いまや日本のみならず世界を代表するSUVといってもよいランドクルーザープラド。
どんな悪路でも走破する走行性能もさることながら、
使い勝手の良さも人気の理由です。
今回は、そんな使い勝手の良さをささえる内装面を、
内寸をはじめ内装の改造にいたるまで、調べてみました。
「世界にたった一つのランドクルーザープラド」は可能なのでしょうか。見てみましょう。
トヨタランドクルーザープラドの内寸はどうなの?

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室内の広さが車の使い勝手を左右しますが、ランドクルーザープラドの内寸は、
ずばり室内長×室内幅×室内高:2520mm×1565mm×1240mm(7人乗り)です。
ちなみに、5人乗りは、室内長×室内幅×室内高:1825mm×1565mm×1240mmです。
これは、室内長においては、国産SUVの中で4位、室内幅では、同じトヨタの
ランドクルーザに次いで2位、室内高では、ホンダヴェゼルに次いで6位となっています。
大体国産大型SUVの中では、中間といったところでしょうか。
しかし、実際のユーザーの方の声を聴くと、数字よりも大きく感じたという声を
よく耳にします。では、実際に内部を見てみましょう。

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こうして見てみますと、特に後部座席に十分なスペースがあって、見るからに広々としていて、
ストレスを感じさせない空間であることが分かりますね。
しかも、シンプルで上質感を感じる空間になっています。
身長が180オーバーの方からは、「ハリアーの後部座席は圧迫感があったが、
プラドはゆったりしている。荷物も人も余裕がある」という口コミもありました。
ハリアーと比べると室内高は20㎜しか異なりませんが、実はハリアー1690mmに対して、
ランドクルーザプラドは、車高が1850mmと160mmも異なりますので、
ゆったりした設計になっているものと思われます。

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しかも、5人乗りの場合であっても荷室が幅1390mm×長さ1680mm×高さ1040mmと、
大人の女性が横になれてしまうほどの長さがあるので、本当に広々した印象を
受けると思います。特に、小さなお子様がいるご家庭などは、ベビーカーを
立てたまま収納することも可能な広さです。ベビーカーは小さいものでも横幅50cm、
高さは1mちかくあります。
お子さんが成長するにつれて、必要な荷物はどんどん増えますから、
ますます広さがあることが、便利さにつながりますね。
トヨタランドクルーザープラドの内装色の選択できる範囲は?

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さて、広い居住スペースと、充実のラゲージスペースを兼ね備えたランドクルーザプラドですが、
心地よい居住空間にふさわしいカラーが選べるといいですね。
ここでは、ランドクルーザプラドの内装色の選択できる範囲について見てみましょう。
基本的に、内装色はニュートラルベージュと、ブラックの2色が用意されています。
少しランドクルーザプラドに特徴的なのは、エクステリアの色と内装の色に
標準の組み合わせがあるということです。
ボディーカラー×標準シートカラー
スーパーホワイトⅡ × ニュートラルベージュ
ホワイトパール・クリスタルシャイン※ × ニュートラルベージュ
アバンギャルドブロンズメタリック × ニュートラルベージュ
グレーメタリック × ニュートラルベージュ
グレーメタリック × ブラック
シルバーメタリック × ブラック
ブラック × ブラック
アティチュードブラックマイカ × ブラック
ブラックキッシュ・アゲハフレーク※ × ブラック
レッドマイカメタリック × ブラック
と、以上のような組み合わせが標準です。
(なお、※のホワイトパール・クリスタルシャインとブラックキッシュ・アゲハガラスフレークは、
オプションカラーとなっていますのでご注意ください)
上で示したように、ボディカラー6種類×シートカラー2種類が標準となっていますが、
購入時には好きな組み合わせは可能だそうです。
エクステリアと合わせて12通りの中から選べるわけですね。

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ちなみに、シート色ニュートラルベージュは、先代のフラクセンに比べて、白みが強くなり、
いっそうおしゃれな感じが増したと評判です!
皆さんはどちらがお好みでしょうか。
お子さんがいらっしゃって、ファミリーで乗るとなると、汚れが目立ちにくい
ブラック、という意見もあるでしょうし、おしゃれな感じで快適に過ごしたいとなると
ニュートラルベージュという選択肢もありますね。

もちろん、この2色はちょっと…という方にも方法はあります。
シートカバーでカラーのバリエーションを付けるという方法です。
ただし、純正品のシートカバーは、標準装備と同じく、ブラックとニュートラルベージュ
というカラーになりますので、社外品から選択するということになります。
たとえば、レフィナードという企業のカバーはレザーを使用し、カラーも、
ブラック、グレー、ダークベージュ、ワインレッド、ベージュ、ダークブラウンの
6種類のカラーを揃えています。
ワインレッドなどは、レッドというほどビビッドな色ではなく、非常に高級感あふれる
カラーになっています。国産車ではあまり見かけないシートカラーになりますので、
街行く人が思わず振り返る一台となること間違いなしですね。

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また、ダークブラウンなどは、新型ランドクルーザーの内装や、レクサスLXの
高級レザーシートを思い起こさせるようなカラーとなっていますので、
内装の高級感に定評のあるランドクルーザプラドをもうワンランクアップさせる
アイテムになる可能性がありますね。
トヨタランドクルーザープラドの内装を改造したい?できます!!

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さて、オーナであれば「世界にたった一つのランドクルーザープラド」目指したくなりますよね。
たった一台とまではいかなくとも、少しは個性を出してみたいという方も多いと思います。
ここでは、内装によってその夢を実現できる、ということを見ていきたいと思います。
まずは見た目から。
ランドクルーザプラドは、内装に高級感があることで定評がありますが、
更にドレスアップするアイテムとして、運転席まわりにインテリアパネルを
装着するというのはいかがでしょうか。

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例えば冷暖房の吹出し口であるダクトパネルや、パワーウィンドウなどのスイッチが
集まるPWSWパネル、ハンドルすぐ前のメーターパネル、
ナビ周りのセンターダクトパネルなど、カスタマイズできるパーツはたくさんあります。
こうしたパネルは、標準のものは非常にシンプルなデザインとなっていますので、
こうした細やかな部分に手を入れていくことで印象が様変わりします。
よりラグジュアリー感が増すような感じがしますね。
例えば、内装がブラックであったら、あえて光沢のあるピアノブラックや、
シルバーのメッキ素材のものなどでシャープに決めるのもカッコよくなりそうです。
ニュートラルベージュであれば、迷うことなくウッド調のものがお互いを引き立てること
間違いなしです。
また、コクピット周りであれば、ハンドル、意外なところではアームレストなどの
カバーを変えてみましょう。驚くほど印象が変わります。
また、居住空間であれば、まずフロアマットをカスタマイズするというのはいかがでしょうか。

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フロアマットは社外品で驚くほどカラーバリエーションがあります。
また、カラーだけでなく、織によるデザインも選べます。汚れそうであるなら、
いっそのことラバーマットに替えるというのも一つの方法ですね。
ここで、改造パーツ選びについてポイントを少しまとめておきます。
基本的にカスタマイズするには、トヨタの純正アクセサリーと社外品の二つの選択肢があります。

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純正品は、サイズ感、フィット感共にバッチリなので、間違いなく安心して使用することができます。
また、リセールの際も高査定に結び付くメリットがあります。ただし、価格は高めです。
かたや社外品は、デザイン、色、ともに幅広く、個性的なアクセサリーが多いのが特徴です。
また、純正品に比べてお値打ちなのが何よりもうれしいところですね。
しかし、サイズ、フィット感にイマイチな商品もチラホラあることと、
取り付けをサービスでしてくれるディーラーさんもありますが、
取り付けは有料になってしまう場合もあります。
7人乗りのシートカバーなど自分でできそうな気がしますが、意外に大きくて大変です。
明確な内装のコンセプトを決めて、パーツを集め、新車購入時にディーラーさんで、
装着してもらうのが賢いやり方かもしれませんね。

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いづれにせよ、「あなたの一台」は確実に手に入れることができますよ!
ぜひチャレンジしてみてください!
アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/