個性的はコンパクトクロスオーバーとして発売されてから大人気のスズキイグニスですがスペックや乗り心地が気になる方が多いと思います。
今回はイグニスの基本スペックや加速性能、乗り心地などを検証してみたいと思います。
スズキイグニスのスペックはこれだ!

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/34068#image-2
スズキイグニスは5ドアのコンパクトクロスオーバーになります。
マイルドハイブリッドを装備してエコロジーな走行性能を発揮していますが、スペックを調べてみました。
全長 3700mm
全幅 1660mm
全高 1595mm
室内長 2020mm
室内幅 1365mm
室内高 1250mm
ホイールベース 2435mm
最低地上高 180mm
駆動方式 2WD フルタイム4WD
トランスミッション CVT
車両重量2WD
車両重量4WD
乗車定員 5名
燃料消費率 JC08モード
2WD 28.0km/L
4WD 25.4km/L
主要燃費向上対策
ハイブリッドシステム、充電制御付アイドリングストップ装置、可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、ロックアップ機構付トルコン、自動無段変速機
最小回転半径 4.7m
エンジン 水冷4サイクル直列4気筒
DOHC16バルブVVT
最大出力 67(91PS)/6000
最大トルク 118(12.0kg・m)/4400
燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量
2WD 32L
4WD 30L
モーター 直流同期電動機
最高出力 2.3(3.1PS)/1000
最大トルク 50(5.1kg・m)/100
動力用主要電池 リチウムイオン電池
タイヤ 175/60R16

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/34068#image-2
普通車のジャンルではありますが全幅は5ナンバー枠までも余裕あるサイズで全長もそれに準じて軽自動車以上普通車未満といった貴重なサイズになっています。
クロスオーバー的なデザインですが4WD機能はパートタイムではなくフルタイム4WDで、あくまで主流は2WDなのは街乗り的な要素が強いからでしょうか。
エンジンはマイルドハイブリッドを採用しています。

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/34068#image-2
フルハイブリッドとの違いは主にモーターのみでの走行がでるのかといったところですが、イグニスの様な軽量コンパクトな車種にはスペースも小さく、電池の重量も軽いマイルドハイブリッドのシステムがあってあるのだと思います。
最近のクルマらしく歩行者も検知できるデュアルカメラブレーキサポートなどの先進安全機能はしっかりと装備されていて、心強いですね。
スズキイグニスの乗り心地は…どうなのか!?

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/34068#image-2
ここまではスズキイグニスの基本スペックをお知らせさせて頂きました。
ここからはイグニスの乗り心地などの情報を検証してみたいと思います。
スズキイグニスはコンパクトサイズのクロスオーバー型のクルマになります。
軽自動車やコンパクトカーですと走行性能がイメージしやすいですがマイルドハイブリッドでこのサイズだと乗り心地などはどうなのでしょうか。
まずは3700mmという車体のサイズから街中での取り回しはとても好評ですね。

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/34068#image-2
車重は2WDモデルでは900kgを切るほどの軽さで、これは軽自動車の4WDターボ車と同等になります。
軽量とはいえあくまで過激なクルマではなくCVTにマイルドハイブリッドの取り合わせなので刺激的な走行性能は期待できません。
マイルドハイブリッドとは減速時に発電したエネルギーを内蔵バッテリーに蓄え、エンジン走行のアシストに使用したりアイドリングストップの時に使用したりできますが、フルハイブリッドと違うのはモーターのみの走行はできないという点です。
ですから乗り心地も基本的には至ってソフトなセッテイングで市街地走行は得意分野に入ります。
クロスオーバー特有の見晴らしの良い視界から運転はしやすく、車体の作りもガッチリしていてステアリングを切った時の動きは素早くて、この辺りは軽自動車のハイトワゴンよりも優れている利点だと言えるでしょう。
車体の小さいクルマはサスペンションをソフトにすると挙動が不安定になる傾向がかり、特に車高の高い車種ではそれが顕著になります。
イグニスはその意味でソフトな傾向にしてある様ですが、段差を乗り越えた時の車体が受け止める振動が少し残念だという意見が多く見られました。
同じスズキのコンパクトカーではスイフトなど高い評価のクルマもありますから是非近づいて欲しいものです。
新しいコンセプトで発表されたクルマはその評価軸がまとまりにくい傾向にあり、ユーザーの声を吸い上げて改良を重ねていく事が求められます。

引用:http://www.suzuki.co.jp/car/ignis/styling/
隙間的なコンセプトを狙って生まれてきたイグニスは普通車である以上は軽自動車を超える期待を背負わされてしまいますが、見事にその位置を表現できていると言えます。
小さい車体ながら高速道路でも安定していて得意の市街地でもキビキビとした存在感を見せる事のできる存在は貴重ですね。
また、その個性的なデザインは多くの人から最大公約数的に支持されるものでもない、人と違った物を求める型に支持される価値が長持ちする物だと思います。
スズキイグニスの加速性能を報告します!

引用:http://www.suzuki.co.jp/car/ignis/styling/
ここまではスズキイグニスの基本スペックや乗り心地などをお知らせさせて頂きました。
ここからはイグニスの加速性能などを検証してみたいと思います。
スズキイグニスの特徴は900kgを切るほどの軽量化された車体にあります。
軽量化されたクルマはエンジンのメカニカルノイズが車内に入ってくるケースが多いのですが、イグニスは遮音材がしっかりと施工されていることとマイルドハイブリッド機構を装備していることから静粛性にも定評があるようです。
その軽い車体に1.2Lマイルドハイブリッドのモーターアシストですから91psと有り余るほどのパワーはないものの充分以上の加速力を体感させてくれる様ですね。

引用:http://www.suzuki.co.jp/car/ignis/styling/
街中ではもちろんのこと高速道路の加速車線でももたつくことは無いようです。
マイルドハイブリッドはフルハイブリッドと違い、モーター走行はできませんが、減速時に蓄えたパワーをモーターを使ってエンジンをアシストするシステムになっています。
そのために長い上り坂などで蓄えたパワーがなくなってしまうと物足りなくなる側面も出てくるようですが、それでも1.2Lの排気量がありますから息切れするほどの感覚ではありません。

引用:http://www.suzuki.co.jp/car/ignis/styling/
トランスミッションがCVTなのですが、若干レスポンスが物足らない部分もあり、発進加速では少しもたつく感触も感じられる様ですね。
CVTの機構的な感覚ですから、これはあくまでも好みの問題で、気にならない方は問題ないでしょう。
イグニスにはパドルシフトが装備されていますがポジションインジケーターがありませんのでシフトポジションがわからないのも物足らない点の1つですね。
パドルシフトの利点は追い越し加速や坂道を下る時にギアを固定できる点ですから、慣れれば何速に入っていても大丈夫かもしれません。
最近発売されるクルマは先進安全装備が豊富に備わっていますが、イグニスでも2種類のカメラで歩行者も検知できるデュアルカメラブレーキサポートも装備されています。

引用:http://www.suzuki.co.jp/car/ignis/styling/
前車や歩行者を検知してブレーキが間に合わないと判断した場合はブレーキをかけるサポートをしてくれます。
それでも間に合わない場合には強いブレーキでサポートします。
市街地でありがちなブレーキの遅れなどに有難いサポート機能になっていますね。
コンビニなどでアクセルとブレーキを踏み間違えた時は誤発進防止機能が働いて衝突を防止します。
その他にも信号停止中に前のクルマが発進したのに気づかずにいた時、知らせてもらえる先行車発進お知らせ機能も備わっていますから安心ですね。