人気のSUV車でもあるトヨタ・ハリアーは、SUV車の中でも人気の1台です。
そんなトヨタ・ハリアーを購入後にエンジンが不調の場合はどうすればよいでしょう。
トヨタ・ハリアーのオイル量、オイル粘度は何を選ぶ、費用も含めて紹介します。
オイル交換は、車のメンテナンスも含めて大事なことですので参考にしてみてください。
目次
トヨタハリアーのエンジンが不調…オイル交換時期?
トヨタ・ハリアーのエンジンが不調の際はどうすればよいのでしょう。
オイル交換時期を含め紹介します。

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トヨタ・ハリアーのエンジンが不調の際に考えられる原因とは何でしょう。
紹介します。
トヨタ・ハリアーのエンジンの不調はさまざまな原因が考えられ、不具合の報告も多く寄せられています。
・エンジン警告灯が点滅
・イグニッションコイルの故障
・エンジンオイルの劣化
エンジン警告灯の点滅については、エンジンプラグの不具合、CVTの不具合が考えられます。リコール届出がある場合もありますので、点滅時は、ディーラーに相談しましょう。
イグニッションコイルとは、エンジンを燃焼させるために必要な電気を供給する装置のことです。トヨタ・ハリアーは、イグニッションコイルが弱く、エンジンがかからなくなる症状が起こるようです。トヨタ・ハリアーのエンジンには9年メーカー保証がついていますので、そのような現象が起こったらディーラーに相談しましょう。
エンジンオイルの劣化に関しては、他の自動車でも起こり、自動車への負担が大きいものですのが定期的に交換を行えば故障を防げるものです。エンジンオイルの劣化について紹介します。
エンジンオイルの役割と劣化によっておこるエンジンへの影響

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エンジンオイルとは、一言でいうとエンジン内を循環している潤滑油のことです。
このエンジンオイルがあることによってエンジンにかかる負担や熱によるダメージを減らし、よりよい走行を行っています。
しかし、エンジンオイルは時間・走行距離が増えると劣化し、粘度の低下・オイル量が減少し、汚れてしまいます。
この粘度の低下、オイル量の減少により、エンジン内に不純物がたまります。
不純物がたまるとエンジンの動きが鈍くなり走行に不具合が生じます。
オイルの減少により、熱を吸収する冷却機能の低下、最悪の場合エンジンが焼き付いてしまい動かなくなってしまいます。
そのような状態になると、エンジンオイルだけでなくエンジン自体も購入しなければならないので、30万~40万という高い修理費用を払わなければならない可能性があります。
エンジンオイル交換時期

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トヨタ・ハリアーのオイル交換の時期はどのくらいなのでしょう。
以前の車は、エンジンの性能が悪く、
・3000~5000kmごと
・6か月に1度
がよいとされていました。
現在のトヨタ・ハリアーは、
・ガソリン車(ターボ車除く)標準交換時期:15,000km、または1年
・ガソリン車(ターボ車除く)山道走行・距離が長いなどのシビアコンディションの場合:7,500km、または6ヶ月
・ガソリンターボ車(標準交換時期):5,000km、または6ヶ月
・ガソリンターボ車(山道走行・距離が長いなどのシビアコンディションの場合):2,500km、または3ヶ月
となっています。
旧型や中古、走行距離が長い車もシビアコンディションでの走行と同じエンジンオイルの交換のタイミングが必要になります。
距離を忘れた人でも車にシールが貼られてあるので、定期的に確認するようにしましょう。
また、心配な人はディーラーには定期点検のパックがありますので定期点検を利用すると忘れずにエンジンオイル交換を行うことができます。
トヨタハリアーのオイル量は?オイル粘度は何を選ぶ?
トヨタ・ハリアーのオイル量・オイル粘度は何を選ぶのでしょう。
紹介します。

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トヨタ・ハリアーのオイル量は?
トヨタ・ハリアーのオイル量はどのくらいなのでしょう。
・型式GSU31W,GSU35W排気量3500㏄(2005年3月~2008年11月製造):オイル量5.7L:オイル・フィルター量6.1L
・型式MHU38W排気量3300㏄ハイブリッド車(2005年3月~2012年12月):オイル量4.5L:オイル・フィルター量4.7L
・型式AVU65W排気量2500㏄(2014年1月~):オイル量4.0L:オイル・フィルター量4.4L
・型式ZSU60W,ZSU65W排気量2000㏄ハイブリッド車(2013年11月~):オイル量3.9L:オイル・フィルター量4.2L
・型式ASU60W,ASU65W排気量2000㏄ターボ車(2017年6月~):オイル量4.7L:オイル・フィルター量4.9L
となっています。
一般的には排気量によってオイル量が違い、
・軽自動車は3L
・普通車4気筒エンジンで排気量2000㏄までの場合は4L
・上記以外の排気量は約5L
となっています。トヨタ・ハリアーの旧型は排気量が3000㏄を超えていましたので約6Lのオイル量、現在はターボ車が約5L、ハイブリッド車が約4Lのオイル量となります。

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次にオイルの粘度です。
粘度とはオイルの硬さのことをいいます。
ほとんどのオイルには「10W- 30」というような前半と後半の数字が粘度になります。
WはWはWinter(冬)の略のことで、前半の数字は小さくなればなるほど低温で固まりにくいので寒い地域で走行する場合には前半の数字を下げる場合があります。
10、5、0となっており、0Wは零下35度、5Wは零下30度、10Wは零下25度まで使用可能な粘度となっています。
数字が低いとエンジンへの負荷が小さく燃費もよくなります。
また、後半の数字は高温時(長距離運転・高速道路・坂道などの運転時)における粘度を表示します。
20~40といった数字が使われ、数字が高いほどオイルが固くなります。
それぞれ車の購入時のオイルが推奨オイルとなっていますので、推奨オイルを紹介します。
・型式GSU31W,GSU35W排気量3500㏄(2005年3月~2008年11月製造):5W-20
・型式MHU38W排気量3300㏄ハイブリッド車(2005年3月~2012年12月):5W-20
・型式AVU65W排気量2500㏄(2014年1月~):OW-20
・型式ZSU60W,ZSU65W排気量2000㏄ハイブリッド車(2013年11月~):OW-20
・型式ASU60W,ASU65W排気量2000㏄ターボ車(2017年6月~):OW-20
となっています。
トヨタ・ハリアーの推奨粘度は、
・5W-20
・OW-20
です。この粘度と4~6Lのオイルが必要となります。

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トヨタハリアーのオイル交換費用はこのくらいかかります
トヨタ・ハリアーのオイル交換費用はいくらかかるのでしょう。
紹介します。

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オイル交換は、オイルのみを交換する場合、オイルを浄化するエレメントも一緒に交換する場合があります。
オイルエレメント単体での交換は通常行いません。
オイル交換とオイルエレメントを交換する場合は、オイルエレメントがオイルを吸収するので通常より多めのオイルが必要になります。
オイルの種類
エンジンオイルの種類を決めます。
エンジンオイルは、ベースオイルが3種類から選べ、安いオイルから高いオイルまでと価格差があります。
それぞれの種類を紹介します。

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鉱物油…現在一般的に普及しているエンジンオイルです。このエンジンオイルの特徴はなんといっても価格が安いことです。粒の大きさにバラつきはありますが、高速道路、山道でも問題なく走行できます。価格が安い分劣化しやすい問題があります。
部分合成油…化学合成油と鉱物油を半分ずつブレンドした高性能ベースオイルです。車の使用率が高い人にはおすすめのエンジンオイルです。価格は鉱物油に比べて高いですが、起動性能がよく劣化もしにくいです。
100%化学合成油…エンジンオイルの中では、最高ランクのエンジンオイルです。分子構造で粒がそろっており、低温時の走行性能がとても良いです。冬場、スポーツ走行にも向いていますが価格が高いです。
このようにガソリンスタンド・カーショップなどで交換すると、この3つのベースオイルから選ぶことができます。
このオイル量に工賃、オイル量が多い場合は廃棄量がかかる場合があります。

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ディーラーでオイル交換をする場合
トヨタ・ハリアーのエンジンオイルは、
・旧型が6L
・ターボ車が5L
・ハイブリッド車4L
となります。
トヨタの純正オイルは、は1Lあたり1,700~2,000円位、エレメントが約2000円となりますのでオイル工賃は10,000円~15,000円となります。
カーショップで交換する場合
カーショップで交換する場合を見てみましょう。
・鉱物油4L:約2,000円
・部分合成油4L:約4,500円
・100%合成油4L:約6500円~7,000円
となっています。
その値段にエレメント料金約2,000円がかかりますので、
鉱物油ですと約5,000円~、部分合成油ですと約7,500円~100%合成油ですと約9,500円~となります。

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