2014年に発売された高級感あるミニバン、トヨタ・エスクァイア。
ノア3兄弟の長男として1996年からその名を受け継ぐトヨタ・ノア。
ここにヴォクシーも加えたノア3兄弟は、トヨタのミニバン代表として日本ミニバン界を席巻しています。
そこで今回は、大きさ、価格、燃費の3つの観点からエスクァイアとノアを比較してみましょう。
目次
【トヨタ・エスクァイア】vs【トヨタ・ノア】の価格を比較
引用:https://toyota.jp/esquire/exterior/
では、エスクァイアとノアの価格を比較してみましょう。
トヨタ・エスクァイアの価格
引用:https://toyota.jp/esquire/exterior/
トヨタ・エスクァイアには、全部で6つのグレードがあります。
Xi 2WD/4WD 2,675,160円~
引用:https://toyota.jp/esquire/grade/xi/
エスクァイアのガソリン車スタンダードグレードです。
Gi 2WD/4WD 2,892,240円~
引用:https://toyota.jp/esquire/grade/gi/
エスクァイアのガソリン車中級グレードです。
Gi”Premium Package” 2WD/4WD 2,980,800円~
引用:https://toyota.jp/esquire/grade/gip/
エスクァイアのガソリン車上級グレードです。
HYBRID Xi 2WD 3,151,440円~
引用:https://toyota.jp/esquire/grade/hy_xi/
エスクァイアのハイブリッド車スタンダードグレードです。
HYBRID Gi 2WD 3,300,480円~
引用:https://toyota.jp/esquire/grade/hy_gi/
エスクァイアのハイブリッド車中級グレードです。
HYBRID Gi”Premium Package” 2WD 3,358,800円~
引用:https://toyota.jp/esquire/grade/hy_gip/
エスクァイアのハイブリッド車上級グレードです。
トヨタ・ノアの価格
引用:https://toyota.jp/noah/exterior/
トヨタ・ノアには、全部で9つのグレードがあります。
X 2WD/4WD 2,466,720円~
引用:https://toyota.jp/noah/grade/x/
ノアのガソリン車スタンダードグレードです。
G 2WD/4WD 2,756,160円~
引用:https://toyota.jp/noah/grade/g/
ノアのガソリン車中級グレードです。
Si 2WD/4WD 2,745,360円~
引用:https://toyota.jp/noah/grade/si/
ノアのガソリン車上級グレードです。
特別仕様車 Si”W×B” 2WD/4WD 2,839,320円~
引用:https://toyota.jp/noah/grade/special/
ノアのガソリン車最上級グレードです。
Si”GR SPORT” 2WD 3,257,280円~
引用:https://toyota.jp/noah/grade/gr_sport/
ノアにGRチューニングを施したスポーツモデルです。
HYBRID X 2WD 3,014,280円~
引用:https://toyota.jp/noah/grade/hy_x/
ノアのハイブリッド車スタンダードグレードです。
HYBRID G 2WD 3,142,800円~
引用:https://toyota.jp/noah/grade/hy_g/
ノアのハイブリッド車中級グレードです。
HYBRID Si 2WD 3,269,160円~
引用:https://toyota.jp/noah/grade/hy_si/
ノアのハイブリッド車上級グレードです。
特別仕様車 HYBRID Si”W×B” 2WD 3,363,120円~
引用:https://toyota.jp/noah/grade/special/
ノアのハイブリッド車最上級グレードです。
さて、エスクァイアとノアの価格をご紹介しました。
全体を通してエスクァイアの方が高額なのがわかります。
エスクァイアはノア・ヴォクシーと比較して高級感を追求し、パーツの形状が同じでもメッキが施されていたり、ブラックメタリックになっていたりとよりきらびやかな作りになっています。
よって、価格や高級感ではエスクァイアに軍配が上がります。
ただし、ノアにはエスクァイアにないものとして「特別仕様車」の存在があります。
特別仕様車はノア・ヴォクシーに用意されており、その名の通り様々な部分で特別製のパーツが使われています。
メッキだったガーニッシュはスモークメッキになり、LEDのループランプがつけられ、更にスピーカーが6スピーカーとなるなど、ノアの高級感が最大限発揮されたモデルとなっております。
ここまでくるとエスクァイアと互角に立ち回れる高級感を持ったミニバンに生まれ変わるのです。
逆に言えば、エスクァイアは通常モデルですでに高級感漂うミニバンに仕上がっているということですね。
【トヨタ・エスクァイア】vs【トヨタ・ノア】の大きさを比較
引用:https://toyota.jp/noah/exterior/
次は、エスクァイアとノアの大きさを比較してみましょう。
トヨタ・エスクァイアの大きさ
引用:https://toyota.jp/esquire/interior/
エスクァイアの大きさは次の通りです。
全長:4,695mm
全幅:1,695mm
全高:1,825mm(4WD車は1,865mm)
室内長:2,930mm
室内幅:1,540mm
室内高:1,400mm
トヨタ・ノアの大きさ
引用:https://toyota.jp/noah/interior/
ノアの大きさは次の通りです。
全長:4,695mm(Siは4,710mm)
全幅:1,695mm(Siは1,735mm)
全高:1,825mm(4WD車はSiが1,870mm、GとXが1,865mm)
室内長:2,930mm
室内幅:1,540mm
室内高:1,400mm
※特別仕様車とGR SPORTはエスクァイアに該当車種がないため、省略します
以上、両車の各寸法になりますが、いかがでしょうか?
兄弟車種なので当たり前ですが、ほぼ同じです。
ただし、ノアのSiグレードのみやや広く、長くなっています。
実は、Siグレードに限って限定のエアロパーツが標準装備されています。
すると、フロントバンパーとリアスポイラーの影響で伸び、サイドスカートの影響で広くなります。
その結果Siがやや大きいという結果になっています。
ちなみにこのサイズアップの影響で、ノアのSiのみ3ナンバー、あとのノア・エスクァイアが5ナンバーになっています。
この現象はヴォクシーも同様で、ヴォクシーのエアロパーツ装着グレード「ZS」は3ナンバー、他のグレードは5ナンバーになっています。
【トヨタ・エスクァイア】vs【トヨタ・ノア】の燃費を比較
最後に、エスクァイアとノアの燃費を比較してみましょう。
尚、燃費の数値は国土交通省の定める審査基準(JC08モード)で測定された数値です。
エスクァイアの燃費
引用:https://toyota.jp/esquire/performance/eng_hv/
ハイブリッド車:23.8km/L
ガソリン車(2WD):16.0km/L
ガソリン車(4WD):14.8km/L(Gi),15.0km/L(Xi)
ノアの燃費
引用:https://toyota.jp/noah/performance/eng_hv/
ハイブリッド車:23.8km/L
ガソリン車(2WD):16.0km/L
ガソリン車(4WD):14.8km/L(Gi),15.0km/L(Xi)
さて、両車の燃費をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
言うまでもありませんが、名前や形が違うだけで中身はほぼ同じなので。燃費もほぼ同じです。
エンジンの形式はもちろん、エンジンの最高出力も最大トルクも、パワードレインに関していえば完全に一致です。
違うところといえば車重ぐらいなのですが、子供1人分あるかないかの違いなので、あまり影響しません。
ちなみに、両車ともハイブリッドには3つの走行モードがあります。
モーターのみの静かな走行で近隣の迷惑にならないEVドライブモード、燃費向上に力を入れられるエコドライブモード、パワーあふれる軽快な走りが楽しめるパワーモードの3種類です。
これらの走りを使い分けて、燃費にこだわるところはこだわり、パワーが必要なときは力強く走るようにしたいですね。
それ以外の走行アシストも、燃費向上に一役買ってくれているものばかりです。
ここまでくると、どっちを選ぶかはなんだか見た目で決まりそうな気がします。
【トヨタ・エスクァイア】vs【トヨタ・ノア】まとめ
引用:https://toyota.jp/esquire/exterior/
ここまでトヨタ・エスクァイアとトヨタ・ノアを比較してきましたが、いかがでしたか?
高級感を演出しつつも価格をおさえ、実用性の高い広さを持つエスクァイア。
様々な部分でエスクァイアとパーツを共用しつつも、多様なグレードで存在感を発揮するノア。
双方違うベクトルでつくられている車でしたが、やはり兄弟車種なのでほとんどの部分が「ほぼ同じ」となってしまうミニバン対決でした。
家族で楽しい空間をつくるノア、豪華でラグジュアリーな空間をつくるエスクァイア、といったところでしょうか。
ノア、ヴォクシー、エスクァイアの3兄弟はこれからも、お互いにしのぎを削りながらミニバン業界のトップをめざしていくでしょう。
さて、皆様の審美眼にとまったのは、どちらの車でしょうか。
アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/noah/