トヨタの本格的なオフロード車のランドクルーザープラド。
悪路の走破性を高めた4WD車になっています。
走破性の高いランドクルーザープラドですが、加速や乗り心地はいいのでしょうか?
ランドクルーザープラドのスペックや加速、乗り心地をチェックしました。
トヨタランドクルーザープラドのスペックはこれだ!
車の性能を知る上で欠かせないのはスペック表の数字です。
諸元表という形でカタログに掲載されていることも多いスペック値。
このスペック値を見ることで車の大きさやエンジンの種類、燃費などが一目で分かります。
ここではランドクルーザープラドがどのような車なのかをスペック表を参考に確認してみます。
ランドクルーザー・プラドのボディサイズは以下のようになっています。
・全長×全幅×全高:4,825mm×1,885mm×1,835mm
・ホイールベース: 2,790mm
・乗車定員:5~7名
ランドクルーザー・プラドには乗車定員が5名と7名があります。
2列シートの5人乗り仕様と3列シートの7人乗り仕様。
前のモデルのランドクルーザー・プラドにはショートボディと呼ばれる3ドア車がありましたが、現行モデルは「5ドア車」のみです。
ランドクルーザー・プラドのエンジンスペック
ランドクルーザー・プラドにはエンジンは2種類あり、「ガソリン車」と「ディーゼル車」があります。
・2.7L 直4ガソリンエンジン
・2.8L 直4ディーゼルターボエンジン(クリーンディーゼルエンジン)
最初はガソリン車のみでしたが、2015年のマイナーチェンジでディーゼルエンジンが搭載されました。
排気量は近いですが2つのエンジンの特性は異なっています。
ガソリン車
最高出力…120kW[163PS]/5,200rpm.
最大トルク…246N・m[25.1kgf・m]/3,900rpm
ディーゼル車
最高出力…130kW[177PS]/3,400rpm
最大トルク…450N・m[45.9kgf・m]/1,600〜2,400r.p.m.
エンジンのパワーを比較するとディーゼル車の方が大きく上回り、最大トルクはディーゼル車の方が高いのが大きな特徴です。
ランドクルーザー・プラドの燃費に関しては、
ガソリン車がJC08モード燃費:9.0km/L
ディーセル車がJC08モード燃費:11.8km/L
ランドクルーザー・プラドはディーゼル車の方が燃費は2キロほどいいです。
燃料は軽油のほうが安くて、ディーゼル車にランニングコストでアドバンテージがあります。
このようにランドクルーザープラドのスペック表(主要諸元表)を確認すると、車のサイズは同じでも選ぶグレードやエンジンによって、車は大きく異なることが分かります。
車を選ぶ際はスペック表を確認して、
グレードによる違いも把握して選ぶことが必要だと思います。
トヨタランドクルーザープラドの乗り心地は…どうなのか!?
車に乗るときはやっぱり乗り心地がいい方がいいですよね。
車は自分一人で運転するだけでなく、人を乗せたり、大人数での移動もあるかも知れません。
そのような時に車の乗り心地はとても重要になります。
「ランドクルーザープラドの乗り心地はどうなのか?」
車の乗り心地をチェックしてみました。
まずランドクルーザープラドには、3つのグレードあります。
・TX
・TX Lパッケージ
・TZーG
グレードはTXがベースになり、本革シートなどを装着したTX Lパッケージがあります。
TZ-Gは最上級グレードになり、ディーゼルターボエンジンを搭載。
グレードTZ-Gにはエアサスや悪路をより楽に走れる電子デバイスがついています。
TZ-Gはサスペンションが違います。
ランドクルーザープラドのTZ-GにはKDSS(Kinetic Dynamic Suspension System)を搭載
路面状況に応じてスタビライザーの効力をコントロールさせることができるシステム。
舗装路とオフロードでは車の設定を変えて車の走行状態をコントロールしてくれます。
舗装路を走る際には安定した走りを実現し、オフロード路面ではホイールストロークを確保して、タイヤを路面から浮きにくして走破性を確保。
このようなクロカンSUVらしいメカニズムを備え、走行性能を向上しているのはありがたいです。
このような走行性能と快適性能を求める方は、最上級モデルの「TZーG」を選ぶのがいいです。
乗り心地に関して言えば、「ディーゼル車」と「ガソリン車」では違います。
エンジンパワーはもちろん違いますが、ディーゼルエンジンは走り出しのノイズ・振動がガソリン車より多めなので、その部分は少しに気になる部分。
車内に関してはランドクルーザープラドは車内の高さがあるので、車内はミニバンのような感覚で座れます。
このような広い車内は、ボディサイズがあるランドクルーザープラドの大きな強みになっています。
ランドクルーザープラドのような大きくて背が高い車の場合は、ふらつきや安定感が心配になるかもしれません。
車高が高くてふらつきや安定感がなさそうなか感じもしますが、ランドクルーザープラドはドッシリとしていて、背が高いことに対する不安感を感じさせない車。
足回りもしっかりしていて、乗り心地と共に安定感も兼ね備えていて、車内はとても快適。
また運転時は、目線が高いため前方の状況が分かりやすく、通常の乗用車タイプの車とは視界が異なり、乗りやすく感じます。
小さい車から乗り換えると大きいから運転が不安に感じるかもしれないですが、高さがあり、見下ろす感じになので大きさを把握しやすい車になっています。
ランドクルーザープラドは大きさのある車なので大人4人乗ってもゆったり乗れ、広い車内空間が楽しめる車です。
トヨタランドクルーザープラドの加速性能を報告します!
ランドクルーザープラドはとても大きな車です。
ボディサイズを見ても、全長は4,825mm、全幅は1,885mmと乗用車としても、かなり大きい車になっています。
これだけ大きな車なので車の重さの方も当然、重い車になっています。
ランドクルーザープラドの重さは車両重量が2330キロあり、車の重さも最大級クラス。
これだけ大きくて重い車なので気になるのは加速性能です。
アクセルを踏んでも思ったように加速しない車は、運転していてもストレスを感じてしまいますから。
では「ランドクルーザープラドの加速はどうなのか」加速性能をチェックしてみました。
車の加速性能に関わってくるのはエンジン性能です。
中でもエンジンパワーが加速に影響します。
ランドクルーザープラドは、「ガソリン車」と「ディーゼル車」があります。
ガソリン車
最高出力…120kW[163PS]/5,200rpm.
最大トルク…246N・m[25.1kgf・m]/3,900rpm
ディーゼル車
最高出力…130kW[177PS]/3,400rpm
最大トルク…450N・m[45.9kgf・m]/1,600〜2,400r.p.m.
「ガソリン車」と「ディーゼル車」を比較するとエンジンパワーは、10PSディーゼルの方が高いです。
「ガソリン車」と「ディーゼル車」で一番違うのは、エンジンのトルク。
ディーゼルの方が450N・mあり、ガソリン車よりも200N・m高い数値になっているため、この差はとても大きいです。
これだけトルクが違う理由はディーゼルエンジンはターボによる過給があるからです。
「ガソリン車」と「ディーゼル車」では、ターボを搭載したディーゼル車の方がパワーがあります。
そのためガソリン車よりも、ターボを搭載したディーゼル車の方が加速力が高くなっています。
どっちを選べばいいという部分では、舗装路メインの使い方であればガソリンエンジン車でも十分。
よりパワーを求める方や悪路やオフロード走行を積極的に楽しみたい方は、パワーのあるディーゼル車の方がいいです。
ガソリン車とディーゼル車ではディーゼル車の方が車両価格が約60万ほど高くなっています。
価格の差がありますので予算と車の使い方を考えて、エンジンを選ぶのがいいと思います。
今回はトヨタ・ランドクルーザープラドの「スペックや加速、乗り心地」をチェックしてみました。
ランドクルーザープラドは大きなボディにパワーのあるエンジンを搭載して、走行性能が高い車です。
それだけでなく乗り心地にも配慮されており、後席もゆったりと乗れて上質な乗り心地になっている車です。
外観の迫力、車内の快適さ、乗り心地の良さがあるランドクルーザープラドを楽しんでみてはいかがでしょうか。
アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/