エスクァイア は、トヨタ自動車から2014年に発売された7~8人乗りの中型ミニバンです。
トヨタ自動車からは、同じくらいのサイズであるノアとヴォクシーが発売されていますが、この2車よりも、上質感と上級感、そして高級感を持たせることを目的に開発されたと言われています。
フロントエンブレムには、「騎士と貴族服の襟」をモチーフにしているものが使われ、高級感を醸し出しています。
「日本も、私も、ここからだ。」というキャッチコピーは、1つ上に行こう、もっと充実した人生を目指そう、という男性ユーザーたちへのメッセージなのだそうです。
そんな高級感を、まずは試乗で確かめたいという方に、試乗評価をご紹介していきます。
トヨタエスクァイアの実際の試乗レポート
引用:https://toyota.jp/esquire/exterior/?padid=ag341_from_esquire_navi_exterior
「トヨタ・エスクァイア」のグレードと価格は次の通りです。
Gi“Premium Package”(298万円~)
Gi(289万円〜)
Xi(267万円~)
HYBRID Gi“Premium Package”(335万円~)
HYBRID Gi(330万円~)
HYBRID Xi(315万円~)
ガソリン車には、2WD、4WDどちらも用意されていますが、ハイブリッド車は、2WDのみの選択です。
さて、「エスクァイア」は、エンジンの種類やボディサイズなどの基本的な部分は「ヴォクシー」や「ノア」のままですが、フロントマスクや内装の仕上げという見た目が豪華な部分は違ってきます。
引用:https://toyota.jp/esquire/
この豪華さに関してですが、「シートが合皮になったので、見た感じは豪華になっているけれど、個人的には3列目シートが滑りやすいことが気になりました。格納できるようにシートは薄くて、座るとやや心細い感じがありましたが、合皮シートだとお尻が前にズレてしまいます。」という試乗の感想がありました。
他にも、実際に試乗したドライバーからの声です。
「走りに関しては、評判の高いノア、ヴォクシーと同じでやはり良いです。カーブでも背の高さを感じさせない身のこなしだったので、乗用車のような感覚で運転することができて初めは驚きました。」
「エスクァイア」では、気流に小さな渦を作り出し、ボディを左右から押さえつけるエアロスタビライジングフィンが採用され、秀でた操縦安定性を実現しています。
「さすがトヨタと思わされる本格ハイブリッドのエンジンの停止、再始動マナーで、静粛性はクラストップだと思います。
操縦性は、基本的に安定しているので、どんなドライバーでも不安感なく、トヨタの優秀さが分かりました。」
引用:https://www.webcg.net/articles/-/31695
静粛性に関しては、ドアミラーの形状に工夫が施されることによって風切音を低減し、遮音材によるノイズ対策も徹底させ、静かさを実現しています。
「子どもたちも、乗り降りがしやすいです」という声が多いのは、クラス1位の運転席は390mm、セカンドシートへの乗り込み部分は360mmという低床になっていて、乗り降りラクラクを売りにしているからと言えるでしょう。
トヨタエスクァイアの試乗した評価
引用:https://toyota.jp/esquire/interior/?padid=ag341_from_esquire_navi_interior
初期の新車での受注状況は、ハイブリッド車が約6割を占めているそうで、他のミニバンでのハイブリッド車の割合は3割くらいなので、「エスクァイア」のハイブリッド比率は抜群に高いと言えます。
2017年7月にマイナーチェンジされた「エスクァイア」は、それまでよりも内外装が豪華になったように見えますが、この時のマイナーチェンジで新しくハイブリッドのグレードが登場しました。
ここでは、そのハイブリッド Gi プレミアムパッケージの試乗評価を紹介します。
車内へ入った時に感じる雰囲気は、「ヴォクシー」や「ノア」よりも上質で、「アルファード」よりは劣るように感じます。
ステッチが多く入っているためか少しごちゃごちゃしたように見えますが、シートの生地は柔らかく座り心地も上質です。
引用:https://iketel.xyz/esquire_rearsheet
ただしハイブリッド Gi プレミアムパッケージでは、1列目シートの下側に駆動用電池が設置してあるため、2列目に座った人の足が、1列目シートの下に収まりにくくなってしまいました。
2列目シートはロングスライドが可能なので、大人が座る場合は2列目シートを後方にスライドさせることでゆったりできますが、3列目シートにも乗車したい場合、3列目シートの空間は狭まってしまいました。
ミニバンに期待したラゲッジスペースは、3列目 シートを使用しているときはほとんど使えなくなってしまいますが、シートアレンジは自由にできるため、自転車を乗せることも可能なようです。
また安全面ですが、車両接近通報装置がハイブリッド車には標準装備されています。
引用:https://toyota.jp/esquire/
発進から車速25km/hまでのEV走行中、または後退中にも自動で発音して歩行者に音を伝えてくれるそうで、静かすぎるハイブリッド車は、歩行者に気付いてもらいにくいという声にも対応しています。
少し辛口な評価もありました。
「坂道はちょっとパワー不足が露呈してガーッと鈍い音を上げて頑張っている感じがしました。アクセルを踏んだところでスピードはあまり出ないし、燃費にも良くないのでこんなものだと思うしかありません。」
引用:https://autoc-one.jp/toyota/esquire/report-3472670/
上級クラスの「アルファード」とは差が出てしまうと感じる人もいるようでした。
しかしながら、車高があり、窓も大きいので視界が開けていて前も横も見やすいことや、ハンドルの操作性がとても良いので、車の運転に慣れていないという方でも扱いやすそうです。
ハンドルの操作性については、ガソリン車でも良いと感じた方が多いようです。
トヨタエスクァイアの試乗のポイントは?
引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/31695
特別に新しい機能がなくても、「エスクァイア」の走りや快適性に不満が出ていないのは、基本となる「ヴォクシー」「ノア」が優秀なミニバンだからと言えそうです。
さらに、「エスクァイア」試乗モデルは本格ハイブリッド車であるため、静粛性、操縦安定性、乗り心地、燃費のすべてを試乗で確かめてみると良さそうです。
ダントツの低燃費を誇る「エスクァイア ハイブリッド」ですが、カタログには、JC08モード燃費23.8km/Lとあります。
ある人は、試乗でのECOモードを使っての走行で平均燃費は、18.8km/Lと言っていたり、インターネットサイトでの平均実燃費を調べると16.6km/L、高速道路では20km/Lを超えるとありました。

ガソリン車は、4WDが16.0km/L、2WDが14.8km/Lと、こちらもクラストップの低燃費と言えます。
実燃費では、11~12km/L程度であり、十分に良い燃費だと思って良いでしょう。
ただし、高級感を持たせた「エスクァイア」は、車両本体価格がやや高くなっています。
ガソリン車との差額を燃費が良くなった分のガソリン代で埋めるのは難しいかもしれませんが、ハイブリッドの乗り心地や静粛性、またはエコを気にかけるなら、ハイブリッド車も検討する価値がありそうです。
トヨタによると、購買層は基本的にはファミリーカーのくくりにしていますが、実際には定年後で子どもが親元を離れた方などもおり、幅広い世代に人気があるようです。
<試乗のポイント>
引用:https://gazoo.com/impression/guide/150209_1.html
クルマをじっくり乗ってみたい方は、直進、カーブ、坂道、バックなどいろいろな道路を思い通りに走ることができるのか試してみましょう。
発進時の加速はスムーズか、アイドリング音は気にならないかも試しましょう。
家族や友人など、これから一緒にクルマに乗る方に同乗してもらったり、運転を交代しながら試乗することもできます。
室内では、シートの乗り心地だけでなく、スイッチの操作の仕方やカップホルダーなどの装備も便利さや質感をチェックしてみましょう。
自宅の車庫や駐車への出入りが気になる方は、スタッフに相談し、一緒に試してみることもできるようです。
アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/esquire/

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