トヨタランドクルーザーは、大きな迫力のあるボディーが特徴的な車です。
そこで気になるのが、車内の広さやラゲッジ部分がどのくらいのスペースが確保されているかという点です。
ランドクルーザーの車内スペースに注目し車中泊も可能なのかを含め詳しくご紹介していきます。
トヨタランドクルーザーの後部座席の広さは?
最初にトヨタランドクルーザーのスペックからご紹介していきます。
全長/4950mm
全幅/1980mm
全高/1870mm~1925mm
車両本体重量/2430kg~2720kg
総排気量/ V8 DOHC、4.608cc
定員/5名~8名
データからも分かるように非常に大きなボディーサイズを誇るSUVで、室内空間も余裕のあるゆったりとしたスペースとなっています。
それでは2列目と3列目の後部座席について詳しく見ていきます。
2列目シート
まずは居住性は申し分のない広さで乗り心地も良く足元の空間にも余裕があり長時間のドライブでも快適ですね!。
全席部分の後ろに液晶モニターが装着され後部座席の両側からTVを楽しむことができますよ。
人によってはモニターの距離が近いという方もいますが、2列目シートは90mmのスライドが可能で十分な空間を確保できるのでお好みの位置に設定でき問題ありませんね。
更に折り畳みが楽々できるタンブル機能も付いているので、シートアレンジや3列目シートを利用する際にはとても便利です。
2列目のシートは前席部分に比べて座席のクッションがやや劣り高さも低くなっていますが中央部分以外はシートの広さは十分ありますよ!。
3列目シート
続いて3列目シートですが、基本的に余裕のある居住性という観点で造られていないので2列目シートのような快適性は望めませんが
SUVとしては広い方であり座面が低いのが若干気になるところですが7人乗りでも十分なスペースが確保されているのでストレスは感じません。
トヨタランドクルーザーの荷室容量はどのくらいなの?
続いてはトヨタランドクルーザーのラゲッジスペースについてご紹介します。
トヨタランドクルーザーはアウトドア・スキー・スノボー・サーフィン・ゴルフなど様々な目的の移動で活躍する場があると思いますが
ここで重要となってくるのが荷物の収納スペースの大きさですよね。
どの位の収納スペースがあるのか色々なシートの設定ごとに詳しく見ていきます。
ランドクルーザーはシートアレンジによりどんな荷物にも対応したラゲッジスペースを実現可能となっています!
まず初めに2列目と3列目のシートを利用時の場合の収納スペースから見ていきましょう。
2列目のシートと3列目のシートを使用した状態ですと買い物袋や通常の旅行カバンなどは収納可能ですが大きめの荷物となると手狭に感じます。
寸法は高さが970mm幅は1,380mm~1,410mm奥行きは220mmで収納できる荷物は制限されてしまいますね。
続いて2列目のシートだけを利用時の場合を見ていきましょう。
3列目のシートを格納した状態だと広々としたラゲッジスペースを確保できて幅広い荷物の収納が可能となります。
寸法は高さが970mm幅は990mm~1,410mm奥行きは1,100mmで最小幅が小さくなるのは3列目シートは跳ね上げ方式をとっているので横に格納されその部分が幅が狭くなるためです。
3列目シートを格納するだけでも格段に広くなり大きめの荷物も楽々収納できますよ!。
3列目のシートを格納する場合には2つの方式がありグレードにより異なります。
最上級のXZグレードではセミパワー式で簡単に格納出来てとっても便利な機能なんです。
セミパワー式ではラゲッジスペースの横にある操作スイッチを押すと自動でヘッドレストとシートバックが倒れてその後に横にシートが跳ね上がってスムーズに格納が完了となりボタンを押すだけの操作でOKですよ。
シートを元に戻したい場合には操作ボタンの下にあるロック解除のレバーを手前に引くと戻ります。
XZ以外のグレードではマニュアル式となり自分で格納する手間が掛かり少々面倒です。
まずはヘッドレストをレバーを使い前に倒し次にリクライニングのレバーでシートバックを前方に倒して最後にロック解除用のレバーを引きあげロックすれば格納は完了です。
3列目シートに関しては3つの注意点があります!
1つ目は廉価グレードのGXでは3列目シートの設定がないためこの機能は付いていない点。
2つ目はマニュアル式でシートを展開する際には少し力もいるので注意してください。
3つ目は3列目のシートを倒した状態ですと2列目のシートのスライドが阻害されてしまう点です。
次に2列目と3列目のシートを倒した場合について見ていきましょう。
3列目シートを格納した後に2列目シートを前に折りたたんだ状態がMAXの収納スペースとなります。
この場合の寸法は奥行きが1685mmとなりゴルフバッグや自転車なども楽々積めて用途を選ぶこともなくどんな荷物でも対応可能です。
片方だけを倒して使うこともできるので、様々なシートアレンジで必要に応じた収納スペースを確保できますよ!
最後にあると便利なホルダーの場所は2列目の中央の座席のアームレスト部分に2個置けるカップホルダーがあります。
続いて両側のドアポケットに、ペットボトルなどのドリンクが置けるスペースが用意されていますよ。
更に3列目シートの両側のリア部分には片側2個ずつの計4個置けるカップホルダーが備え付けてあるので便利ですね!。
トヨタランドクルーザーでの車中泊は可能か?
トヨタランドクルーザーでの車中泊は快適に過ごせるのかと車中泊をする場合にあると便利なお役立ちアイテムをご紹介していきます。
車中泊というとミニバンタイプの車が一般的ですが、SUVのランドクルーザーは果たして車中泊には向いているのでしょうか?
トヨタランドクルーザーは2列目シートと3列目をシートを収納すれば最大奥行きが、1685mmと広々とした空間をレイアウトすることができて大人2人分が横になれるスペースを十分確保できますので結論は車中泊は可能と言うことになります!
車中泊は十分可能ですが快適になるかはこの後に紹介するアイテムの有無で変わってきます。
それでは車中泊をする上で欠かせない物をいくつかご紹介していきますね。
まずは寝る時に使用するマットレスは、一番重要と言っても過言ではなく快適な睡眠をとるためには必要不可欠なものです。
マットレスは比較的コンパクトにまとまるので使用していない時でも楽々収納できます。
もう1つ重要となるのは電源の確保で、ポータブル電源があれば車中泊で必要とされる大抵の電源は賄うことができるので必須アイテムです。
続いて冬に車中泊をする際に欠かせない物としては暖房器具や電気毛布などがあげられます。
特に真冬の雪国で、車中泊をするなら必須で必ず用意する必要があります。
車中泊をするとなると電気ケトルやカセットコンロがあると大変重宝します。
電気ケトルは、保温機能の付いたものを選択する事をおすすめします。
手軽にご飯が炊ける直流炊飯器が車中泊をする方にも人気で、オプションのキットを使えば蒸し料理なども同時にできてとても便利ですね。
後はアウトドア用の調理器具や照明器具などがあれば完璧です!。
トヨタランドクルーザーで、本格的な車中泊をしたい方には専用のベッドキットを販売しているメーカーもありますよ。
ベッドキットならフルフラットな上で、快適な睡眠を実現できアウトドアや旅行が一層楽しくなりますね。
取付設置も簡単にできてお値段は78.000円から販売されているので興味のある方はどうぞ。
最近では車中泊をする方も増えてきてブームとなっていますが、中には一部のマナーのない人の影響で
道の駅やパーキングエリアなど車中泊を禁止とする動きも目立ってきており車中泊をする際は事前に確認することが大切です!
アイキャッチ画像引用URL:https://toyota.jp/landcruiser/