2018年7月の発売以来、大人気のスバル 新型フォレスター。
これを読んでいるあなたも、きっと気になっている一台なのだと思います。
新型に切り替わって、新たに3つの魅力的なニューカラーが設定されています。
今回はそんなスバル 新型フォレスターのボディカラーについて見ていきたいと思います。
目次
スバルフォレスターの色見本は?
それでは、新型フォレスターのボディカラーを一つずつ見ていきましょう。
ホライゾンブルー・パール
今回の新型から採用された新色です。
先代(SJ5)フォレスターのX-BREAKだけに採用されていた特別色「クオーツブルー・パール」と入れ替わりで採用され、
今回は逆にX-BREAK以外の全グレードで選択できるようになりました。(X-BREAKは白、黒、シルバー、グレーのみ)
スバルのモータースポーツイメージカラーである「WRブルー」よりも彩度が低く、
淡い印象の青は「新しいスバル」を感じさせる色ですね。
ダークブルー・パール
先代(SJ5)フォレスターの後期や、先代インプレッサ(GP・GJ型)の後期型から継続採用されている「ダークブルー・パール」です。
それまで「ディープシーブルー・パール」という濃紺のボディカラーが採用されていましたが、このボディカラーにチェンジしてから、
よりトーンの暗い、ともすればブラックと見まごうばかりの濃紺となりました。
非常にフォーマルでありながら、ブルーカラーなのでカジュアルでもキマるという、目立ちませんがオシャレなボディカラーです。
ダークグレー・メタリック
先代(SJ型)の初期から継続採用されている「ダークグレー・メタリック」です。
「日の光に当たらなければほぼブラック」と言われるほどのボディカラーですので、
ブラックのボディカラーを選びたいが、汚れやすく洗車の頻度が上がってしまうことや、
小傷が目立ちやすいことなどを気にしている方は、このボディカラーを選ぶと良いでしょう。
またこうした色は、スバル 新型フォレスターの特徴的なボディサイドのプレスラインを一層際立たせ
彫りの深いイメージを強調し、力強く見せてくれる効果も期待できます。
セピアブロンズ・メタリック
先代(SJ型)フォレスターの後期型から採用されている「セピアブロンズ・メタリック」です。
特に同モデルのイメージカラーとなったほどの色で、そこそこ人気もありました。
上位車種「アウトバック」のイメージカラーに「タングステン・メタリック」というボディカラーがあるのですが、
これに非常に近い「バーニッシュドブロンズ・メタリック」というボディカラーが
先代(SJ型)フォレスターの前期に一時期採用されておりました。
しかしあまり人気が振るわずにラインナップから落ちてしまいました。
やはりフォレスターはダーク系のボディカラーが似合うようです。
ジャスパーグリーン・メタリック
現行(BS型)レガシィアウトバックの後期型から採用されている新色です。
アウトバック専用色と思われていましたが、スバル 新型フォレスターにも採用されました。
フォレスターの車格が上がったことを実感させるボディカラーです。
ちなみに、スバルのグリーン系ボディカラーでいうと、
先代(SJ型)フォレスターの後期型に「ジャスミングリーン・メタリック」というボディカラーが設定されていました。
日本車離れした、もっと言うとフランス車的なイメージさえ漂う淡いグリーンのボディカラーに、
一部の輸入車フリークから大絶賛を受けるといううユニークなカラーリングでしたが、新型フォレスターでは不採用となりました。
クリムゾンレッド・パール
先代(SJ型)フォレスターに採用されていた「ヴェネチアンレッド・パール」からスイッチした「クリムゾンレッド・パール」です。
従来はややダーク系の赤で、いわゆるワインレッドといった感じでしたが、彩度が上がり、より印象的なボディカラーとなりました。
スバル 新型フォレスターの「PREMIUM」グレードのイメージカラーでもあります。
こうしたレッド系のボディカラーの潮流は、間違いなくマツダ CX-5(KE型)の「ソウルレッド」系から始まっており、
トヨタやホンダのSUV系車種もこぞって彩度の高いレッド系のボディカラーを採用しました。
スバルも流行に乗り遅れるな、と言わんばかりにかの「ヴェネチアンレッド・パール」を訴求したのですが、
実際の色味がレッドというよりは「ワインレッド」に近く、
それをカタログでさも「レッド」であるかのように謳っていたために、「詐欺だ」と一部ユーザーから不評を買ったようです。
残るは「クリスタルホワイト・パール」、「クリスタルブラック・シリカ」、「アイスシルバー・メタリック」です。
スバルフォレスターの人気カラーはこれだった!
スバル 新型フォレスターでも特に人気の3つのボディカラーを紹介していきます。
クリスタルホワイト・パール
先代(SJ型)フォレスターの後期型から採用されている「クリスタルホワイト・パール」です。
最初に採用されたのは現行(VM型)レヴォーグの前期型で、
クリア層の厚さをその特徴としており、このクリア層のことを「レヴォーグクリア」と呼ぶほどの力の入れようでした。
ただ現在はその呼称は一切使用されておらず、スバルの数多ある黒歴史の一つとなっているようです。
クリスタルブラック・シリカ
先代(SJ型)フォレスターから長らく採用されている「クリスタルブラック・シリカ」です。
ソリッド塗装のブラックと違い、キラキラしているので多少は小傷は目立ちにくくなっていますが、やはり気を使います。
しかしスバル 新型フォレスターに一番似合う色でもあり、キレイにしたときの満足感は他ボディカラーとは一線を画します。
今回はルーフレールもブラックアウトされているので、賛否が分かれるポイントとなるかもしれませんね。
アイスシルバー・メタリック
長らく採用されている「アイスシルバー・メタリック」は、
先代(SJ型)フォレスターの最上級グレードであった「XT」グレードのイメージカラーでもありました。
適度にフォレスターのゴツさが強調され、汚れ・小傷が目立ちにくくある程度メンテナンスに手間がかからないなと、
いろいろなメリットがあるため、地味ながら人気のあるボディカラーです。
人気のボディカラーは、定番のカラーリングに落ち着いているようです。
スバルフォレスターの手入れはこうやろう
「ダークブルー・パール」や「クリスタルブラック・シリカ」などの色が敬遠される理由として、
お手入れの煩雑さが挙げられると思います。
黄砂の舞う時期や学校の運動場の近くなどに置いておくと、たちまち誇りまみれて白っぽくなってしまいますし、
そんな状態からうかつに洗車機などに掛けると、最悪の場合ボディが小傷だらけになってしまうこともあります。
もちろんボディコーティングを施すことによって多少は防がれますが、万全ではありません。
洗車の基本は、こまめに、たっぷりの水を使って、キレイな雑巾で拭き上げるということに尽きると思います。
汚れた状態で放置されると、その状態でボディ表面に焼き付いて、塗装面を傷めてしまうことになりかねませんし、
最近の酸性雨や樹液などは、放置しておくと塗膜を侵食して「水玉模様」をボディ表面に作ってしまいます。
ですからこまめな洗車は欠かせませんし、ダークカラーであればなおこのと、というわけです。
さらに洗車時には大量の水で付着した小石や大きなゴミを落としてから、擦り洗いに移行してください。
そうでないと、その小石や大きなゴミごとボディ表面を擦り上げてしまい、洗車傷の原因となります。
そして拭き上げのときは、洗車で使用した雑巾は使用せず、別なキレイな雑巾で拭き上げるようにしてください。
洗車時に雑巾に噛み込んだ微細なゴミによってボディ表面に洗車傷を付けないためです。
そして仕上げにしっかりワックスを塗ってあげれば、次の洗車時も汚れがスルリと落ち、お手入れがラクになります。
これらのことに注意して、キレイなスバル 新型フォレスターをキープするようにしましょう!
アイキャッチ画像引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/special/photo.html