高級感のあるSUV車、トヨタ・ハリアー。
1997年の発売から現在まで、人気の高い車です。
車を購入する際に確認することの1つに燃費をあげる人が多いのではないでしょうか。
トヨタ・ハリアーの燃費はどうなのでしょうか。
実燃費、歴代のトヨタ・ハリアーの燃費も含め紹介します。
目次
トヨタハリアーの燃費はどう?

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トヨタ・ハリアーの燃費はどうなのでしょう。
ライバル車と比較しながら紹介します。
トヨタ・ハリアーのガソリン車・ターボ車のカタログ燃費
トヨタ・ハリアーガソリン車は2,000㏄の排気量で、
ガソリン車JO08モード(2WD):16km/L
ガソリン車JO08モード(4WD):14.8~15.2km/L
ターボ車JO08モード(4WD):12.8km/L
となっています。
他のSUV車は、どうなっているのでしょう。
トヨタ・ハスラーの1番のライバル車と言われるのは、日産・エクストレイルです。
日産・エクストレイルは、ガソリン車:JO08モード:16.4km/Lとなっていますので、トヨタ・ハリアーより日産・エクストレイルの方が燃費が良いです。
SUV車ガソリン車、燃費上位3位
1位:ホンダ ・ヴェゼル X(JO08モード):20.6km/L
2位:日産・ ジューク 15RX(JO08モード):18.0km/L
3位:スズキ エスクード(JO08モード):17.4km/L
となっています。
1位はホンダ ・ヴェゼル Xとなっています。
排気量は1,500㏄の車で20㎞/Lを超す燃費は、SUV車の中でも群を抜いてよい燃費であるといえます。
2位の日産・ジュークは、排気量1,500㏄の車で18km/Lとなっています。
日産・ジュークはコンパクトのクラスのSUV車です。独特のデザインから今までのSUV車と違い、おしゃれで年齢問わず人気の1台です。
18km/Lは優秀ですね。
3位のスズキ・エクスシードは排気量1,400㏄の車で17.4km/Lとなっています。
スズキ・エクスシードは、スズキ車のSUV車として30年の歴史を誇ります。
乗りやすさと乗り心地は快適と言われています。
上位3位を見てわかるように、排気量が1,400~1,500㏄と排気量が少ないSUV車の燃費がよいです。
トヨタ・ハリアーは、7~8位ですので、排気量2,000㏄の車では日産・エクストレイルについで2位となっていますのでまずますの燃費であるといえます。

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トヨタ・ハリアーのハイブリッド車のカタログ燃費
トヨタ・ハリアーハイブリッド車の燃費は、JO08モード4WDで21.4km/Lとなっています。
SUVの他のハイブリッド車の燃費をみてみましょう。
1位:トヨタ・CH-R(2WD):JO08モード燃費:30.2km/L
トヨタ・プリウスと同じ1.8Lエンジンとモーターのハイブリッドを搭載し30.2km/LというSUV車でも驚異の数字を出したトヨタ・CH-Rです。
トヨタ独自の先進安全技術も採用されてますので、乗り心地も安全性能も期待できる1台です。
2位:ホンダ・ヴェゼル(2WD):JC08モード燃費:27.0km/L
1.5Lエンジンは最高出力が132psとライバル車よりスタート時の発進の早い車です。ホンダ・SUV車はSUV車の中でも特に人気の1台となっています。
3位:トヨタ・ハリアー
ハイブリッド車のランキングでは3位の燃費となっています。
他にもディーゼル車のマツダ・CX-3が23.0km/Lとなっています。
1位と2位のSUV車は全て2WD車ですので、トヨタ・ハリアーのハイブリッド車は4WDのSUV車でも1位となっています。

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トヨタハリアーの実燃費と燃費確認の情報
トヨタ・ハリアーの実燃費と燃費確認の情報はどうなっているのでしょう。
紹介します。

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実燃費の基準は、ほとんどの車が市街地(街乗り)・郊外・高速道路で実施されます。
それぞれガソリン車・ターボ車・ハイブリッド車で比較してみましょう。
カタログ燃費の約6~7割が実燃費とされます。
ガソリン車のカタログ燃費:16km/Lなので実燃費は9.6~11.2km/L
ターボ車のカタログ燃費:12.8km/Lなので実燃費は7.68~8.96km/L
ハイブリッド車のカタログ燃費:21.4km/Lなので実燃費は12.8~14.98km/L
以上の燃費が優秀な燃費といえます。
市街地(街乗り)編
市街地とは、信号や渋滞で停止したりと60km/Lで常に走行できる訳ではありません。
市街地での燃費を紹介します。
市街地の実燃費
ガソリン車:12.9km/L
ターボ車:8.9km/L
ハイブリッド車:17.4km/L
となっています。
市街地で燃費が悪くなる要因はアイドリングストップです。
エンジンを信号のたびにストップさせてしまうと渋滞時などは燃費が悪くなってしまいます。
アイドリングストップは、信号待ちで一定の時間がかかると自動でエンジンがかかります。
トヨタ・ハリアーのアイドリングストップは踏み込まないとエンジンがかからないシステムですので、エンジンが自動でかかる心配がありません。
このアイドリングストップ機能により市街地の実燃費は優秀であるといえます。

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郊外編
郊外とは、市街地と違い比較的信号の少なく走りやすい道路のことです。
ガソリン車:15.1km/L
ターボ車:12.1km/L
ハイブリッド車:19.5km/L
となっています。
郊外地は走りやすい道を走行するので、パワーもあまり必要なく走行できます。
ハンドルが軽いのとコーナーリングに不安が残るが良い燃費であるといえます。
高速道路編
最後に高速道路編です。
高速道路では、加速時のエンジンが重要になってきます。
ガソリン車:17.4km/L
ターボ車:15.5km/L
ハイブリッド車:18.9km/L
高速道路では、ハイブリッド車・ガソリン車の燃費がのびていないです。
その理由は、加速にあります。
ガソリン車・ハイブリッド車は加速が悪いです。
特に80㎞以上スピードがでると他のSUV車に比べて加速性能がおちます。
その分、ターボ車はエンジンがよく加速性能があります。

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平均実燃費と評価
ガソリン車:15.3km/L
ターボ車:11.7km/L
ハイブリッド車:18.6km/L
となっています。
ターボ車はカタログ燃費と比較しても引けをとりません。
ターボ車のエンジン性能は特に優秀であるといえます。
しかし、加速時は心配な点が多いです。
オフロードでも燃費が悪くなるでしょう。
トヨタ・ハリアーは、市街地向きの車であるといえます。

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トヨタハリアーの燃費は向上しているのか?
トヨタ・ハリアーの燃費は向上しているのでしょうか。
紹介します。
歴代のトヨタ・ハスラーの燃費
初代トヨタ・ハスラー(1997年~2003年)
初代ハリアーは、1997年に発売され、排気量3,000㏄のMCU10・15W、排気量2,400㏄のATU10・15W、排気量2,200㏄のSXU10 ・15Wの大きく分けて3つのモデルがあります。
・MCU10W(2WD)3000㏄:ハイオク4AT:9.4 ~9.5km/L
・MCU15W(4WD)3000㏄:ハイオク4AT:8.8~9.0km/L
・ACU10W(2WD)2400㏄:レギュラー4AT:10.6km/L
・ACU15W(4WD)2400㏄:レギュラー4AT:10km/L
・SXU10 W(2WD)2200㏄:レギュラー4AT:9.5km/L
・SXU15W(4WD)2200㏄:レギュラー4AT:9.1km/L
3,000㏄のエンジンは、V型6気筒3.0Lを搭載、2200㏄の直列4気筒2.2Lハイメカツインカムを搭載するエンジンとなっています。
実燃費は、約4~7km/Lとなっています。
さすがにこの頃の実燃費は悪いですね。

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2代目トヨタ・ハリアー30系(2003年~2013年)
主に220馬力3.0L V型6気筒DOHC+5速ATと160馬力2.4L直列4DOHC+4速ATのエンジンの2種類があります。
・GSU30シリーズW(2WD)3500㏄:ハイオク5AT:9.7km/L
・GSU30シリーズW(4WD)3500㏄:ハイオク5AT:9.0・9.4km/L
・MCU30シリーズW(2WD)3000㏄:ハイオク5AT:9.7km/L
・MCU30シリーズW(4WD)3000㏄:ハイオク5AT:9.1~9.4km/L
・ACU30W(2WD)2400㏄:レギュラー4AT:11km/L
・ACU35W(4WD)2400㏄:レギュラー4AT:10.6km/L
・ハリアーハイブリッド(4WD)3310cc:17.8km/L
となっています。
2003年になりようやくカタログ燃費が10km/Lを超えています。
また、2代目トヨタ・ハリアーはハイオク車が多い仕様になっています。
ガソリン車の実燃費は約6~7km/L、ハイオク車は4~6km/Lと排気量に伴い燃費が悪くなっています。
排気量に関しては、2006年にマイナーチェンジされ、3,000㏄の排気量の車をなくし3500㏄の新しいタイプの車を発表しています。
2003年にハイブリッド車を発売されています。
初代トヨタ・ハリアーハイブリッドはTHSIIと呼ばれるハイパワーハイブリッドシステムを搭載し、3.3LのV6ガソリンエンジンと高性能のモーターを組み合わせたものとして発売されました。
この頃はハイブリッド車が発売された当初でしたので、故障が多く燃費も十分ではありません。

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3代目トヨタ・ハリアー30系(2013年~現行)
3代目トヨタ・ハリアーは現行車となっており、マイナーチェンジは行われていますが、燃費は現在とかわっていません。
このことから分かるように、トヨタ・ハリアーは、燃費より高級感重視の車から2000年前半の低燃費車ハイブリッド車が登場したことにより低燃費車にシフトチェンジしています。
また、低燃費を実現するために特にアイドリングストップ機能を強化しています。
排気量の3500、3000㏄をなくすことでも税金が安くなり・低燃費化を実現しています。

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