コンパクトなボディで走る場所を選ばない、最低地上高180mmのスズキ・イグニス。
1300ccのコンパクトさでハイブリッド機能も持つ、万能型マシンといえる1台です。
ここでは、その試乗に関する情報をまとめていきます。
目次
スズキイグニスの試乗レポート!
まずは試乗レポートについてからです。
世の中には多数の試乗レポートが存在し、有名な評論家のものから、いわゆる一般ユーザーによるものまで様々です。
この試乗レポートについて、どのように向き合い、どのように活用することをオススメしていくのか。
そして、実際、スズキ・イグニスではどのような試乗レポートがあるのか。
ご紹介してまいります。
試乗レポートを読む際のポイント
試乗レポートは先ほども述べたように、様々なものがあります。
例えば、有名な評論家の方が試乗したレポートをどのように活用するのか。
このような場合、ご自身と同じ感性で見ていると感じられることはほぼほぼないと思います。
これらの方々は車に関する専門的な知識を有し、その車の歴史に精通し、細部にいたるまでどのようなセッティングがなされて、どのような進化を遂げているのかをご紹介されていることが多いと思います。
しかし、ここまでの情報をベースに車に向き合うことは実際にはないと思います。
これらは、ご自身が車を選ばれる上で確信を持ちたい場合などに活用するのが良いと思います。
はじめの車チョイスをされる上ではどちらかというと、一般ユーザーの方々が出される口コミを参考にしていただき、出来るだけ多くの声に触れていただいた方がより参考になるのではないでしょうか。
一般ユーザーの声で絞り込み→専門家の意見で確信する。
この流れ、なかなかオススメですよ。
みなさんの試乗レポートをチェック
では、そんなみなさんがスズキ・イグニスに対してどのような感想を持たれているのか。
まずは一般ユーザーのみなさまの声からチェックしていきましょう。
広く目を通してみた結果、以下のような評価にまとまってくるのかと思います。
・デザインの斬新さは高評価。
・収納力等は期待できないが、コンパクトさは使い勝手がよく、狭い路地なども安心。
・本格的なSUVとは思わない方が良い。
・アイドリングストップからの立ち上がりはスムーズ。
・直列4気筒は停止時の振動が少なく静か。
・CVTの反応は本当に悪い。
どのように使用すべき来るのかが見えてきますね。
これらをベースに車選びの参考にしてみてくださいね。
スズキイグニスの実際に乗ってみた試乗評価は?
では、次に私自身が車に触れてみた実感について、感想を交えてご紹介してまいります。
私も色々なタイプの車に触れてまいりましたが、コンパクトな車であるという前提を大事に、一般目線で乗ってみました。
室内空間についてチェック
引用元:http://www.suzuki.co.jp
まずは室内空間についてチェックしていきます。
ドアの開閉印象は標準的なもの。
スズキってこうだよねっていう印象を受けました。
座ってみて感じたことがいくつかありました。
フロントパネル=ここではとにかくナビの存在感にびっくりしました。中央にドーンと主張しています。その分、操作はしやすく感じました。
運転席=クッションは少し柔らかめ。最近のスズキ車共通の座り心地感かなって思います。ホールド性はそんなに高くないです。
天井=これが意外なくらい、思ったより高かったです。圧迫感はないと思います。
後部座席はそんなに広いわけではありませんが、大柄な人でなければ、3人座ることもできるなって感じです。
室内印象としては、ゆったりと2人でならロングドライブもOKで、たまに近場なら後部座席に人を乗せても問題なしっていう車かなって思います。
走りについてもチェック
次に、走行感に関する感想です。
加速に関しては思ったよりもスムーズなスタートからの加速です。
ここはやはり、全体的な軽量感が寄与してるのかと思います。
ただ、一方で、加速したあと、中高域でさらに加速しようと思うと、そこは1300ccの車なりの、多少もったりした加速感だと思います。
やはり、そこを期待すべき車ではないっていうのが正直なところです。
カーブなどでのホールド感はなかなかなものです。
トータルとして、運転はものすごくしやすくて、むしろ女性からすると、扱い易い車に仕上がっているな〜って思います。
みなさんも実際に試乗をしてみて、ぜひともチェックしていただきたいなって思います。
スズキイグニスはこう乗れ!試乗のポイント
最後に試乗に当たってみなさんにもぜひとも知っておいていただきたいことについてまとめてみます。
漫然と試乗するよりも、あらかじめチェックポイントをしっかりと定めて試乗に望まれることで色々な車を比較する際の参考になりやすいと思います。
できれば、事前にどんな車かというイメージもしていただき、乗った際には答え合わせもしていただいた方が、より明確な試乗によるチェックができると思います。
そのようなポイントをご紹介していきます。
試乗の際に確認しておきたいポイント
試乗の際には座ってみるだけでなく、実際に走ってみることがとても大切だと思います。
エンジンをかけて、街乗りをしてみてこそ見えてくることもありますし、MINIなんかでは1泊2日試乗体験なんかもしてますよね。
出来るだけ多くのシーンで試乗されると安心です。
「運転まわり」「居住空間」「走行性」の3点をチェックし、運転まわりについては実際に街中を運転してみるということが大事かと思います。では、それぞれに確認したいポイントについてです。
運転まわり:アクセル・ブレーキの踏み具合(窮屈さなど)、ハンドルの握り心地、視界のみやすさ(運転上支障がないか)、メーター類のみやすさ、〝マツダコネクト〟の視認感
居住空間:運転席の座り心地、座席の可動性、ドアの開閉感、ラゲージルームの使い勝手
走行性:エンジン始動、街乗りでの燃費状況、振動性、加速感など
これらについては意識してみていただければと思います。
ベストな試乗の臨み方について
最後に試乗に臨むにあたって押さえておきたいポイントについてもまとめておきたいと思います。
単に乗るではなく、車の良し悪しをしっかりと押さえていただき、大きな買い物ですのでミスマッチを防いでいただきたいと思います。
また、購入を意識されている場合、試乗をしっかりとすることで販売員の方との信頼関係につながります。
・ライバル車種との比較を遠慮なくおこないましょう。
・1回で納得がいかなければ遠慮なく2回目の試乗もおこないましょう。
・試乗はできれば昼だけでなく夜もおこないましょう。
・晴天時だけじゃなく雨天も良い機会でしょう。
・自分の中でしっかりとスコアリングしましょう。
様々な視点から候補としている車に接することで納得のできる購入ができると思います。また、じっくりと試乗することでオプションに対する検討にも貢献すると思いますよ。
(試乗車についてオプションについては細かくチェックしておきましょうね)
スズキイグニス試乗に関するまとめ
スズキ・イグニスはコンパクト・クロスオーバーSUVという、非常に広い範囲に向けた1台として仕上がっており、例えば、京都の街中などの狭い路地などを走るシーンもイメージできますし、一方で週末にダムなどのちょっと郊外に釣りにいくイメージなどもあります
そういう意味で用途としてはなかなか実は万能なのかもしれませんので、その実態について試乗を通して感じ取っていただければと思います。
アイキャッチ画像引用:http://www.suzuki.co.jp/car/ignis/styling/