スバルレヴォーグは今人気の車種ですね。
しかし車を買うとなれば評価や人気だけでなく、実際に試乗した感覚が決め手になることも多いのではないでしょうか。
今回はそんなレヴォーグの試乗評価になります。
それでは紹介していきます。
スバルレヴォーグの試乗レポート!

引用 https://www.webcg.net/
なにはともあれとにかく試乗してみようと思います。
試乗の仕方に関してはスバルのディーラーさんに電話して「レヴォーグの試乗をしたいんですけど」とお願いすれば大体させてもらえるかと思います。
直接言って伝えても担当の方が忙しかったりするので、確実に試乗したければ電話して確認してみることをおすすめします。
また電話するとあちら側も買い換える気持ちが強いのかと思って対応が雑になることもないかと思います。
店によっても違いますが、せっかくならいい対応されたいですよね。

それでは試乗です。
今回は1.6GT Eyesightに試乗しました。
外装や内装は沢山の方が紹介されてますので、今回は感覚的な乗った感じを中心にレポートしていきたいと思います。
正直私自身が今2.0Lの車に乗っているので、1.6Lという排気量では物足りないのではないかと思っていました。
レヴォーグにはsモードとiモードという2つのモード設定があるのですが、その2つを切り替えることによって大きな変化がありました。

引用 http://www.carandbikememo.jp/
まずはiモード
こちらはいわゆる街乗り用と言った感じで、出だしのもっさり感と中間加速の伸びのなさを感じました。
素人評価ですので一般論とはもちろん違いますが、やはり、1.6Lだなという感じを受けました。
これなら正直2.0Lの方がいいかなと思います。
ただsモードに関しては変化をきっちりつけてきてるというような印象です。
sモードになるとiモードで感じたような出だしのもっさり感や中間加速の伸びのなさというものはあまり感じられず、私の乗っている古い2.0Lの車と遜色ない走りをしてくれているように感じさせてくれました。
モードによってここまで大きく性格が変わると思っていなかったのでかなり驚きました。
スバルレヴォーグの実際に乗ってみた試乗評価は?

次は先程の試乗をしてみての評価をしてみたいと思います。
今回はパワー感、乗り心地、満足感の3点から評価していこうと思います。

まずはパワー感です。
先ほども紹介しましたがパワー感に関してはモードによって大きく異なるように思いました。
iモードでは良くも悪くも普通の1.6Lワゴンだなぁという感じでしたが、sモードではスバルらしい、いい走りを見せてくれました。
もちろんsモードにすると回転が上がりますので燃費が落ちてしまいますが、気持ちのいいワインディングなどを走る際にはかなりいいのではないでしょうか。
次は乗り心地です。

引用 http://www.challengedrive.net/
スバルは一般的なメーカーに比べて走りを重視して車を作っているイメージがあったので乗り心地は硬い感じなのかと思っていました。
ただレヴォーグではファミリーカーとして使う方も多いのか乗り心地は柔らかめに作られている印象を受けました。
不快な縦揺れがずっと続くわけではないですし、いいバランスの足回りになっているように思います。
ただ固めを求める方には少し物足りないかと思います。
またアイサイトは車高を変えてしまうと正確に作動しないらしいので、車高調などで硬さを調整しようかと思っている方は注意が必要です。
またシートの柔らかさもちょうどいい感じに感じられました。
車のシートというのはソファのように柔らかいわけではなく、適度な硬さに調整されていますよね。
これがスポーツシートなどになると乗りごごちよりもホールド性が重視されてくるので、あまり乗りごごちのいいものではないのですが、流石に新しい車なだけあってホールド感と乗りごごちのバランスのとれたいいシートになっているなという印象を受けました。
こればかりは座ってみないとわからないものかと思いますが、完成度の高いいいシートになっているかと思います。
最後は満足感ですね。

一通り試乗してみた満足感としてはかなりあるかと思います。
内装の質感もかなり高いものになってると思いますし、見た目もかっこいいので所有欲は満たされると思います。
特にこの頃のスバルはハンドルとシフトノブという一番手に触れる部分の作り込みがかなりいいように思います。
皮のハンドルは触りごごちもいいですし、ハンドルにボタンが集約されているというのは安全性の観点から見てもかなりポイントが高いのではないでしょうか。
一昔前のスバルは走りはいいけど内装がチープなどと言われていたものですが、そのイメージをしっかり壊すことのできる質の高い内装になっているように感じました。
内装に関しては運転中に常に見るものですので、自分の満足のいく内装を選ぶのが1番いいかと思います。

引用 https://tesdra.com/
内装が気に入らないと車に乗っている時間全てが楽しい時間ではなくなってしまいますからね。
日本車の内装はここ数年でかなり良くなっているイメージですが、その中でもかなりの伸び率をスバルは叩き出しているのではないでしょうか?
このようにどの評価でもいい評価をしてしまいました。
そのくらいいい車だと言うのが伝われば嬉しいです。
スバルレヴォーグはこう乗れ!試乗のポイント

引用 https://kakaku.com/
最後に試乗する上でのポイントをお伝えしたいと思います。
レヴォーグはミドルクラスのワゴンになっています。
まずはそのワゴンならではのサイズ感や視界の感覚が自分に扱えるか、近くの狭い道路は通れそうか考えてみるのがいいかと思います。
コンパクトカーなどからの乗り換えになると幅はそれほど変わらないかと思いますが、長さがだいぶ違いますので、前後の感覚が大きく変わるかと思います。
せっかく買ってもぶつけてしまっては悲しいですので、扱えるサイズ感かというところはしっかりと確認しておいたほうがいいかと思います。
自分が不安になるサイズ感の車というのはやはり運転していて緊張するものですし、慣れるとはいえあまりにも大きすぎると感じる場合はやめておいたほうが無難かと思います。
またできることなら1.6Lモデルと2.0Lモデルの両方を試乗してみることをオススメします。
排気量が違うと同じ車でも全く違う感覚に陥ると思います。
それだけ排気量の人の感覚に与える力は大きいということです。
人によっては1.6Lで十分すぎるパワーが出ていると感じる方もいると思いますし、逆に出だしや中間加速でのパワー不足を感じる方もいると思います。
その辺りの感覚だけはどれだけレビュー記事を読んでもわからないものですし、試乗してみないことにはなにも始まらないかと思います。
ここまで試乗に関するポイントなどを紹介してきましたが、最後は自分の用途を想像して楽しんで試乗してもらいたいと思います。

何と言っても高い買い物であることに変わりないですし、レヴォーグクラスの車を買われる方は日常生活で必要不可欠な道具という観点で買われる方は少ないかと思います。
そのように少し趣味も入っている車を買うときはやはり使い勝手や燃費よりも乗っている時の楽しさなのではないかと思います。
その楽しさを感じられるようなら購入を前向きに考えるべきかと思いますし、もし感じられないようなら他の車を探すのも一手かと思います。
そんな感じで試乗していただけたら、購入の一助になるのではないでしょうか?
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
アイキャッチ画像引用:https://www.subaru.jp/levorg/levorg/special/photo.html