トヨタランドクルーザープラドには1990年に発売され、歴史が長く、いくつかのモデルがあります。
現行のモデルから、30年ほど前の古い型まであります。
ランドクルーザープラドの新型や旧型の違いや過去のモデルとの違いを説明したいと思います。
トヨタランドクルーザープラドの現行・新型機の紹介します!
トヨタ自動車のSUV。
ランドクルーザープラドは1990年に誕生して、現在も販売を続けている歴史のある車。
ランドクルーザープラドの現行型は150系とよばれ2009年から販売をしています。
現行型は約10年ほど続き、かなり長い期間モデルチェンジが行なわれていません。
通常5年ほどでモデルチェンジをする車も多いので、この10年という期間は長めですね^^
ランドクルーザープラドはモデルチェンジは行なわれていませんが、これまでに何度かマイナーチェンジや改良を行なっています。
2009年9月に登場後、このようなマイナーチェンジや一部改良を行なっています。
<マイナーチェンジ>
・2013年9月:マイナーチェンジ
・2017年9月:マイナーチェンジ
<一部改良>
・2012年10月:一部改良
・2013年9月:一部改良
・2015年6月:一部改良
マイナーチェンジが2回と、一部改良が3回行われています。
ランドクルーザープラドはマイナーチェンジや改良で、様々な変更がありました。
中でも大きいのは2013年9月のマイナーチェンジ
このマイナーチェンジを境に、ランドクルーザープラドの顔つきとテールが変更になりました。
画像はランドクルーザープラド後期ですが、ヘッドライトがつり目でシャープになっています。
ランドクルーザープラド前期のヘッドライトは、このようなデザインです。
前期と後期を比較すると、全く別の車のような印象を受けます。
ヘッドライトやフロント回りが違うだけで、同じ車でもまったく雰囲気が違いますよね!
このようにマイナーチェンジなどで車の顔つきが大きく変わることがあるので、特に中古車を購入しようと思う方は、年式や型式に注意が必要です。
またマイナーチェンジの前と後では、ヘッドライト以外にもフロントグリルやバンパー、リアコンビネーションランプなどのデザインも変更しています。
さらに2015年6月の一部改良が行なわれ、ここでの改良は大きくエンジンが変更されてます。
V6 4.0L車が廃止されてディーゼルエンジン車が復活。
直列4気筒 2.8Lのディーゼルエンジンが搭載されるようになりました。
同時に直列4気筒 2.7Lガソリン車も燃費が向上していますので、燃費を気にする方は2015年6月以降の車の方が燃費がいいです。
このような違いがあるため車の購入時には、マイナーチェンジや改良にも注意した方がいいですよ。
ランドクルーザープラドには「5人乗り」と「7人乗り」、「ガソリン車」と「ディーゼル車」がありますので、車の使用条件にあわせて選んでくださいね。
トヨタランドクルーザープラドの旧型機を紹介します!
ランドクルーザープラドには現行型の前の旧型機があります。
現行型はランドクルーザープラドの4代目になり、150系と呼ばれます。
旧型機はランドクルーザープラドの3代目のモデルで、120系と呼ばれる2002年から2009年まで続いたモデルのこと。
3代目モデルのランドクルーザープラドの特徴は、ホイールベースが「ショート」と「ロング」の二種、「3ドア」と「5ドア」のボディ車があることです。
このように3ドアと5ドアがある部分は、現行型と大きく異なっています。
もちろんボディが違うので、車内のシートレイアウトも違います。
ランドクルーザープラド120系の車内。
現行型と旧型で特に違うのがリアシートです。
旧型は跳ね上げタイプでしたが、現行型は格納タイプになっています。
(7人乗り車)
現行型の150系は、シートを倒すとフルフラットに近い感じになります。
シートレイアウトが全く違い、現行型のこのスペースなら車中泊も可能ですね。
また旧型のランドクルーザープラドは、2005年のディーゼルエンジン車の廃止があり、後半はガソリン車の設定しかありません。
それにあわせてV6の大きな4.0Lエンジンも追加されています。
旧型のランドクルーザープラドはエンジンの種類が多く、年式によっても異なるので注意が必要です。
旧型と現行型では外観や車内は違いますが、ランドクルーザープラドの基本的な部分は変わりません。
現行型も旧型も4WD車の悪路走行時の強みになる、ラダーフレームを採用して、オフロード性能が高くなっています。
悪路の走破性を考えた作りという部分は、初代のランドクルーザープラドから変わっていません。
走破性、走行性能も向上させながら、進化し続けている部分がランドクルーザープラドの強みです。
トヨタランドクルーザープラドを年式毎に比較!!
ランドクルーザープラドの歴史を遡ると、今の現行型を含め4つのモデルがあります。
・70系プラド(1990年〜1996年)
・90系(1996年〜2002年)
・120系(2002年〜2009年)
・150系(2009年〜)
過去のランドクルーザープラドの歴史を振り返り、年式ごとにチェックしてみたいと思います。
まずは初期のモデル70系プラド
70系プラドは、ななまるプラドと呼ばれます。
前期型と後期型があり1990年から1996年まで、約6年間販売されました。
ボディは4ドアセミロング。
この頃から乗車定員 5-8人乗りの設定がありました。
2ドアショートのメタルトップ5人乗りと
4ドアセミロングの8人乗りがあります。
カクカクしたボディの車で、ワイルドな雰囲気が漂っています!
価格相場:139.8万円〜299.8万円
70系プラドは、中古でも高めの価格になっています。
2代目のプラド90系(1996年 – 2002年)
1996年から2002年まで販売されました。
マイナーチェンジをして、ヘッドライトが丸から四角になっています。
ディーゼルとガソリンエンジンの両方があります。
この型は三菱のパジェロと似ている外観でした。
価格相場:79万円〜289.8万円
3代目のプラド120系(2002年 – 2009年)
3代目ランドクルーザープラドは2002年から2009年まで販売。
ホイールベースは「ショート」と「ロング」の二種類。
乗車定員 5-8人乗りの設定。
外観はやや丸みがあり、スタイリッシュな雰囲気でオフロード感は少なめですが、作りはオフロードも想定しています。
V6のガソリンエンジン4,000ccのでかいエンジンが搭載されるモデルもあります。
価格相場:99.8万円〜229.8万円
そしてこのあとは現在のモデル、現行型ランドクルーザープラド(150系)へと変わっていきます。
現行型は2009年から現在まで10年近く続いているモデル。
2017年9月には2度目のマイナーチェンジを行い、現在の状態になっています。
そのランドクルーザープラドの人気グレードは、「TX Lパッケージ」です。
ディーゼルモデルの7人乗りが人気です。
燃費は11.8Km/L(JC08モード)
ディーゼルエンジンでトルクがあり、オフロードユーザーに人気が高いグレードです。
このように、過去のランドクルーザープラドを比較すると、その時代にあわせて車のデザインや外観が変化しています。
でもランドクルーザープラドは、初代から現行車まで、オフロードスタイルは変わっていません。
大きなボディに迫力のある外観と悪路の走破性は、ランドクルーザープラドの変わらない魅力です。
70プラドから始まり、現在のモデルで4代目となるランドクルーザープラド。
四輪駆動車としてのオフロード性能は、当初と変わらず今も持ち続けてながら、安全・快適装備が充実し、進化し続けている車です。
街乗りでもオフロードでも、両方似合うランドクルーザープラドの走りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
アイキャッチ画像引用:http://news.livedoor.com/article/detail/14299296/