された点は
センス抜群のエクステリア 、快適な操作性や乗り心地、高燃費でパワフルなエンジンですが、
やはりここで注目すべき点は良い評価にもあげた通り、
そのコストパフォーマンスの高さにあると言えるでしょう。

ここ最近日常でマツダへの高い評価をよく聞くなーとは感じていたのですが、
今回のリサーチでは国産ミドルクラスSUVのなかでは最高!との
満足度の高いレビューがオンラインでもとても多かった印象です。
本体価格を含めた評価点と欠点を比較をすると、悪い評価の中で挙げられた
パワー装備の充実性やマツダコネクトの抱える課題などを加味したとしても、
長所が短所を十分カバーできていると言って差し支えないと思います。
日常生活における車での通勤・通学の負担を極力軽減し、
長期休暇の本格的なレジャーではもっと走っていたいと感じさせる車。
マツダの誠実な、そして着実な企業努力を重ねた結果がしっかりとその走りに反映され
今なお進化し続けるCX-5は、オールラウンダーとしてより一層幅広い活躍が期待できる、
まさに 純粋な「走る歓び」を人々に与えられる車であると言えるのではないでしょうか。
アイキャッチ画像引用URL:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/