スズキジムニーは悪路にも強い4WDの自動車。
背が高く見た目のインパクトがある車ですが、どのようなタイヤサイズなのでしょう?
ジムニーのタイヤのサイズアップは可能なのかどうかをチェックしてみました。
スズキジムニーのタイヤのサイズは?
スズキ・ジムニーはクロカンタイプの四輪駆動の軽自動車。
軽自動車としては珍しくオフロードにも対応し、走破性の高いSUVです。
そのジムニーには、オフロードを走行するためにいくつかの工夫が施してあります。
その中の一つが車の「タイヤ」です。
ジムニーは通常の乗用車とは違い、走行性能の高い四輪駆動車用のタイヤになっていて、タイヤのパターンやサイズが普通の車とは違います。
このタイヤに関しては、ジムニーの大きな特徴が詰まっている部分。
今回はジムニーのタイヤサイズをチェックしてみました。
ジムニーのタイヤサイズは全グレード共通。
ジムニーは軽自動車ですが、「16インチ」を装着しています。
車のホイールはインチ表記になっており、軽自動車の場合は、「14インチ」が一般的。
ジムニーの場合は16インチを装着しているため、軽自動車としては大きなタイヤがついています。
ジムニーは16インチを装着していることで、軽自動車に見えない車の大きさを感じれますよ。
<ジムニーのタイヤサイズ>
175/80R16
(タイヤ外径:約690mm、タイヤ幅:約175mm)
新型JB64も旧型のJB23も同じタイヤサイズです。
<ジムニーのホイールのサイズ>
16インチ
・リム幅:5.5J
・P.C.D:139.7mm
・穴数:5穴
・オフセット:+22mm
ジムニーのグレードXCは16インチでアルミホイールが装着されています。
ジムニーのP.C.Dは139.7mm、ホイールの穴の数5穴と通常の軽自動車とは違い、スズキの軽自動車・ワゴンRと比べても全く違います。
<ワゴンR>
14インチ
・リム幅:4.5J
・P.C.D:100mm
・穴数:4穴
・オフセット:+45mm
このようにスズキの軽自動車・ワゴンRと比較しても、インチ数はもちろんすべてにおいてジムニーは大きく異なっています。
そのためジムニーのタイヤ・ホイールは専用になり、他の車には使えないことが多いので気をつけてください。
また同じ時期にモデルチェンジした、ジムニーの普通車車・ジムニーシエラがあります。
ジムニーとジムニーシエラでも、サイズが違います。
ジムニーよりもシエラはボディが大きいから、タイヤも大きいと思いがちですが、ジムニーシエラは15インチを装着しています。
ジムニーより小さいサイズというのは驚きですね!
ジムニーシエラのタイヤサイズ
195/80R15
15インチ
・リム幅:5.5J
・P.C.D:139.7mm
・穴数:5穴
・オフセット:+5mm
ジムニーは16インチですが、
ジムニーシエラは15インチのため、
ジムニーシエラのホイールの方が小さいです。
このようにタイヤ・ホイールサイズは車によって異なるため、気をつけないといけないですね。
タイヤやホイールを交換する時は、サイズに注意する必要がありますので、型式や年式などしっかりチェックしてください。
スズキジムニーのタイヤのサイズアップはどうやる?
ジムニーはオフロードタイプの四駆なので、車の走りを楽しむ方も多いです。
ジムニーは車高も高いため、普通の乗用車では走れないような山道やデコボコ道などのオフロード走行を楽しめる車。
そのジムニーをさらにカスタムする方も多く、よりオフロードの走行性能を上げるために、リフトアップを行なう方も多いです、
リフトアップとは車を改造して車高を上げること。
リフトアップのメリットはドレスアップ効果と走行性能が上がることです。
車の車高が上がり、急な斜面・補装されていない悪路での走破性が格段に上がります。
走りを楽しむ方には必須なのが「リフトアップ」
リフトアップで車高はもちろんですが、乗車時の視線も上がり、見通しが良くなって、外から見た車の迫力も増しますよ。
そしてリフトアップすることでタイヤの選択肢が増え、サイズアップが可能になります。
その際に気になるのが、「どのタイヤサイズならジムニーに装着できるのか?」という部分です。
ジムニーに大径タイヤを装着する場合、まずは「軽自動車の規格に収まるか?」を考えていくのが大事です。
この軽自動車のサイズを超えてしまうと、構造変更の手続きなど問題が発生するため、軽自動車サイズの規格でおさめるのが良いです。
一般的なのは30ミリほどリフトアップで車高を上げて、タイヤは195R16のサイズを装着する方法。
通常車高が40ミリ以上高くなると、構造変更が必要になりますが、30ミリなら構造変更なしで乗れます。
そして、純正より大きめのタイヤの装着も可能になります。
リフトアップキットも販売されていますので、リフトアップ初心者でも手が出しやすいですよ!
また新型ジムニーは、185/85R16のタイヤなら、ノーマルのままでも収まりそうです。
ちなみにジムニーのホイールオフセットの目安は
+17~+25ぐらいです。
車両からはみ出さないことも重要ですよ。
このようにジムニーをリフトアップをしたり、タイヤサイズを変えることができます。
オフロード走行を目的にした場合は、
前後バンパーを取り外し、インチをアップすることで
オフロード走行時の性能が高まり、走破性能が上がります。
このようなカスタムはオフロード走行をメインに考える方にオススメ!
ジムニーには車をいじる楽しみもありますので、ノーマルで乗ったり、カスタムするのもいいです。
現在ジムニーの納車には時間がかかり、発売後、それほど時間が経っていないため、情報は少なめですが、今後データーも増えてくると思いますよ。
スズキジムニーのタイヤ交換をしたい!交換方法を紹介!
ジムニーをもっと個性的に、自分好みにカスタマイズしたい方も多いかもしれません。
そんな時はタイヤを交換する方法があります。
タイヤを変えることで、ジムニーをより四駆の強い雰囲気がでてきて、ゴツゴツした感じを出すことが出来ます。
ジムニーをはじめとするオフロード走行を考えられている車のタイヤは、使用する地面状況に分けて種類があります。
H/T: 主に舗装路を走るためのタイヤ
A/T: 舗装路も未舗装路も両立する性能をもたせたタイヤ
M/T: 未舗装路や荒れ地の走破性を主体に考えられえたタイヤ
オフロードタイプの車には、オールシーズンタイヤと呼ばれる一年を通して使用できる全天候型タイヤを装着していることが多いです。
上記の画像のようなM/Tタイヤを装着すると、ジムニーがよりオフロード車らしくなり、四輪駆動車っぽい迫力のある車になります。
そして悪路の走行性能も上がるため、走りを重視する方はこのようなタイヤを交換する選択も可能です。
ジムニーのタイヤを交換をするには専用の機械が必要になりますので、ディーラーやタイヤ専門店などで行なう必要があります。
車を持ち上げてからホイールを取り外して、そのあとホイールとタイヤを外します。
タイヤを交換する時は組み替える作業が必要なため、お店で作業してもらわなければいけません。
ホイールとタイヤがセットされているものを購入する場合は、通常のタイヤ交換と同じで車に付けるだけなので、自分で作業をすることも出来ます。
ネット通販でもタイヤとホイールのセットがありますので、購入して取付けるのもいいかもしれません。
ただタイヤやホイールを選ぶ際は、サイズと車の型式には注意してくださいね。
今回はスズキ・ジムニーの「タイヤサイズやサイズアップ」をチェックしました。
ジムニーは軽自動車としては、大きなサイズで特殊なサイズのタイヤを装着しています。
オフロード車ならではのジムニーの高い走行性能を活かして、サイズを変えたり、タイヤを変えたりして楽しむ方も多い車。
走行性能が高いジムニーはタイヤやホイールを変えて走りも楽しむことができ、見た目も自分の好みにあわせてカスタムできる楽しい車ですよ。
アイキャッチ画像引用:https://www.instagram.com/p/Bk2SdKLDi6G/?tagged=jimny