20年ぶりのフルモデルチェンジを経て生まれ変わったスズキ・ジムニー。
納車が1年待ちなんていう恐ろしい事態も発生しています。
そんなジムニーだからこそ、しっかり試乗して、素晴らしさをチェックしたいものです。
目次
スズキジムニーの試乗レポート!

引用元:http://www.suzuki.co.jp
まずはスズキ・ジムニーに乗った方の感想を色々と調べてみました。
プロの目線からみた試乗レポートから、ツイッターでの一般ユーザーの口コミまで。
乗った方の評価は様々。
まずはご覧ください。
プロが乗った試乗レポートをチェック

引用元:http://www.suzuki.co.jp
はじめに評論家の試乗レポートをチェックしていきます。
待望のフルモデルチェンジであるだけに、プロも興味津々といった様子です。
そのレポート内容を要約してみました。
渡辺敏史氏:
新たに採用された制振ダンパーの効果により、ステアリングのキックバックはかなり軽微に抑えられてる。
フレーム剛性が向上している効果により、四輪と路面の状況がより正確に伝わってくる。
快適性が格段の向上を見せており、高速域での走行で安定感と快適性が感じて取れた。
丸山誠氏:
新開発のラダーフレームにより剛性が1.5倍向上し、乗ってするわかるしっかり感。
操縦安定性が大幅にアップし、軽自動車のSUVとは思えない快適さ。
新型は直進安定性が一気に向上し、ステアリングに手を添えるだけで、かなりリラックスして走れるようになっている。
スズキは安全装備のカーテンエアバッグを付けることが少ないが、ジムニーは全グレードに標準装備したのも評価できる。
岡崎五朗氏:
乗り心地のよさが印象的。
強固な骨組みにボディをマウントするフレーム構造が路面のザラつきや凹凸を巧みに吸収してしまう。
そのしっとりした乗り心地は軽自動車のレベルを超えている。
オフロードコースでは余裕の地上高とよく伸びる足、副変速機などにより、無敵の走破性を見せてくれている。
ジムニーはエンジン騒音が大きめだから長距離はちょっと辛いかもしれない。
みなさん総じて、先代モデルからの向上に驚いている様子です。
特に新型ラダーフレームによる剛性向上の効果はかなり大きいようですね。
ぜひとも試乗で体験していただきたいと思います。
みなさんの反応をツイッターでチェック

引用元:http://www.suzuki.co.jp
次にみなさんの試乗情報をチェックしていきます。
はっきり言えるのはバズっているってこと。
本当に試乗情報が非常に多いし、みなさんが思い思いにつぶやいています。
https://twitter.com/naruto_1101/status/1084800409351278592
迷言すぎて本当好き
つーか現行ジムニー本当欲しい、試乗してトルク感的にも街乗り全然できるし、見た目めっちゃかっこいいし、災害で路面ぐちゃぐちゃでも走れそうな走破性と剛性とトルクはとても魅力的・・・ジムニーで車中泊しながら遠くへ釣りしにいきたい
— 鳥@磨きフレ募集中 (@I_love_Cirno) January 13, 2019
おはようございます😪
昨日の仕事帰り、ハスラーのオイル交換ついでに新型ジムニーを試乗させていただきました😆
個人差はあると思いますが、どっしり感があり、僕はハスラーより乗り心地が良く感じました😃
シンプルにカッコイイの一言。ますます欲しくなりました😍 #JB64 #XC #納車1年弱待ち🤣 pic.twitter.com/ZcxnMY57oz
— spongebob1056 (@Spongebob2392) January 12, 2019
ジムニーMT試乗しました
完成度高すぎる
欲しいです— ももかな (@momokana_mcz) January 12, 2019
ああ、この日曜に我がジムニー。興奮して動悸がする。好きすぎて吐きそうってやつ。試乗の時の動画見て心落ち着かせようと思ったら、逆に死にそう。写真撮りまくりそう。 pic.twitter.com/n9VtdzJDG2
— HTMKity (@HTMKity) January 10, 2019
大別して2つに分かれる印象です。
ケース1:本当に待ち遠しかった。ついに試乗できた。
ケース2:何気に機会があって試乗したら惚れた。
いずれにしても別格な評価の高さ。さすが新型ジムニーです。
スズキジムニーの実際に乗ってみた試乗評価は?
次に自身の試乗体験を元にまとめさせていただきます。
スズキ・ジムニーは発売前からスズキディーラーの方もその期待値の高さを興奮気味に語っていたのを鮮明に覚えています。
室内空間の使い勝手は?
まずは室内空間の使い勝手についてです。
運転席はちょっと目線が高め。これはオフロード系マシン特有のセッティングですね。
シートのクッション性もオフロード系特有なのか、少し硬めかなっていうのは正直な印象です。
この運転席に乗る時に感じたことが「ドアの可動域が広い」ということです。
ドアがかなり直角に近いところまで開くので乗り降りがし易いことと、いざという時に荷物の乗せ降りが容易であることも嬉しいポイントです。
また、運転席から見た時、助手席側ドアミラーにサイドアンダーミラーが装備されており、非常に確認しやすかったです。
ただ、個人的に硬めのシートは好きなのでそこは全然違和感がない範囲ですね。
ウィンドウボタン等が中央にまとまっているのは、miniなどを思い起こします。
このセッティングはなれると非常に便利だと思います。
助手席側から運転席の窓を開閉してあげたりすることもできますし、第一ボタンが本当に大きい。
リアシートは先代モデルに比べるとぐっとラグジュアリーに仕上がっていると思いました。
再び角ばった形になったため、天井にも心持ち余裕を感じるからなのでしょうか。
何と言っても、特筆すべきはラゲッジルームですね。
設置されているラゲッジボックスが汚れに強く、また、取り外し可能なためアウトドアで大活躍する予感がします。
そんなに広くはないラゲッジルームですが、機能的に使えるよう、しっかりとした設計がなされているなと感心です。
本当に使い勝手がよく、これなら多少の汚れ物も入れて大丈夫かなって思いました。
倒した時のフラット感も好印象。
一人で車中泊旅に出かけたいものです。
燃費性能は?

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走ってみた印象としてはエンジン回転も良い感じですし、そんなにまで回転数が上がるという印象もありません。
スムーズな走り出しでした。
そんなスズキ・ジムニーの燃費ですが、カタログ値によるとWTLCモードで16.2kmとのこと。
オフロードマシンとしtれは十分な数字ですが、街乗りマシンとしてはどうかな。
というところで実際に街乗りしてみた結果、実燃費としては約18km。
十分な数字だと感じました。
快適性、燃費、オールマイティさ、本当によくできているなと感じました。
とにかく、一度試乗!これに限ります。
スズキジムニーはこう乗れ!試乗のポイント
試乗の際に確認しておきたい事項
試乗の際には座ってみるだけでなく、実際に走ってみることがとても大切だと思います。
実際に運転してみることで見えてくることが多々あります。「運転まわり」「居住空間」「走行性」の3点をチェックし、運転まわりについては実際に街中を運転してみるということが大事かと思います。
特にスズキ・ジムニーはオフロードマシンでもあるので、リアシートまでしっかりと使ってみていただきたいと思います。
では、それぞれに確認したいポイントについてです。
運転まわり:アクセル・ブレーキの反応、ハンドルの握り心地、視界のみやすさ(運転上支障がないか)、メーター類のみやすさ、ダッシュボード類の使い勝手、ボタン類の配置
居住空間:運転席の座り心地、座席の可動性、ドアの開閉感、荷室の使い勝手(倒して見ましょう)
走行性に関するチェックも大事です。
走行性:エンジン始動、街乗りでの燃費状況、加速性、ブレーキ力
これらについては意識してみていただければと思います。
ベストな試乗への臨み方について
最後に試乗に臨むにあたって押さえておきたいポイント(試乗の所作とでも申しましょう)についてもまとめておきたいと思います。
単に乗るではなく、車の良し悪しをしっかりと押さえていただき、大きな買い物ですのでミスマッチを防いでいただきたいと思います。
・ライバル車種との比較を遠慮なくおこないましょう。
・1回で納得がいかなければ遠慮なく2回目の試乗もおこないましょう。
・試乗はできれば昼だけでなく夜もおこないましょう。
・晴天時だけじゃなく雨天も良い機会でしょう。
・自分の中でしっかりとスコアリングしましょう。
・納期などの話もたくさん聞きましょう。
様々な視点から候補としている車に接することで納得のできる購入ができると思います。
また、じっくりと試乗することでオプションに対する検討にも貢献すると思いますよ。
スズキジムニー試乗に関するまとめ

引用元:http://www.suzuki.co.jp
正直、近年でこんなにわくわくする試乗マシンはなかったなというのが印象です。
豪華とか、スタイリッシュとか、そういう既存のカテゴリーに入りきらないなんとも言えない存在感と印象を持つのがスズキ・ジムニーだと思います。
運転席に座った瞬間から、今までとは違う風景が見えてくると思います。
ぜひともスズキのお店に行き、ジムニーの運転席に座り、街に繰り出してみていただきたいと思います。
アイキャッチ画像引用:https://www.webcg.net/articles/gallery/39073