1984年に登場して以来SUVの王道を走り続け、今や世界中を走るランドクルーザープラド。
もともと男っぽいカッコよさには定評がありましたが、
2017年のマイナーチェンジ以降さらに洗練されたと評判です。
そんなランドクルーザープラド。どんなカラーがあるのでしょうか。
今回はボディカラーを中心に掘り下げてみましょう。
トヨタランドクルーザープラドの色見本は?

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ランドクルーザープラドには、現行9色のカラーバリエーションがあります。
ちなみに現行の200系ランドクルーザーが同じ9色ですが、内容は若干異なります。
プラドにはいわゆるブラウン系がありません。
ランドクルーザーには、カッパーブラウンマイカ、
C-HRにはダークブラウンマイカメタリックがラインナップに入っています。
このことを念頭にそれぞれのカラーを見てみましょう。
・スーパーホワイトⅡ(040)※カッコ内はカラーナンバー以下同様

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先ほどのブラウン(カッパーブラウンマイカ)とは逆に、ランドクルーザーにはない色です。
いわばランドクルーザープラドを代表する色といってもよいほどです。
後ほど触れる、同じくホワイト系のホワイトパールクリスタルシャインのように、
若干クリームがかったホワイトカラーに抵抗がある方は、
このスーパーホワイトⅡを選ぶという選択肢があります。
このカラーは純白のホワイトですので、雪のように真っ白なボディカラーを
求める方にはお勧めできます。
・ホワイトパールクリスタルシャイン(070)
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このカラーはオプションとなっており、32,400円別途必要となりますが、
非常に人気が高いカラーです。
カラーにパールが加わっていることで、キラキラしたボディカラーに仕上がっています。
特に車体に光が当たったときのきらめきは、素晴らしいものがあります。
ぜひ一度ご覧ください。
・シルバーメタリック(1F7)

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白に近い印象のシルバー。
疾走感を感じさせ、オフロードでも新鮮な感じを受けます。
ホワイトより明るすぎませんが、塗装にアルミ片が塗りこめられているため、
光が当たった際、ギラッとした感じが何とも言えません。
シルバーメタリックは、ホワイトなどどことなり、汚れやキズが比較的目立ちません。
オフロードも攻めたい方には、ぜひ候補に挙げてほしいカラーですね。
・グレーメタリック

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こちらは黒よりのシルバーになっています。
シルバーメタリックより落ち着いて、夕方~夜景に似合いそうなカラーです。
というのも、ダーク系グレーに若干の紺を混ぜたような殻になっているからです。
そのため、明るいところではダークグレー、暗いところでは紺が現れる、
という非常に幻想的なカラーとなっています。
実際見てみると、上質なメタル感がたまりません。
・ブラック

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トゲトゲしさを感じない、非常に上質なブラックです。
幅広い人気があり、ランドクルーザープラドらしいカラーの一つです。
いかつい感じが全面に出てきますが、パールクリスタルシャインとはまた異なる
高級感が出てきますので、このボディカラーも不動の人気を誇ります。
ただ、汚れやキズが目立つカラーでもありますので、ボディの保全をしっかり、
怠らないようにしましょう。
・アティチュードブラックマイカ

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やや青みのあるブラックです。実際には非常に濃い紺色といった方が近いかもしれません。
通常のブラックよりもランドクルーザープラドの立体感やインパクトを感じられる
カラーとなっています。
明るいところでは濃い紺がはっきりと分かりますが、
暗いところでは、きわめてブラックに近いカラーとなっています。
・ブラッキッシュアゲハガラスフレーク

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少し緑が混じった紺色です。少しキラッとした感じで高級感あふれる色です。
このカラーはヴォクシーなどにも使われているかなり特殊なボディカラーです。
明るいところでは、濃紺・緑が混ざったような姿ですが、
光の加減では明るいブルーにも見えます。
そして、暗いところではブラックにも見えるという変化は、乗っていて飽きないですね。
このカラーもオプションとなっています。
・レッドマイカメタリック

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簡単に一言でいうと、トマトカラーです。
ただ軽自動車のように軽い赤ではなく、重みのあるカラーとなっています。
それは、単なるレッドではなくメタリックが入っているからで、
色の濃淡が鮮やかに演出されています。
コーティングを施すと、より高級感がにじみ出てくる不思議なボディカラーですよ。
・アバンギャルドブロンズメタリック

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近くで見ると、ゴールドに近い銅色をしています。
ホワイトパールクリスタルシャインは明るめの上品さを演出できるのに対して、
このカラーはオプション価格なしで、シックな上品さを演出できます。
カラーネームにも入っているように、銅(ブロンズ)の質感が十分に意識されたカラーです。
明るいところではブロンズカラー、暗いところでは深いゴールドを思わせるカラーとなっており、
街乗りでもオフロードでも映えるカラーとなっています。
トヨタランドクルーザープラドの人気カラーはこれだった!

さて、カラーラインナップを一通り見てまいりましたが、人気のカラーはどれでしょうか?
以下、ランキング形式で見てみましょう。
1位:ホワイトパールクリスタルシャイン

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スーパーホワイトⅡほど真っ白ではなく、穏やかな高級感が人気の原因でしょうか。
パール塗装が施されていて、真珠のような上品な輝きを持っています。
中古市場でもこのパールホワイトは非常に人気が高く、
リセールをにらんでこのカラーを選んでおく価値は十分あると思います。
2位:ブラック
順当ですが、2位にはブラックが来ました。
どのSUVでも、1位、2位はホワイトパール系、ブラック系のせめぎあいですね。
ブラックはカスタマイズうパーツ、特にメッキパーツがが非常に映えるので、
選ばれることの多いカラーです。
ただ、ブラックは非常に汚れやキズが目立ちやすいので、コーティングなどは
必ず行った方がいいですね。
3位:シルバーメタリック
シルバーメタリックは、長年支持され続けている一番無難なカラーで、
このカラーがないクルマはないくらい、幅広く使われているカラーです。
無難なカラーであることと同時に、キズと汚れが目立ちにくいことも
人気の理由です。
特にランドクルーザープラドのような、
オフロード走行の可能性があるクルマにとっては、
この利点は本当にありがたいですよね。
4位:アバンギャルドブロンズメタリック

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このカラーは、シルバーメタリックの対極にあるといっていいほど、
個性的なカラーの一つです。
アースカラーというのか、自然に溶け込む色かもしれませんね。
オフロードまではいかなくても、アウトドアを楽しみたい方には、
自然と一体になれるこのカラーは選択肢に入れていい色だと思います。
5位:アティチュードブラックマイカ
ブラックとは一味違う青の深みがあって、非常にクールなイメージのカラーです。
ブラック系がいいけれど、ブラックではいかつくてオシャレじゃないな、
と思われる方はこのカラーがおすすめですね。
ブラックより少し個性的で、マイカ塗装により雲母片が入っていますので、
キラキラした光沢もステキです。
プリウスにも採用されていますので、今後注目のカラーといえるでしょう。
6位:グレーメタリック
シルバーメタリックに比べて、落ち着いた都会的な雰囲気のあるカラーです。
青みもあって、新鮮な印象のカラーとなっています。
シックで飽きの来ないところが、人気の秘訣かもしれませんね。
7位:ブラッキッシュアゲハガラスフレーク

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あまりクルマの色としては見かけない色合いで、特別感があります。
街で見かけたら思わず振り返ってしまうようなカラーですね。
先ほどの色見本説明にもあったように、明るいところではブルーに見え、
暗いところではブラックに見えるという幻想的な色あいは、このカラー独特のもの。
個性的なカラー、といってもレッドのような個性の出し方ではなく…と、
考えている方は、ぜひ検討をお勧めしたいカラーですね。
8位:スーパーホワイトⅡ
意外にランキング下位となってしまったスーパーホワイトⅡ。
先ほどの色見本説明でも触れましたが、ランドクルーザープラドの白といえば、
こちらなんです。
ホワイト系でなぜこれまでに差がついたのかは分かりませんが、
白が美しすぎて、この白を保つために日頃のメンテナンスが大切になってくるところが、
敬遠されたのでしょうか。
また、メンテナンスの面から、アウトドア、オフロードには
チョット使いづらいカラーになっています。
9位:レッドマイカメタリック

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とても目立つカラーです。街乗りなどでは、マツダのCXシリーズの効果もあり、
レッドはチラホラ見かけるようになりましたが、
さすがにオフロードやアウトドアでは、なかなか乗るのに勇気がいるカラーかもしれません。
このボディカラーはまさに深紅といってもよいカラーです。
大人の女性の色かもしれませんね。
トヨタランドクルーザープラドの手入れはこうやろう

ランドクルーザープラドは、いくつかのカラー(シルバーメタリック、
アバンギャルドブロンズメタリック)を除いては、汚れやキズが少し目立つ
カラーが多いような印象を受けます。
これは、裏返して言えば、美しいカラーバリエーションになっている、
ということも言えるかと思います。
しかし、やはり近年の流行でもあるクロスオーバーSUVのコンセプトに
沿う格好で、街乗りにあうようなカラーをメーカーも用意しているように見えます。
本来、ランドクルーザープラドは、正統派SUVのライト版というコンセプトで
誕生したので、もう少しキズや汚れに耐性のあるカラーがあってもいいような気がするのですが…

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では、ボディーを傷つけないお手入れ方法を見てみましょう。
ブラックなどの汚れやキズが目立ちやすいカラーを持っている方は、
やはり洗車機を通さず、手洗いしているという口コミが多くみられました。
また、最近は、花粉や有害物質の影響で、雨が降った後放置していると、
塗装を侵食してキズやムラになったりすることがあるそうです。
早めに洗車した方がよさそうですね。
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洗車の際も、キズの原因になりそうな砂などを流し落とし、
シャワーで緩く流しながらセームタオルで一方向に汚れを落とし、
大きめのマイクロファイバータオルで拭きあげ。
という方もいらっしゃいました。
もちろん、洗車機でもOK!という方もいらっしゃいましたが、
いずれにせよ、水滴の拭き上げはしっかり行った方が良いようです。
どうしてもボディが大きいので、水滴の拭き上げが面倒ですが、
拭き上げはしっかりした方が良いようですね。
適宜コーティングも併せて行った方が良いようです。
また、降雪地帯では、別の問題があるようです。
地方公共団体の経費節減で、ロードヒーティングが止められてしまい、
ローコストの融雪剤を大量にまく方法に切り替わっているところが多いようです。
融雪剤はイコール塩ですから、アンダーボディーは
たちまち腐食されてしまいます。

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気づかずにいると、シャーシが錆びだらけになってしまっていることもあるそうです。
そういう地方にお住まいのかたは、毎年秋にアンダーコートを補修することも
オススメですが、降雪時走行の後は、なるべく早く高圧洗浄機で
足回りや下回りの融雪剤を洗い流すようにしましょう。
高圧洗浄機は必ずしもケルヒャーのような高級品でなくてもよいようです。
いかがでしたでしょうか。

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大切な愛車ですから、オフロード前提のSUVであったとしても、
なるべくキズや汚れがないようにしたいですね。
好きなカラーで自分だけの一台とステキなプラドライフを送ることができたら、
こんな幸せなことはないですね!