スズキ・ジムニーのオイル交換の時期をご説明します。
スズキ・ジムニーは、古い設計のため、エンジンオイルの確認は必要です。
オイル交換の時期、オイル量、オイルの粘度まで決まっていますので、定期メンテナンスまで待たなくても交換しましょう。
ここでは、スズキ・ジムニーのオイル交換をご紹介します。
目次
スズキジムニーのエンジンが不調…オイル交換時期?

引用:http://www.do-blog.jp/
まず、スズキのメンテナンスについてご説明します。
ディーラーにもよりますが、新車は1カ月点検、6カ月点検、法定12カ月点検、6カ月おきに点検があります。3年目に車検です。
年間メンテナンスは、定期点検は10,000円~15,000円です。
スズキ・ジムニーのオイル交換がメンテナンスに繫がります。
エンジンオイルは、エンジン内の潤滑、冷却、浄化など役割があります。
エンジンの寿命を延ばすためにエンジンオイルの交換は時期を守りましょう。
各種消耗品の交換などもメンテナンスを行いましょう。
一般的には、タイヤの交換は3年~5年と言われています。
タイヤのスリップサインを目安に交換しましょう。
ライトなどの電装品の補機バッテリーの交換は、3年~4年ごとに交換する部品です。
オイル交換の推奨時期

引用:https://carblo.net/
スズキ・ジムニーのオイル交換は、走行距離が5,000㎞おきが推奨されています。
普通車では1年1万キロおきでオイル交換で良いですが、ジムニーのオイル劣化は早いためです。
ジムニーのエンジンは設計が古く、ターボエンジンがオイルの汚れの頻度が高いです。
使用頻度が高い場合と走行距離が多い場合は、3,000キロおきでオイル交換をしましょう。
オイルフィルターの交換は、10,000㎞ごとに行いましょう。
ブレーキパッドなどの各種消耗品の交換は、30,000km~50,000kmほどでタイヤと補機バッテリーの交換時期です。
エンジンの不調

引用:https://221616.com/
エンジンオイルが原因のエンジンの不調についてご説明します。
エンジンに不調があった場合は、ディーラーに見て貰うことで、解決します。
エンジンの不調は、内部パーツの劣化や不良で起こります。
パーツ交換で解決します。
それ以外で、異常や劣化が見当たらない場合は、エンジンオイルが原因の可能性があります。
オイル交換しない場合は、エンジン内部の摩擦が大きくなって、内部の金属が削れていきます。
金属が削れカスが増えると、下記のようなピストン回転がスムーズにできなくなります。
エンジンの不調症状

引用:http://www.lt-toukatsu.com/
エンジンから異音がする
エンジンの不調でスピードがでない
アイドリング時にエンジン回転が低い
回転数が上がらないでエンストする
ジムニーの故障

引用:https://matome.response.jp/
スズキ・ジムニーのターボエンジンは、定期メンテナンスが必要です。
エンジンオイルの劣化で加速不良に陥ります。
タービンへのオイル循環がうまくいかないで走向していると、焼き付きを起こして、タービンの交換が必要です。
年式が古い劣化によるプラグ不良やプラグコードの断線なども考えられます。
プラグ交換は、1,000円ほどで済みます。
エンジンルームの異音は、ISCソレノイドバルブが原因です。
ソレノイドバルブの交換は1万円程です。
加速不良・エンジン不良は、点火系の不具合の場合は、点火プラグ交換5,000円、イグニッション交換は、1万~2万円程です。
スズキジムニーのオイル量は?オイル粘度は何を選ぶ?

引用:http://blog.livedoor.jp/
エンジンオイルは、エンジンの各部位を潤滑するために循環しています。
基本的にエンジンオイルは減りません。
オイルが吸い上げられたり、オイル下がりなどで、少しずつ減っていきます。
オイルが極端に減る場合は、オイル漏れや故障の可能性があります。
ここでは、スズキ・ジムニーのオイル量とオイル粘度をご説明します。
使用するオイル

引用:https://minkara.carview.co.jp/
スズキ・ジムニーだけではなく、スズキでは、純正エンジンオイルは、エクスターFです。
エクスターFは、粘度が0W20と5W30の二種類があります。
スズキ・ジムニーは、粘度が高い5W30を仕様書に指定されています。
他のオイル

引用:https://minkara.carview.co.jp/
モティーズM111 SM-CF5W-30
ROADWIN5W-30 SN/GF-5
スズキ純正オイル ECSTAR SM/GFー4/CF 10W-30
スズキ純正オイルF ECSTAR SL 5W-30
オイル量

引用:http://www.k-products.jp/
新型のスズキ・ジムニーのオイル量は、2.6リッターです。
オイルフィルターを付けるので、200cc多めです。
オイル粘度

引用:http://jim-tkm.com/
スズキ・ジムニーのオイル粘度は、5W30です。
オイル粘度の読み方ですが、5WはWinterのWです。5は、低いほど、寒冷地でエンジンがかかりが良いです。
30は、エンジンオイルの固さです。数字が大きいほど、固いオイルです。
スズキ・ジムニーは、少し固めのオイルです。
オイルの固さ

引用:https://www.goo-net.com/
固いオイルは、エンジンの保護性能がアップし、回転の抵抗が上がって、燃費が悪いです。
柔らかいオイルは、エンジンの保護性能がダウンし、回転の抵抗が下がって、燃費が良いです。
スズキジムニーのオイル交換費用はこのくらいかかります

引用:https://bestcarweb.jp/
エンジンオイルの交換は、ガソリンスタンドやディーラー、カー用品店、自分で交換することができます。
エンジンオイルの種類によって、値段が変わります。
ここでは、スズキ・ジムニーのオイル交換費用についてご説明します。
オイル交換費用
ディーラーの相場では、1,620円+エンジンオイル代
オイルフィルター交換は、540円+パーツ代
オイルフィルターは、法定点検の時期に交換しましょう。
オイル交換の総額は、5,000kmごと3,000~6,000円程です。
オイルフィルターの交換は、10,000kmごとで3,000円程です。
自分でオイル交換

引用:http://bouzu-diary.com/
オイル交換に必要な道具は、カー用品やホームセンターで揃えます。
交換したオイルの処理は、しっかりしましょう。
ディーラーで交換する場合は、スズキ純正エンジンオイルを使用されます。
自分でオイル交換する場合でも、純正エンジンオイルを購入することができます。
必要道具

引用:http://bouzu-diary.com/
エンジンオイル:3L
オイル粘度は取り扱い説明書に従います。
ドレンボトルワッシャー:1
ドレンボトルからのオイル漏れを防ぐためのガスケットです。
17mmメガネレンチ
オイルを排出するドレンボトルを開け閉めするのに使用します。
オイルジョッキ
オイル缶から漏斗で注ぐこともできます。こぼさないようにしましょう。
漏斗
付属の漏斗ではなく、新しく用意しても良いです。
廃油処理ボックス
排出した廃油は、一般ゴミと捨てることができます。
ペーパータオル、パーツクリーナー
オイルを拭き取ったり、オイルの飛散防止、手を汚さないようにするために用意します。
交換方法

引用:https://www.cockpit.co.jp/
1、エンジンオイルの交換は、エンジンが冷えている時に行います。エンジンが熱いとやけどの危険性があります。車高が高いジムニーは、車体の下に潜ります。

引用:https://nomanoma-web.com/
2、オイルドレンボトルを17mmのレンチを使って、回せる程度まで緩めます。オイルが勢いよくでてしまうので緩める程度にしましょう。

引用:https://minkara.carview.co.jp/
3、ドレンボトルが緩んだら、廃油処理ボックスをオイルパンの真下へ配置します。
手袋をして、ゆっくりオイルドレンボトル外してオイルを抜きます。

引用:https://response.jp/
4、オイルが完全に排出したら、オイルドレンボトルに新しいワッシャーを取り付けて、オイルドレンボトルを締めます。

引用:https://www.kurumaerabi.com/
5、オイルキャップを外して、オイルジョッキに規定量のエンジンオイル2.8Lを漏斗で補充します。
オイルフィルター交換は、3L/オイルフィルター交換無しは、2.8L

引用:https://blogs.yahoo.co.jp/
6、エンジンを始動させて、1~2分ほどアイドリングして、オイルをエンジンの内部に十分に循環させます。エンジンを止めて、エンジンオイルレベルエンゲージで量を確認します。