トヨタ・ランドクルーザープラドは存在感のあるボディの4WD乗用車。
車高が高く見た目のゴツさもある車ですが、どのようなタイヤが装着されているのでしょう?
ランドクルーザープラドの、タイヤサイズや交換方法をチェックしてみました。
トヨタランドクルーザープラドのタイヤのサイズは?
ランドクルーザープラドのようなSUVはもともと悪路を走ることを想定して作られた車です。
最近のSUV車では悪路の走破性ではなく、ファッション的な要素も強く、悪路の走行を前提にしていない車もあります。
走破性ではなく外観のかっこよさを重視し、大きなホイールやタイヤを装着したSUVも多いです。
走りにこだわったSUVは減っていますが、トヨタのランドクルーザープラドは走破性を考えた車になっています。
ランドクルーザープラドが走破性に優れている理由として、オフロード車の武器となる「ラダーフレーム」を採用していること。
ラダーフレーム構造は悪路走破性の高いクロスカントリー車に採用されることが多く、頑丈で強靭なフレームを持っていてオフロード走行に強いです。
このように悪路の走行を考えられたランドクルーザープラド。
そのランドクルーザープラドにはどのようなタイヤが装着されているのでしょう?
ランドクルーザープラドのタイヤは2つのサイズがあり、車のグレードによって異なります。
17インチを装着している場合は265/65R17を装着しています。
ランドクルーザープラドの多くは17インチを装着しています。
ただオプション装着車は、265/55R19を装着。
最上級グレードのTZ-Rは大きな19インチが標準装着されています。
車に装着されるタイヤには、いくつかの種類があります。
ランドクルーザープラドをはじめとする、オフロード走行を考えられている車のタイヤは、SUV車用のタイヤが装着されています。
SUV車用のタイヤの中でも、使用する路面状況に分けていくつかの種類があります。
このような3パータンがあります。
・H/T: 主に舗装路を走るためのタイヤ。
・A/T: 舗装路も未舗装路も両立する性能をもたせたタイヤ。
・M/T: 未舗装路や荒れ地の走破性を主体に考えられえたタイヤ。
そしてオフロードタイプの車には、オールシーズンタイヤと呼ばれる一年を通して使用できる、全天候型タイヤを装着していることが多いです。
このようなオンロード向けのタイヤでも、マッドアンドスノー表記のあるオールシーズンタイヤなので、凍結路面ではなく軽い積雪ならある程度対応が可能。
また車はタイヤのパターンにより、見た目や雰囲気が変わります。
M/Tタイヤを装着することにより、ランドクルーザープラドがよりオフロード車らしくなり、四輪駆動車っぽい迫力のある走りができる車になります。
悪路の走行性能を上げたい方、走りを重視する方は、A/TやM/Tタイヤに交換するのがオススメ!
ランドクルーザープラドのタイヤ交換時は、タイヤサイズをしっかりチェックして選んでください。
トヨタランドクルーザープラドのタイヤのサイズアップはどうやる?
おしゃれは足元からと言われることがありますが、車の足元といえば「タイヤ・ホイール」です。
車のタイヤ・ホイールは見た目の与える印象を決める部分になり、車の見た目を変えるにはとても大切なパーツです。
純正のホイールもシンプルでかっこいいですが、市販品のホイール・タイヤを装着すると、より自分の好きなスタイルに車を仕上げることが可能!
ランドクルーザープラドではどのようなタイヤやホイールが装着できるのか?
タイヤのサイズアップをチェックしてみました。
ランドクルーザープラドは通常17インチを履いていますが、大きなサイズに変更することができます。
一番ラクな方法は純正の19インチのホイールを装着する方法。
純正オプションの19インチのホイールセットが手軽です。
タイヤのサイズは265/55R19というサイズになります。
もっと大きくしたい方は20インチと言う選択もあります。
このようにホイールやタイヤのサイズを大きくするという方法もいいですが、ランドクルーザープラドのような四輪駆動のSUV車は、車のボディを持ち上げる「リフトアップ」というカスタム方法があります。
リフトアップは車を改造して車高を上げることをいい、オフロードの走行性能をさらに上げることが可能になります。
リフトアップのメリットはドレスアップ効果と走行性能が上がること。
車の車高が上がり、急な斜面・補装されていない悪路での走破性が格段に上がり、乗車時の見通しが良くなり外から見た車の迫力もアップ!
リフトアップして車高が上がることで、装着できるタイヤの選択肢が増え、タイヤのサイズアップが可能になります。
このように大きなランドクルーザープラドの車体がさらに持ちあげられて、車高がかなり高くなります。
ランドクルーザープラドのSUVのイメージをさらにあげて、ワイルドな車に仕上てしまうことも可能。
圧倒的な存在感を発揮したい方にはこのようなリフトアップを行ってみるのもいいと思います。
走りを楽しむ方と見た目を楽しめる、四輪駆動車ならではなカスタムが「リフトアップ」
ランドクルーザープラドには車をいじる楽しみもありますので、ノーマルで乗ったり、カスタムするのもいいです。
このようにランドクルーザープラドをリフトアップをしたり、タイヤサイズを変えることができますが、タイヤやホイールが車両からはみ出さないことも重要です。
リフトアップには構造変更などの届け出が必要な場合もあるので注意してください。
トヨタランドクルーザープラドのタイヤ交換をしたい!交換方法を紹介!
ランドクルーザープラドのタイヤを交換をするには、タイヤチェンジャーというタイヤを組み換えする専用の機械が必要になります。
そのため、ディーラーやタイヤ専門店などで作業をしてもらう必要があります。
まずリフトやジャッキなどを使用して、車の車体を持ち上げてから、ホイールを取り外して、そのあとホイールとタイヤを外します。
タイヤを交換する時は組み替える作業が必要なため、自分で行うことはできません。
またホイールバランサーという機械を使用し、タイヤとホイールの重さを調整する作業も必要になります。
タイヤだけではなく、ホイールとタイヤがセットされているものを取り付ける場合は、脱着と呼ばれる作業になります。
脱着を行う場合は専用の組み替えは必要ないので、車を持ち上げて取り替えすることができます。
降雪地域で冬場に行うタイヤ交換作業と同じです。
ただしランドクルーザープラドは車がとても大きく、重さも2000キロ以上あるため交換するのは大変。
タイヤ・ホイールの重さも重いため、自分で交換するのは難しい車です。
タイヤ交換をする場合は、ディーラーやガソリンスタンドなどで作業してもらった方が良いと思います。
四輪駆動車のSUVは大きさや重さがあるため、軽自動車やコンパクトカーに比べ、タイヤの交換費用が高いこともありますので、交換時には価格にも注意してください。
通常のタイヤ交換の相場は1本、約1000円~となっています。
SUVや大型四輪駆動車の場合は1本、1500円~かかることもあります。
またネット通販でもタイヤホイールのセットを購入することができます。
いろいろな種類のホイールやタイヤがあり、ネットならあいてる時間にじっくり選べますので、ネットで購入して取付けるのもいいかもしれません。
タイヤサイズには種類がありますので、自分の車のサイズや車の型式・年式を把握しておく必要があります。
購入時には間違えないようにチェックしてください。
今回はトヨタランドクルーザープラドの「タイヤサイズや交換方法」を紹介しました。
ランドクルーザープラドはオフロード車ならではの高い走行性能を活かして、悪路を走行したり、タイヤ・ホイールサイズを変えて、車のドレスアップ楽しむこともできる車。
ランドクルーザープラドは市販品のパーツもたくさんあるので、車の見た目も自分の好みにあわせてカスタムできる楽しい車です。
アイキャッチ画像引用:http://www.jmgroup.az/rent-a-car/