レヴォーグの納車待ちってどのぐらいでしょうか?
E型が出てしばらく経ったので落ち着いてきたとはいいますが度重なるリコールにディーラーはてんてこまいな様子です。
おおよその期間と、現状の納期をまとめましたので一読いただければと思います。
目次
スバルレヴォーグの納車はいつ?納車情報紹介
納車情報は
スバルレヴォーグは2014年にレガシィの後継車種として主に国内向けに製造販売されています。
現在となってはワゴン需要の高いヨーロッパにも出荷がなされていますが、国内向けでの重要が主なレヴォーグ。
現行のE型へのマイナーチェンジを2018年6月1日に行われてからはしばらく3〜4ヶ月の待ちがあったようです。
現状は契約締結から納車までの納期はおおよそ2〜3ヶ月となっている模様です。
スバルの国内のクルマは群馬にある本工場、矢島、太田北、大泉の製作所でほぼ全てが作られており、そこまで大きく製造能力を拡大はしておりません。

中堅メーカーとしては懸命というべきか、慎重な製造姿勢がとれている傍ら顧客からすると少々待たされてしまうことも少なくないようです。
メーカーにより納期はまちまちですが、スバルとマツダは納車まで所要時間が長いように思われます。
数年前では著しく供給能力不足が深刻になり増産体制を敷きましたがこの時も「チョコット能増」と少しずつ生産能力を増強してきました。
中には販売店によりホームページに現状の納車情報を記載しているところもあり、5ヶ月ほど要している車種もあり様々な納期が存在するようです。
メーカーも予め見込み生産をしており在庫を保有していることもあり在庫で対応することもあれば、オーダー次第なところもあり対応は様々です。
あくまでメーカーと販売店というのは別々の会社であり、販売店はオーダーを入れてメーカーは順番に造るといった形をとられています。

どうしてそんなにかかるのか
ここでメーカーはあらゆる生産改革で納期を可能な限り縮める努力をしており、有名なのはトヨタのジャストインタイム生産です。
JIT生産とも言われますが、必要なものを必要なときに必要なだけ届けるというのは有名考え方であらゆる企業の模範となっております。
しかし、工場を出た後にも課題がまだ多く残っていると言われており販売店の中で2ヶ月間眠ってしまうことも珍しくないと言います。
販売店の物流改革というのも徐々にされており、メーカー→販売店→顧客の流れに無駄が無いように日々改善はされて続けているのです。
ただ、基本的にクルマというものは人生の中で家の次に単価の高いものであり見込みでガンガン作るわけにもいきません。
受注生産となっている以上は、納期が一定時間かかるのは致し方無いことなのかもしれませんね。
スバルレヴォーグの実際に納車された人、納車待ちの人
納車された人のコメント
「日常は安定志向、運転方法次第で積極的に走りを楽しめるドライバーにはクルマを振り回す歓びをもたらしてくれること。ある意味、相手に合わせる二重人格です(笑)」
「走行距離が1000キロを超えました。だいぶ車が慣れてきたようで、粗い路面もうまくいなしてくれるようになりました。発進時にテールがあまり沈まないところは前車のレガシィBRと同じですね。ぐいぐいと体を前面に押し出してくれる感覚は病み付きになりそうです。」
「アクティブレーンキープはいまだ使う頻度が少ないです。全車速追従クルコンはレガシィのときから使い慣れているのでちょこちょこ使っています。これだけでも便利です。しかしそれ以上に自分で運転するのがとても楽しい車です。」
「困ったことに、あまりの楽しさに無駄に車で出かけたくなることですね・・・」
概ね良好なコメントが目立ちやはり、レガシィからの乗り換えが多いのですね!
一度乗ってしまうとなかなか他のメーカーのクルマに乗り換えられ無いのが不思議なところです。
それほどに凝ったクルマ造りをしているメーカーなのだなという印象を受けます。
ファミリーカーを買ったつもりが300psのターボ車で、踏み込んだらびっくりしてしまいますよね!
納車待ちの人のコメント
「NAのプレミアムを注文。7月末か8月初旬に納品予定で楽しみです。」
「契約して二か月経つけど、納車の連絡なし。こんなものかな?」
「こちらから連絡入れないとギリギリまで教えてくれない。」
「契約して2ヶ月経って心配になってディーラーに連絡したら進捗教えてくれた。今生産が終わってディーラーでオプションを付けているところだって。あー早く納車してほしー」
待ち遠しい気持ちというのはみなさん同じですね。
ディーラーから遅延の連絡とかがこ無いというのはどうなのか?といったコメントが目立ちますがこれは契約にその様な取り決めが入っておりません。
なので特に無くても文句は言えませんが紳士協定としてあってもいいのかなという気はします。
ただ、こちらから連絡をすると進捗状況を教えていただけます。
彼らは納車のシステムを随時確認ができるので、 手に取るようにわかるのです。
すべてのお客様に常にどうなっているなんて連絡をしていたら確かに追いつか無いと言えばそうかもしれません。
とはいえ、営業マンに当たり外れがあるのも確かなのでよっぽどハズレだった際にはディーラーに申し出るのも手ですね。
スバルレヴォーグの納車遅れのケース
納車が遅くなったというコメントはよく見かける一方で早まったというのはなかなか見かけません。
逆に早まる場合はディーラーから連絡が来て、あまりに嬉しいといったコメントはあってもよさそうですが。。
それではどのようなケースで納車の遅延が起こるのか見ていきましょう。
決算期の付近での契約

これは3月などに契約をしたケースでやはり駆け込み需要にプロモーションを打ってお客様も多く押し寄せ、ディーラー側も年間の目標を達するべく契約を取りたがります。
やがてこういったしわ寄せが工場へ行ってバックオーダーの山になれば当然納車は遅くなります。
製造工場から遠隔地にお客様がいる

スバルの製造工場はすべて群馬に集中しており、関東一円とあればそんなことはありませんが他の地域に関しては船便で行くこともしばしば。
輸入車よりは納期が読みやすいものの、物理的な距離感では致し方無いという他ありません。
リコールよる納車遅延

自分の納車待ち車種が当該車種だった場合はやはり整備し直しになり、当然ディーラー側もこれに対応するべく多くのお客様が来られます。
ディーラーもそのままお渡しするわけには行かないのでお願いするしかありません。
そして、やはり気になるのは2017年に発生した完成車の検査リコールです。
完成車検査の不正問題
車両製作工場の完成検査において、完成検査員に任命されていない検査員が合否判定を行ったものが認められたため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかったというものです。
これは今年に入っても対象車体番号と対象車種が拡大しており一大社会問題となっています。
メーカーの不正のあおりを販売店はもろに受けてリコールのお客様が殺到します。

当然ながら販売店のメカニックマンの人数は限られており、安全性に問題があることなので優先順位は自ずと高くなります。
納車の整備は後回しになっていき、どんどんと伸びてしまい通常2~3ヶ月待ちだったものがさらに伸びてしまっているようです。
現在スバルのディーラーではこのリコールの点検の予約ですら取ることが難しく、現場はマンパワーが完全に不足していると言います。
ディーラーによっては新車の受注を完全にストップして対応にあたっているところもあるとのことで、ある程度納期は掛けていいので安全なものを造って世に送り出していただきたいものです。
このあたりの動向を注視しつつ新車の購入は検討したほうがよいでしょう。
アイキャッチ画像引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/special/photo.html