幅広い世代に人気のあるハイブリットコンパクトカーのホンダ・フィットとトヨタ・プリウス
比較とするとどのような違いがあるでしょうか?
ホンダ・フィットとトヨタ・プリウスを以下の3点で比較します。
①【ホンダ・フィット】VS【トヨタ・プリウス】は価格はどっち?
②【ホンダ・フィット】VS【トヨタ・プリウス】大きさは?
③【ホンダ・フィット】VS【トヨタ・プリウス】燃費はどっち?
それでは3点をそれぞれ比較します。
目次
【ホンダ・フィット】VS【トヨタ・プリウス】は価格はどっち?
まずは、各グレードの本体価格を比較します。ハイブリットモデルのみをピックアップして比較してみましょう。
■ホンダ・フィットの価格(税込価格)
HYBRID:1,699,920円~
HYBRID・F:1,815,480円~
HYBRID・L Honda SENSING:2,079,000円~
HYBRID・S Honda SENSING:2,205,360円~
■トヨタ・プリウスの価格(税込価格)
E:2,429,018円~
S:2,479,091円~
A:2,777,563円~
Aプレミアム:3,107,455円~

■価格比較(税込価格)
ローグレード
ホンダ・フィット HYBRID:1,699,920円~
トヨタ・プリウス E:2,429,018円~
差額:729,098円
ハイグレード
ホンダ・フィット HYBRID・S Honda SENSING:2,205,360円~
トヨタ・プリウス Aプレミアム:3,107,455円~
差額:902,095円
価格を比較すると、ホンダ・フィットの方が、最低価格が70万円ほど低くお買い得です。
最上位車でも100万円近くホンダ・フィットが安く購入できます。
金額だけでは比較することはできませんが、初期のコストを低く抑えることを重視する方にはホンダ・フィットがおすすめできそうです。
単純に各グレード比較しているので、オプションの有無や内観・外観で価格の変化はあります。その際にはほしいグレードとオプションなどを
明確にして、比較してみてください。また、金額が大きいグレードのほうが、一般的には値引き幅が大きくなります。
ディーラーで交渉する際に、比較する車種があると交渉もしやすいので、目安として利用してみてください。
さて、車は乗るものです。快適に利用するためには大きさも重要です。
今度は、車体(全長、全幅、全高)、室内・ラッゲジの大きさに違いがないか?チェックしてみます。
【ホンダ・フィット】VS【トヨタ・プリウス】大きさは?
大きさですぐに気になるのが、車体です。ホンダ・フィットとトヨタ・プリウスを車体の大きさを比較してみます。
■ホンダ・フィットの大きさ(m)※フィットHYBRID
全長:3.955
全幅:1.695
全高:1.525
■トヨタ・プリウスの大きさ(m)
全長:4.540
全幅:1.760
全高:1.475
運転の際に気になる全長・全幅ですが、ホンダ・フィットが少し小ぶりです。女性や高齢者など運転が得意でない場合でも
小さな車体は扱いやすいためホンダ・フィットの方がおすすめしやすいようです。
運転も得意だし、気にしない方や駐車場が大きいご家庭であればトヨタ・プリウスも扱いにくいとは言えないと思います。
変わって、高さですがホンダ・フィットが上回っています。全体的に運転席の高さにも影響しますので
運転が得意、不得意に関わらず視野が広くなり、運転しやすい傾向がありそうです。
また、室内やラゲッジも自然と大きくなることになりますので快適なカーライフで重要な指標になりそうです。
その点は、ホンダ・フィットに軍配が上がりそうです。
ぜひ、車体の大きさ・高さの違いは、試乗して確かめてみてください。体感すると違いがわかりやすくなります。
それでは続いて、室内・ラッゲジも比較してみます。
■ホンダ・フィットの室内の広さ(m)※フィットHYBRID
長さ:1.935
幅:1.450
高さ:1.280

■トヨタ・プリウスの室内の広さ(m)
長さ:2.110
幅:1.490
高さ:1.195
室内の長さ、幅ではトヨタ・プリウスが大きくなっています。特長はリアシートにあります。トヨタ・プリウスのリアシートは、
6:4分割可倒式で長尺の荷物を積む事できるようになっており、室内スペースを広く使える設計です。
変わって、ホンダ・フィットは、高さで上回っています。トヨタ・プリウス同様に室内を広く使う工夫がされており
「センターダイレクト」という燃料タンクの配置するホンダの独自技術により後部座席が広く、大人もラクに乗れるようになっています。
コンパクトカーでは、室内、特に後部座席が狭く、「子供ならちょうど良いが、大人だと手狭」という状況がありますが
ホンダ・フィットとトヨタ・プリウスではそのような問題は起きない設計です。
それでは、ラッゲジスペースの違いはどうでしょうか?
■ホンダ・フィットのラゲッジの広さ(mm)
長さ:680(5名乗車時)
幅:1,135
高さ:860(5名乗車時)
※数値はホンダ社の測定値

■トヨタ・プリウスのラゲッジの広さ(mm)
長さ:890
幅:1,390
高さ:715
※数値はトヨタ社の測定値
単純な数値比較では、トヨタ・プリウスが上回っています。トヨタ・プリウス前述の6:4分割可倒式のリアシートを採用しており、
シートを倒すことで大きき荷物を積むことができることが最大の魅力です。
一方のホンダ・フィットは、これも前述の「センターダイレクト」により、荷室も広くなっています。
トヨタ・プリウスのようにシートを倒すことなく、大きな荷物をラクラク積み込むことできます。
乗り込む人数を5人確保しながら荷物も積みこみたい!という要望にはホンダ・フィットなら応えてくれそうです。
続いて、維持コストに密接にかかわる燃費についてです。
【ホンダ・フィット】VS【トヨタ・プリウス】燃費はどっち?
ホンダ・フィットとトヨタ・プリウスの燃費(JC08モード)をまず比較します。
■ホンダ フィット※フィットHYBRID
JC08モード燃費:36.4km/L
■トヨタ・プリウス
JC08モード燃費:34.0km/L
公表数値では、ホンダ・フィットが上回る数値です。しかし、これは、カタログスペックであり
実際の路面では達成することは難しい数値です。これだけでは比較するのは難しいため
一般走行時の実燃費でも比較してみましょう。
■ホンダ・フィットの実燃費※フィットHYBRID
一般走行:約23.0km/L
■トヨタ・プリウスの実燃費※トヨタ・プリウスS
一般走行:約24.6km/L
ネットでカーオーナーが掲載している情報を参考にしてみると、トヨタ・プリウスに軍配が上がるようです。
ただ、ホンダ・フィットもトヨタ・プリウスも優れた燃費性能を持っています。
路面状況にもより、変化が大きい数字でこれだけ近しい数値であればほぼ互角と言っても良さそうです。
【ホンダ・フィット】VS【トヨタ・プリウス】まとめ
いかがでしたでしょうか?コンパクトカーとしての小ぶりであること、低価格で、車内も広め、ラゲッジスペースも
アウトドアやお買いものでも不自由しない広さなど、総合的にはホンダ・フィットがおすすめできそうです。
また、お金に余裕があれば、トヨタ・プリウスも見逃せない選択肢です。ぜひ、試乗もしてみて
乗り心地や外観も比較してみてください。