トヨタランドクルーザーの購入を検討している読者様に、優良な情報をお届けいたします。
60年以上の歴史を紡ぎ、今尚顧客のニーズを満たすべく、日々進化し続けるトヨタランドクルーザーについて調べてみました。
トヨタランドクルーザーのモデルチェンジ情報、モデルチェンジ予想、モデルチェンジの時期など、詳しく紹介していきたいと思います。
目次
トヨタランドクルーザーのモデルチェンジ情報とは?
モデルチェンジには大きく分けて2種類あります。
1つ目は「フルモデルチェンジ」です。
「フルモデルチェンジ」とは、現行型から次期型へと完全な新型車として開発されるモデルチェンジのことを指します。
2つ目は「マイナーチェンジ」です。
「マイナーチェンジ」とは、ある車種(モデル)がフルモデルチェンジをおこなうまでの、ライフサイクル期間内に行なわれる小規模な仕様変更を指します。
今回は「フルモデルチェンジ」について取り上げていきたいと思います。
トヨタランドクルーザーは、現在トヨタランドクルーザー200系が一番新しいモデルです。
近年トヨタランドクルーザーのファン中で、ここ1~2年の間でフルモデルチェンジされた、新しいモデルが発表されるだろうと言われてきました。
今までのトヨタランドクルーザーの呼称をまとめてみると、
60→80→100→200
と来ているので、自然な流れを考えると「トヨタランドクルーザー300系」ということになると思います。(以下、トヨタ新型ランドクルーザーの呼称を、トヨタランドクルーザー300系だと仮定して話を進めていきます。)
トヨタランドクルーザー300系には、次のようなモデルチェンジ情報があります。
・搭載されるエンジンがグレードアップ。
・外装、内装共に一新。
・安全装備がグレードアップ。
・ラダーフレームが大幅変更。
・車体価格が高くなる可能性がある。
では一つ一つどうなるのか予想してみます。
トヨタランドクルーザーのモデルチェンジを予想します!
トヨタは公式に「基本的には同一車種において、ディーゼルエンジンとハイブリッドエンジン、どちらか1つしか搭載しない」と明言しています。
ですから、どちらかの2択になるわけですが、昨今の時代や環境問題を考えると、ハイブリッドエンジンが搭載されると思います。
新たに搭載されるエンジンは、ハイブリッドエンジンが濃厚
現在、世界各国で環境破壊が問題視されています。
異常気象、地球温暖化、酸性雨の危険性を身近に感じることが多いと思います。
そんな中、ヨーロッパでは2040年までにガソリン車を禁止する国も出てきています。
ノルウェーでは2030年からは電気自動車とハイブリッドのみを販売するそうです。
世界でこのような動きがある中、トヨタも環境問題をテーマに取り上げて、ハイブリットに向かうのは当然のことだと思われます。
現在、トヨタランドクルーザーのエンジンスペックは以下の通りです。
・エンジン…V型8気筒4.6Lガソリン
・出力…318ps/46.9kgm
・トランスミッション…6速AT
おそらくエンジンは、従来のV型8気筒4.6Lガソリンエンジンが廃止され、新世代のV型6気筒3.5Lガソリンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されます。
それにより、燃費も大幅に改善されることになります。
現在のトヨタランドクルーザーの燃費は「6.9km/L」ですが、最新のハイブリットシステムを用いると、「10.0km/L」を超えると予想されます。
外装、内装はよりスマートかつ近代的に
写真の車は、2018年3月30日にアメリカのニューヨーク国際自動車ショーにて発表された、トヨタ新型RAV4です。
スマートで近未来を感じさせるデザインです。
この車は1994年に「アウトドアでも街乗りでも、見て・乗って楽しいクルマ」をコンセプトに掲げられ、クロスオーバーSUVのパイオニアとして誕生しました。
RAV4はアメリカで「すべてのSUVのなかで販売台数が最も多いモデル」になりました。
なお、新型RAV4はハイブリットバージョンもあり、2019年のはじめに発売予定です。
トヨタランドクルーザー300系の外装は、この「新型RAV4」にとても近くなるのではないかと思います。
ハイブリットということもそうですが、トヨタはフロントマスクや外装を現代に合わせてくる傾向があるので、新型のSUVに似てくると予想します。
内装は、大型液晶パネルなど、ハイブリット化によるエンジンの現在の状態などを確認できる最新デジタルメーターを採用すると考えられます。
安全装備がグレードアップ
現在発売されているトヨタランドクルーザー200系の安全装置には、「Toyota Safety Sense P(トヨタセーフティセンスP)」が採用されています。
「Toyota Safety Sense P(トヨタセーフティセンスP)」は、ミリ波レーダー&単眼カメラを併用した検知センサーにより、車や歩行者の正確な認識が可能になりました。
「ミリ波レーダー」は検知できる距離が長く、速度域の高い状況に対応します。一方、「単眼カメラ」は物の形や大きさが識別でき、車や白線、歩行者を認識できます。
それにより、事故の回避や衝突被害の軽減を実現しました。
基本的にはこの「Toyota Safety Sense P(トヨタセーフティセンスP)」をベースに改良した安全装置が搭載されると考えられます。
ラダーフレームが大幅改善
先ほども記述した通り、近年環境問題が深刻化しています。
それを考慮すると、今まで安全性能や走りの快適性を進化させるために車体の重さにこだわって来たトヨタランドクルーザーですが、今回、ラダーフレームを大幅に改善して、大規模な軽量化が行われると予想します。
ラダーフレームを今までよりも軽い素材(例えばアルミや樹脂など)に切り替え、今までの走行性能を失わせることなく、ハンドリングや街中での燃費性能を向上させると考えられます。
また、走行性能の向上となめらかな走行を実現するために、現在の6速ATから8速ATに進化すると思われます。
性能アップと引き換えに車体価格が高くなる
最新ハイブリッドエンジンの搭載、「Toyota Safety Sense P(トヨタセーフティセンスP)」のバージョンアップ、ラダーフレームの大幅改良などを考慮すると、トヨタランドクルーザー300系の価格はどうしても現在のトヨタランドクルーザー200系よりも高くなってしまうと思います。
トヨタランドクルーザー300系の海外販売価格は、約88,500ドルだと予想されています。
日本円にして、約950万円になります。
日本でのトヨタランドクルーザー200系の販売価格平均は、約563万円です。
それを元に日本でのトヨタランドクルーザー300系の販売価格平均は、約613万円ほどになると予想します。
これは約50万円ほど高くなる計算です。
トヨタランドクルーザーのモデルチェンジ時期はいつ頃?
では、肝心のトヨタランドクルーザー300系の発表日はいつなのでしょうか。
ここで歴代のモデルチェンジは何年ごとに行われてきたのかを振り返ってみましょう。
現在までのフルモデルチェンジの歴史
・トヨタランドクルーザー55・56 (1967年~1980年) 13年
・トヨタランドクルーザー60 (1980年~1989年) 9年
・トヨタランドクルーザー80 (1990年~1997年) 7年
・トヨタランドクルーザー100 (1998年~2007年) 9年
・トヨタランドクルーザー200 (2007年~?年) ?
平均すると次のモデルチェンジまで約9.5年かかっています。
また、ランドクルーザー200系は世に出てから11年経っています。
三回連続10年以下でモデルチェンジされてきたので、長引いている印象です。
2018年前後にフルモデルチェンジが行われると言われていましたが、行われませんでした。
上記の通り、昨今の自動車産業は目まぐるしい変化の時期に差し掛かっています。
トヨタランドクルーザー300系へのモデルチェンジの内容を決めるには、電気自動車、ハイブリッド化へと変化する自動車産業の動きを伺いながら、方向性を見極めてからでないと難しいのかもしれません。
しかし、そんなこと言ってずっと先延ばしにしているわけにも行きませんから、いつかは世に出さなければなりません。
一番濃厚なのは2020年だと予想します。
トヨタランドクルーザー300系のモデルチェンジは「2020年」が濃厚
2020年と言えば東京オリンピック開催年です。
歴史の大きな節目になりうる重要な年に、満を持して発表という形がマーケティング的にも成功しやすいのではないかと思います。
以上、トヨタランドクルーザーのモデルチェンジについてご紹介しました。
さらなる進化を遂げたトヨタランドクルーザー300系の発表はもう間近だと思います。
ワクワクする気持ちを抑えながら、2020年を楽しみに日々を過ごしていきましょう。
アイキャッチ画像引用URL:https://toyota.jp/landcruiser/