コンパクトクロスオーバーとしては個性的な魅力のスズキイグニスですが年式ごとの違いが気になる方も多いと思います。
今回はイグニスの現行型と旧型との違いや年式ごとの比較を検証してみたいと思います。
スズキイグニスの現行・新型機の紹介します!

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/33936
イグニスの現行型は2016年2月から日本での販売が開始されました。
位置付けとしては軽自動車のハスラーと小型クロスオーバーのエスクードの間のジャンルとして企画されました。
全長3700mm
全幅1660mm
全高1595mm
ホイールベース2435mm
車重
2WD850kg
4WD920kg

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/33936
プラットファームは同じスズキのソリオ、ソリオバンディットを基準にしており、軽量で剛性の高い車体を中心に1.2Lガソリンエンジンとリチウムイオンバッテリーとモーター機能付き発電機を搭載したマイルドハイブリッドを標準装備しています。
減速している時のエネルギーを回生してバッテリーに蓄え、アイドリングストップ時でも電気の供給を止める事はありません。
また、走行中もモーターによる走行アシストが行われてエンジンの出力を助け燃費の向上を目指しています。
デザインにおいてはスズキの歴史的な名車のモチーフを各所に散りばめていてクルマとしてのアイデンティティを構築するの事に貢献しています。
わかるユーザーが見れば一目で理解でき、過去に指示されたアイコンを有効に活用する事でデザインのキャッチアップを高めています。
デザインの上ではクロスオーバーがたという事で2WDと4WDの存在がありますが実際には2WDが販売の中心になっていて、4WDはパートタイムの本格4WDではなくビスカスカップリングを採用したフルタイム4WDシステムになっています。
最近のクルマらしく安全機能も充実しており、ステレオカメラ式の衝突被害軽減システムのデュアルカメラブレーキサポートを採用しています。

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/33936
ステレオカメラを使用する他の機能は誤発進抑制機能や車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、エマージェンシーストップシグナルなどがあり、パッケージオプションとしてSRSカーテンエアバッグとフロントシート、サイドシートとの組み合わせでセーフティパッケージとして設定されています。
車体寸法が3700mmと小柄な割には車内はそれほど窮屈さを感じさせない空間設計になっています。
マイルドハイブリッドの燃費の良さと軽量な車体の軽快な走行性能が魅力ですがより室内空間を重視するユーザーが多くて販売はそれほど多くはない様です。
スズキイグニスの旧型機を紹介します!

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/33936
ここまではスズキイグニスの現行型に関する情報をお知らせさせて頂きました。
ここからはイグニスの旧型に関する情報を検証してみたいと思います。
2016年2月に発売されたばかりのスズキイグニスですが旧型の存在はどうなのでしょう。
実は日本ではイグニスという車名は新規開発のクルマになっていますが欧州では初代スイフトをイグニスという車名で販売していました。
従って欧州ではイグニスは形が異なる2代目という事になります。
車格やデザインではグローバルカーである初代スイフトを継承しているそうですので歴史的な流れはこちらに続いているわけですね。
スイフトは初代よりも車体サイズが大きくなってきていますから納得です。

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2015年に第86回ジュネーブモーターショーでコンパクト4WDのコンセプトを発表しました。
同年の12月に具体的な車名が明かされてイグニスとしての歴史が始まります。
この時には販売されているスタイルで登場していますが大径タイヤとアーチモールでドレスアップされたイグニストレイルコンセプトが合わせて参加出品されていますね。
翌年の2016年2月に正式に日本での仕様が発売されました。
ハイブリッドMGはベーシックグレードとしてアルミホイールが省かれています。
ハイブリッドMXは普及グレードとしてアルミホイールやオートエアコンも装備されていますね。
ハイブリッドMZはLEDヘッドライトやクルーズコントロール、UVカットガラスや本革仕様のステアリングを装備した上級グレードになります。

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2016年9月にはパリモーターショーで欧州仕様が公開されます。
欧州では日本で発売されていた初代スイフトが初代イグニスという車名で販売されていたために2代目という事になりますね。
日本仕様でのスズキイグニスは初代が継続して販売されているために事実上は旧型というモデルは存在しません。
発売されてから今年で3年目になりますから何らかのマイナーチェンジは予定されている様です。
変更されるとするとエクステリアデザインでのフロントグリルやインテリアデザインでのインパネやシート生地の意匠などが考えられます。
重要なのが安全装備で現行型スイフトでは最新のカメラが採用されていますがイグニスでも装備されると良いですね。
個性的なクルマがラインナップされているスズキは同じクラスに多様なジャンルを上手く棲み分けさせていますから、これからも新鮮なコンセプトのクルマを登場させるでしょう。
スズキイグニスを年式毎に比較!!

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/33936
ここまではスズキイグニスの現行型の情報や旧型情報をお知らせさせて頂きました。
ここからはイグニスの年式ごとの情報を検証していきたいと思います。
2016年2月に日本で発売されたイグニスですが年式ごとの比較が気になる方も多いと思います。
同じ年の10月にはメーカーオプションの全方位モニターつきナビゲーションでアンドロイドオートに対応するなどの機能的な拡大を採用し、利用者に向けてホームページで配信を開始したことをお知らせしました。
それ以降に販売された分についてはアップデート済みの状態になっているようです。
11月には特別仕様車のFリミテッドを発売しました。

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ハイブリッドMZをベースにルーフレールやフェンダーモールなどで加飾し、アルミホイールをガンメタリックに塗装した他、ステアリングやシフトブーツ、パーキングブレーキを本革巻仕様にしています。
2017年9月には仕様変更。
メーカーオプションの全方位モニターつきナビゲーションが廃止され、全方位モニター用カメラパッケージが採用されます。
イグニスの全方位モニター用カメラパッケージの内容は全方位モニター用カメラ、フロント2ツイーター&リア2スピーカー、ステアリングハンズフリースイッチの3点です。

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/33936
12月には特別仕様車のSセレクションが発売されます。
ハイブリッドMXをベースにLEDヘッドライトを追加、インテリアには本革巻きステアリングやチタン又はオレンジのシートカラーが採用されています。
その他にも安全機能としてのセーフティパッケージで設定になっているデュアルカメラブレーキサポート、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、エマージェンシーストップシグナルの6点が追加装備されています。
さらにオートライトや2WDにはない助手席シートヒーターも装備されています。
同時にFリミテッドでもセーフティパッケージに準ずる装備が追加装備されています。
2018年7月には仕様変更で全方位モニター用カメラパッケージでGPSアンテナ、TV用ガラスアンテナ、USBソケットが追加装備されました。
発売されてから3年間の間にかなり細かな仕様変更がされていますね。

引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/33936
特に安全機能は常に仕様がアップデートしたいますのでこの様なマメな仕様変更はユーザーには大歓迎ですね。
既にユーザーになっている方は複雑な気持ちかもしれませんが事故の可能性は少ないのがベストです。
アイキャッチ画像引用:http://www.suzuki.co.jp/car/ignis/styling/