水平対向エンジン×フルタイム4WDで走りの力強さがあるスバルフォレスター。
走りに対する定評は折り紙付きですが、内装というのは常に味気ないという評価を得てきました。
しかし、昨今のフォレスターは他社のSUVに負けないほどの内装を備えるまでになりました。
どう進化したのか?ご覧いただければ理解してもらえると思います。
スバルフォレスターの内寸はどうなの?
居住性も去ることながら乗り心地が格段に上がったフォレスターの、内寸から見ていくことにしましょう。
- 室内長:2,110mm
- 室内幅:1,545mm
- 室内高:1,270mm
- 乗車定員:5
ホイールベースが先代より+30mmとなったことで、リアシートの居住性がアップしている模様。
先代はドライバーシートメインで作り込まれており、リアはあくまで取ってつけたような印象を与えてしまっていました。
しかし、今回はレビューにもそのような声はなく、居住性が高まって乗り心地が良いという声がとても多くなっています。
また、室内全体の大きさから一つあたりの面積を出してみると814㎟となり、三菱のアウトランダーは一つあたりが697㎟なので
余裕がある作りになっていることは一目瞭然ですね。
リアシートにもエアコンの送風口が設置しておりより快適に乗れるものとなっています。
USBポートやシートヒーターまであり、まるで飛行機や新幹線の中のような快適な乗り心地が提供されています。
ラゲッジも大きい!
DYNAMIC×SOLIDというのはエクステリアだけではなく、インテリアにもこのデザインフィロソフィーは生きています。
520Lと大容量で、荷室の内寸もとても大きく荷室最大幅が1300mmもあってゴルフバックが3つは余裕で入るような大きさなのです。
荷室高は884mmあり、パワーゲートワンタッチで開くのでとても助かります。
荷物を降ろしたあとは、開口部に二人で座ってスキーのブーツを履いても問題ないでしょう。
シートを一つ倒せば、ここにはスキーの板が縦にすっぽり収まってしまう収納力。
巷で、クルマにルーフキャリアを積んでスキー板が載っているクルマを見かけなくなったのはこの影響かもしれませんね〜。
また、当然ながらドライバーのシートは相変わらずの視界の良さを確保してあり、スバルが提唱する「0次安全」という考え方に基づいてセンターコンソール、マルチディスプレイ等は全て邪魔しない作りになっています。
スバルフォレスターの内装色の選択できる範囲は?
スバルと言えば内装は残念だ。。走るのに内装とかどうでもいいでしょ?といった感じの割り切ったところがなんともスバルらしいと言えばそれまでかもしれません。。
しかし!今回は一味も二味も違うというのは前述の通りですが主力車ともなると尚、力が入っています!
今回はグレードごとに異なったシートを展開しています。
Touring:Touring用ファブリック / トリコット+合成皮革(シルバーステッチ)
Premium:Premium&Advance用ファブリック / トリコット+合成皮革(シルバーステッチ)
X-BREAK:撥水ファブリック / 合成皮革(レッドオレンジステッチ)
Advance:本革シートブラウン(シルバーステッチ)※メーカー装着オプション
まずは一番スタンダードな基本となるTouringモデルは黒を基調としたシートにコンソール。
一見地味かな?と思いきや、機能的なコンソールや、マルチディスプレイ、またメーター周りの発色を考えると黒が一番映えます。
逆を言うとこれらの発色する機能的なものは、色が変えらないので黒を前提に造っているものだと思われます。
オプションでLEDライトや、発光するものを装着するとなると尚のことでしょう。
全体のバランスを考えればこれは黒一択で選ぶことになるでしょう。
そして、一番スバルフォレスターらしく武骨で男らしいSUVを象徴する内装と言えます。
この黒のチョイスはTouringとPremiumとでトリコット(編み方)が異なるようです。
次はX-BREAK、グレー基調の撥水ファブリックを使用しており他社でも展開されている撥水仕様です。
雪や、水などそのままどうぞといったシートで一番アクティブに扱うのにもってこいのシートなのです。
また、オレンジレッドのステッチが前面に入り、シフト、エアコン送風口などに配色されたオレンジも印象的です。
レビューでは概ね、このモデルの内装が一番人気なようで気に入ったといった書き込みが目立ちます。
エクステリアのクリスタルホワイトパール(メーカーオプション)×オレンジのコラボレーションもとてもキレイです。
若いユーザーにはとてもウケのよい内装であり、スバルのデザインフィロソフィー、「DYNAMIC×SOLID」を体現したモデルと言えましょう。
最後に、Advanceのオプション設定されているブラウンの本革シートです。
Advanceはe-Boxerのモデルとなっており、現フォレスターでは最上級車種のグレードとなります。
ともなると、やはり高級車の装いの基本本革シートとなります。
今回は色がとても特徴的で、外から見てもすぐにわかるような色となっています。
一味違った大人のSUVを演出するにはうってつけの素材と言えましょう!
スバルフォレスターの内装を改造したい?できます!!
まずは、メーカー純正のオプションではスエードのオプションが一押しとなっています。
近頃は高級スポーツカーでアルカンターラ仕様といったものを度々見かけます。
これはスエードの高級モデルですので、純正のウルトラスエード(東レの登録商標)を装着してみるとぐっと引き締まってきます。
フォラーリや、アウディR8などでも見かけるので負けない印象を与えることも可能です!
触り心地もとても良く、耐久性も兼ね備えているのでクルマの内装にはうってつけなアイテムということですね。
そしてスバルと言えば何と言っても「STI」です。
ややレーシングな印象になりますが、シフトノブやアルミペダルの設定があります。
純正からの交換となるとかなり印象が異なるので、クルマに乗ろう!という気持ちにさせてくれるアイテムです。
日々の行き来にも、一味異なった与えてみてはいかがでしょう。
休みの日、仕事の帰りなどエンジンを掛けるのが楽しくなるパーツであり高揚感をあたえてくれる赤いエンブレムなのです。
スバリストともなれば必ず一つは備えておきたいアイテムのひとつでしょう。
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/
また、今回はメーカーオプションで光るアイテムが多く設定されています。
ドリンクホルダーイルミネーション、フットランプ、ウェルカムライト、リヤゲートランプ等々。
夜にふわっと光ると、何とも気持ちが高揚してしまいます。
近年、クルマのインテリアとしてもとても人気なのも発光アイテムですが、LEDライトの普及とともに省電力で動くのでうってつけですね。
メーカー純正で付ければ面倒な作業は不要ですので、収まりもよくておすすめです。
先代のフォレスターでも人気だった「DIATONE SOUND NAVI」が今回もセッティング可能です!
スバル専用チューンされたスピーカーも装着されており、ナビのオーディオとは思えない臨場感がたまらない模様。
クルマの中で音楽を楽しむ方はとても多く、お金をかけると青天井となってしまうのがオーディオです。
「DIATONE」というのは元々オーディオの名門メーカーです。
そこがナビ&カーオディオを作ったとなれば、期待は否が応でもあがってしまいます。
家のリビングで聴くために作っていたオーディオのメーカーがクルマ用にチューンを施したとあれば試してみる価値はアリです。
Advanceなどハイブリッドと合わせて静粛性の高いグレードに、ハイパフォーマンスオーディオというのはとても相性が良いのです。
アイキャッチ画像引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/special/photo.html