圧倒的な人気を誇る、軽スーパーハイトワゴン。
今回は人気車種、ホンダ・N-BOXとダイハツ・ウェイクについて比較してみました。
価格面ではどちらがお買い得なのか?
大きさや使い勝手はどちらが良いのか?
燃費はどちらが良いのか?
ご紹介させていただきます。
目次
【ホンダ・N-BOX】VS【ダイハツ・ウェイク】は価格はどっち?
日本を代表する自動車「軽自動車」は近年どんどん進化をし、普通乗用車に引けを取らない走行性能や安全装備。
軽とは思えないほどの居住スペースを確保し、さらに人気を増しているジャンルです。
そんなNIPPONの軽を代表する、ホンダ・N-BOXとダイハツ・ウエイクのエントリーグレードの価格を、装備などの観点から、どちらの車種が価格に対してのお買い得感があるのか?比較してみようと思います。
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/styling/design/
この両車種を比較する前に、筆者が思う、両車種のイメージについてですが、ホンダ・N-BOXについては、日本の日常生活をより快適に安全に生活を送るという開発コンセプトで開発され、CMのキャッチコピーでも印象深い「NIPPON乗り物!!」という、日常生活重視の車種だと思います。
一方、ダイハツ ウエイクについては、軽自動車では考えられないぐらいの荷室の大きさや、アウトドアなどの趣味に使用するにも気兼ねなく使用できる、オールラウンド軽スーパーハイトワゴンというイメージです。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/09_special_02.htm
この二車種のどちらかの購入を考えたとき、実際どちらが価格と装備でのお買い得感があるのでしょうか?
ご紹介します。
まず2車種の最安値グレードの価格と基本装備をご紹介します。
基本装備につきましては、私の独断と偏見で、この装備はあってほしい比較項目を設定し、比較してみようと思います。
☆基本装備比較項目☆
※エクステリア
電動ミラー
HIDもしくはLEDヘッドライト
フォグライト(ハロゲンでも可)
アルミホイール
エアロ
その他のボディ形状に合わせた便利機能
※インテリア
本革ステアリング
オートエアコン
プッシュスタート
オートライト
スピーカーの数(4つ以上 フロント、リアに標準設定があること)
UVカットガラス
※安全装備及び快適装備
運転席&助手席エアバッグ
リアヒーター等
アイドリングストップ
その他
それではまずホンダ・N-BOXの最安値グレード及び基本装備についてご紹介します。
☆ホンダ N-BOX G・Honda SENSING
≪全国メーカー希望小売価格≫
1,385,640円 FF(消費税込) ※Honda SENSINGを装備しない仕様の場合 1,315,440円
1,516,320円 4WD (消費税込み) ※Honda SENSINGを装備しない仕様の場合 1,446,120円
☆ホンダ・N-BOX G・Honda SENSING 比較基準と装備☆
※エクステリア
電動ミラー 〇 〈LEDドアミラーウインカー〉
HIDもしくはLEDヘッドライト 〇 〈フルLEDヘッドライト プロジェクタータイプ オートレベリング/オートライトコントロール付き〉
フォグライト(ハロゲンでも可) ×
アルミホイール × 〈14インチスチールホイール ホイールキャップ〉
エアロ ×
その他のボディ形状に合わせた便利機能
×両側手動スライドドア
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/
※インテリア
本革ステアリング × 〈モカグレー色塗装〉
オートエアコン 〇
プッシュスタート 〇
オートライト (マニュアル選択時、ヘッドライトオートオフ機能) 〇
スピーカーの数(4つ以上 フロント、リアに標準設定があること) ×フロント2スピーカー
UVカットガラス 〇
※安全装備及び快適装備
運転席&助手席エアバッグ 〇 〈運転席、助手席i-SRSエアバッグシステム〉
リアヒーター等 〇 〈リアヒーターダクト搭載〉
アイドリングストップ 〇
その他
〇エマージェンシーストップシグナル
〇ヒルスタートアシスト
〇運転席、助手席シートベルト締め忘れ警告灯&警告音
〇マルチインフォメーションディスプレイ(タイヤ角度モニター/オドメーター/トリップメーター/外気温/瞬間燃費/瞬間車速/平均車速/平均燃費/など
〇車速連動オートドアロック(テールゲート連動)
◎Honda SENSING
追突軽減ブレーキ(CMBS)、誤発進抑制機能、歩行者事故軽減ステアリング、路外逸脱抑制機能、ACC(アダクティブ・クルーズ・コントロール)
LKAS(車線維持支援システム)、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、後方誤発進抑制機能、オートハイビーム
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/
☆ダイハツ ウエイク D
≪全国メーカー希望小売価格≫
1,350,000円 FF(消費税込)※Dグレードには4WD設定なし
☆ダイハツ ウエイクD 比較基準と装備☆
※エクステリア
電動ミラー 〇〈電動格納式〉
HIDもしくはLEDヘッドライト ×〈マルチリフレクターハロゲンヘッドライト(マニュアルレベリング付き)〉
フォグライト(ハロゲンでも可) 〇〈マルチリフレクターハロゲンフォグランプ(メッキ加工付き)〉
アルミホイール × 〈14インチフルホイールキャップ〉
エアロ × 〈エアロパーツなし〉
その他のボディ形状に合わせた便利機能 × 〈両側手動スライドドア〉
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/03_exterior.htm
※インテリア
本革ステアリング × 〈ウレタンステアリングホイール〉
オートエアコン × 〈マニュアルエアコン〉
プッシュスタート × 〈キーレスエントリー ※エンジン始動はキーでON〉
オートライト × 〈なし〉
スピーカーの数(4つ以上 フロント、リアに標準設定があること) × 〈フロントスピーカーのみ〉
UVカットガラス 〇
※安全装備及び快適装備
運転席&助手席エアバッグ ◎〈運転席&助手席SRSデュアルエアバッグ〉&〈運転席&助手席サイドエアバッグ〉
リアヒーター等 ×
アイドリングストップ 〇
その他
〇エマージェンシーストップシグナル ※急停止時に自動でハザード点滅
〇ヒルホールドシステム ※坂道で下がらない
〇シートベルト締め忘れ警告灯(運転席、助手席、後部座席) シートベルト締め忘れ警告音(運転席、助手席)
以上の内容となりました。
乗用車並みの走行性能や装備、快適性能どんどんグレードアップさせている、NIPPONの軽ハイトワゴン。
もう「軽自動車だから」と言わせないほどの完成度を増している軽自動車だからこそ、エントリーグレートとは言えども充実した装備を求めてしまいますよね!?
両車ともに軽ハイトワゴンであり、見た目や内装など開発コンセプトの違いが大きくでているので、最終的にはユーザーの好みになってくるのかとは思いますが、結果としまして、ぱっと見の金額差は35,640円ホンダ・N-BOXが高いのです。
しかし最安値のエントリーグレードなのに惜しげもなくLEDヘッドライトや、先進安全装備「HondaSENSING」、誤発進抑制機能などが盛りだくさん搭載されているので、ホンダ・N-BOXの方がお買い得感の面では、ダイハツ ウエイクより高いのではないかと思います。
また、ホンダ・N-BOXのエントリーグレードには、Honda SENSINGの装備しない設定(1,315,440円)を選ぶことができますので、ダイハツ ウエイク Dの価格より下回ります。Honda SENSINGを装備しないN-BOXでも、LEDヘッドライト、プッシュスタート、などの装備があるのは、価格に対しての装備は十分だといえます。
エントリーグレードで購入を考えるユーザーが、Honda SENSINGの設定を装備しない選択をすることによって更に価格を抑えることができる、
Honda SENSING”装備する”のか”装備しない”のか選べるのも良いところだと思います。
【ホンダ・N-BOX】VS【ダイハツ・ウェイク】大きさは?
2018年、国内販売台数ダントツでトップを誇る、ホンダ・N-BOX。
ライバル車の ダイハツ・ウエイク との違いはどこにあるのか?
今度は、外観の大きさ、内装の広さを比較してみようと思います。
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/styling/design/
上記の写真は、ホンダN-BOX内外装の写真です。
最近の軽自動車は荷室を極力少なくし、客室スペースを大きくとるタイプとなっており、天井は高く、足元も広い。写真で見るだけでもかなり広く快適そうに感じます。
外観から見るボディについては、軽自動車の規格もあるので、極端に大きく出来ないと思いますが、ホンダ・N-BOX、ダイハツ・ウエイク両車種の内装の広さ、ボディの大きさをお伝えします。
☆現在の軽自動車の規格☆
全長:3.4m以下
全幅:1.48m以下
全高:2.00m以下
となっております。それでは、ホンダ・N-BOXと、ダイハツ・ウエイクの外寸はどうなっているのでしょうか?
ホンダ・N-BOX 外装寸法
全長:3.395m
全幅:1.475m
全高:1,790m(FF)1,815m(4WD)
ホイールベース:2,520m
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/interior/design/
ダイハツ・ウエイク 外装寸法
全長:3.395m
全幅:1.475m
全高:1,835m
ホイールベース:2.455m
やはり最新の軽自動車ということだけあって、両車両とも全長、全幅は軽自動車規格のギリギリを攻めており、両車両の違いは、全高、ホイールベースの違いとなっております。
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/interior/cabin/
若干の違いではありますが、ホンダ・N-BOXはダイハツ・ウエイクと比較しまして、全高が低く、ホイールベースが長い仕様となっており、このことからホンダ・N-BOXは、ダイハツ・ウエイクと比較しますと、室内空間はホイールベースが長いだけあって、室内部分あたるシャシーの凹凸を少なくすることができる為、天井を低くしても空間は広くとれるようになっていることがわかります。
走行安定性の面からしても、全高が低いため、走行安定性はダイハツ・ウエイクよりも高いのではないかと思います。
一方、ダイハツ・ウエイクにつきましては、オールラウンド、軽ハイトワゴンの私のイメージに沿ったサイズで、高さがあり、荷物の積み降ろしがしやすく、使い勝手の良さを重視した作りになっていることがわかり、ボディのサイズからも両車両のテイストの違いが出ています。
それでは、ホンダ・N‐BOXとダイハツ・ウエイクの室内空間について、さらに掘り下げてみたいと思います。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/04_interior.htm
一枚目の写真は、ホンダ・N-BOXのインテリア写真で、二枚目の写真はダイハツ・ウエイクのインテリア写真となっております。
角度は違いますが、両方ともフルサイズの軽スーパーハイトワゴンだけありまして、写真で見る限り両車ともに大きな違いはなさそうです。
余談ですが、ホンダ・N-BOXには、3種類のツートンの内装色をラインナップしてあり(グレードによる)、どのカラーも落ち着きのあるインテリアの配色で、エントリーグレードや基本の内装色は、ベージュ×ブラウンで、落ち着きのある色合いの内装色です。
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/interior/design/
次に特別仕様車のカッパーブラウンスタイルです。
文字通りカッパー(銅)が深みのある輝きを演出し、またアクセントとなって、とても高級感のある内装色となっております。
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/interior/design/
三色目は、N-BOX Customの内装色で、ブラックを基調とし、バーカンディーのアクセントがおしゃれな内装色です。
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/interior/design/
以上余談でしたが、最近の軽自動車に対するメーカーのこだわりはすごい!!の一言です。
話を戻しまして、各メーカーの諸元表にて両車種の車体寸法を確認していきたいと思います。
☆ホンダ・N-BOX☆
客室内寸法 長さ 2,240m (スロープ仕様を除く)
客室内寸法 幅 1,350m
客室内寸法 高さ 1,400m
☆ダイハツ・ウエイク☆
客室内寸法 長さ 2,215m
客室内寸法 幅 1,345m
客室内寸法 高さ 1,455m
という内容で、高さ以外はホンダ・N-BOXが若干ですが広く、ダイハツ・ウエイクはホンダ・N-BOXよりも背が高いという内容でした。
この内容だけでは物足りないので、収納やシートアレンジ等の使い勝手の面で調査し、まとめてみようと思います。
【ホンダ・N-BOX】VS【ダイハツ・ウエイク】ボディや客室の大きさ、使い勝手まとめ
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/webcatalog/interior/utility/
普通乗用車にも負けない装備や快適性、安全装備を持つ近年の軽ハイトワゴン。
そんな軽スーパーハイトワゴンの人気車種「ホンダ・N-BOX」&「ダイハツ・ウエイク」のボディの大きさ、客室の大きさや快適性について調査しました。
諸元表の大きさについては、両車種ともに軽自動車規格ほぼいっぱいのサイズとなっており、客室のサイズについては、ホンダ・N-BOXはダイハツ・ウエイクより長く、幅が若干広いという内容で、高さはダイハツ・ウエイクの方が、約5.5cm程高く設計されております。
荷室フロア高(地面から車両荷室フロアまでの高さ)は、ホンダ・N-BOXは470mm、荷室幅1,120mm、ダイハツ・ウエイクは荷室フロア高595mm、荷室幅875mmと少し高めで狭いですが、ダイハツ・ウエイクの方がシート生地が防水装備(一部グレード)などがあり、またフルフラットになる為、アウトドアなどのレジャーメインでトランクから荷物を積み込む機会が多い方は、ダイハツウエイクの方が、気兼ねなくロードバイクや、キャンプ用品等を積み込むことができるのではないかと思います。
引用:https://dport.daihatsu.co.jp/car/wake/point/luggage.html
一方ホンダ・N-BOXは、前席と後席の組み合わせにより、多様なシートアレンジが可能なベンチシート仕様や、助手席を大きくスライドさせることができることにより、助手席足元に大きな荷物を置くこともできるし、運転席から助手席足元に向かって足を投げ出すこともできるスライド量57cmのスーパースライド仕様。
それとリアシートの座席部分を跳ね上げる機能(チップアップ)が装備されており、リアシートを跳ね上げることで、ベビーカー(A型)をたたまずに積むことができるように工夫されておりますので、ホンダ・N-BOXは日常生活重視のテイストでの味付けで、尚且つ自分好みのシートパターンが可能なグレードを任意で選択できるという、親切さ。
ダイハツ・ウエイクは、アウトドアなどの趣味を重視した味付けとなっており、自分好みの日常生活を手軽に快適にを重視するのであればホンダ・N-BOX。
気兼ねなくガンガン荷物を積み、アウトドアなどの趣味を満喫したいのであればダイハツ・ウエイクといったところではないでしょうか。
【ホンダ・N-BOX】VS【ダイハツ・ウェイク】燃費はどっち?
低燃費を求められる時代に誕生した、ホンダ・N-BOXとダイハツ・ウエイク。
広さ、気の利いた快適さや便利さは、テイストの違いはあれど両車種ともに余裕の及第点。
それでは、荷物や人を快適に乗せれる、最新の軽スーパーハイトワゴン車。
走りもよく、燃費もいいというのを求めてしまいますが、両車一体燃費や走りはどうなのでしょうか?
まず、燃費指数といえば、JC08燃費が第一の参考値となると思いますが、ホンダ・N-BOXとダイハツ・ウエイクのJC08燃費はどのような数値になっているのでしょうか?
ワクワクしながら調査し、ご紹介させていただきます。
引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/life/
燃料消費率(JC08モード)
☆ホンダ・N-BOX☆
エンジン「S07B」
27.0km/L (ターボ車を除く NA 2WD車)
NAエンジン最高出力(ネット)43kw 58ps/7,300rpm
最大トルク(ネット)65N・m(6.6kgf・m)/4,800rpm
25.6km/L(ターボエンジン2WD)
エンジン最高出力(ネット)47kw 64ps/6,000rpm
最大トルク(ネット)104N・m(10.6kgf・m)/2,600rpm
となっており、ノンターボエンジン、ターボエンジン共に燃費が良く、ホンダ・N-BOXは「平成32年度燃費基準+10%」を達成しております。
低燃費の秘密は、ホンダ独自のエンジン開発にあり、ホンダ・N-BOXには「S07B」という、軽自動車で初搭載の「i-VTEC」エンジンの燃費効率の高さだといえます。
ボンネット容量の少ない軽自動車では、エンジンの小型化、そして効率の追求が求められ、その中で燃費、走りを充実させてくというメーカー技術の見せどころです。
引用:https://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_31038.html
「i-VTEC」エンジンとは、バルブタイミング・リフト量をエンジンの回転数に応じて制御(エンジン回転数に応じて、必要のないバルブは休止状態になる設定)し、吸気バルブの開閉タイミングまでも回転数や負荷により連続で可変制御(吸気バルブと排気バルブが同時に開いているタイミングを大きくしたり、小さくしたり連続的に変化させる)し、エンジン効率を高めることで、低排気ガス性能を維持しながら、ドライバーからのアクセルペダルの操作、エンジンの回転数で、パワーが必要な状況や、燃費効率を上げれるタイミングかをエンジンが判断し、それを「i-VTEC」の技術で可変させることにより、低燃費、パワーを両立させている、天才的なエンジンです。
また新型「S07B」エンジンは、旧N-BOXに搭載されていた、「S07A」より、ボアを小径化し更にロングストロークにすることで、燃焼室をよりコンパクトにすることができ、熱損失などのロスを抑え、熱効率の向上により、全体的な効率が増すように強化されております。
旧型エンジンと比較すると、燃焼室の形状も通常の形状からひょうたん型に変更され、タンブル流(縦渦)をスムーズ行きわたらせることのできる形状になっており、
この改良で、小さなひょうたん型の燃焼室に一気に混合気が行きわたらせることが可能となり、急速に燃焼できるので、ノッキングを防ぎ、無駄なく走行パワーへ変換できるようになっております。
その他、CVTのオイルポンプを1系統から2系統に変更し駆動ロスを低減。
新型N-BOXのプラットフォームは超高張力鋼板の採用で、軽量化と高剛性を両立したシャシーにより、追突安全性、静粛性、操縦安定性も増しているので、あらゆるカテゴリーのロスを現在の技術で極限まで抑えているので、結果低燃費を実現しております。
ホンダの燃費へのこだわりはこれだけではありません!!
☆自動車を走らせる環境はそれぞれで、どの状況にも対応できるECONモード☆
ECOMモードは、エンジンやエアコンの動きを燃費優先で自動制御するモードで、空調などの快適性を重視したいときは、運転席にあるECOMモードスイッチをOFFにできます。
☆ドライバーが今低燃費走行ができている実感を持てるように工夫されている、アンビエントメーター☆
燃費のいいアクセルワークをすると、メーター中央部の照明色がグリーンに変化。
ぱっと見で分かりやすい表示なので、手軽に低燃費走行が実感できます。
新型ホンダ・N-BOXは、ホンダの技術を余すことなく注ぎ込み、また進化して凝縮されたNIPPONの乗り物で、その結果として現れる数値や、価格に対してのお買い得感は本当にすごいと思います!!
少々長めにホンダ・N-BOXの高燃費の秘密について書いてしまいましたが、次は、ダイハツ・ウエイクの燃費、性能について調査してみたいと思います。
引用:https://www.daihatsu.co.jp/lineup/wake/
燃料消費率(JC08モード)
☆ダイハツ・ウエイク☆
エンジン「TOPAZ NEO」
25.4km/L (NAエンジン 2WD)
NAエンジン最高出力(ネット)38kw 52ps/6,800rpm
最大トルク(ネット)60N・m(6.1kgf・m)/5,200rpm
23.8km/L (ターボエンジン 2WD)
ターボエンジン最高出力(ネット)47kw 64ps/6,400rpm
最大トルク(ネット)92N・m(9.4kgf・m)/3,200rpm
ダイハツのエンジン、「TOPAZ NEO」エンジンは、Top from AtoZ、出力や環境性能燃費など様々な性能についてトップを目指せれるエンジンということで命名されました。
引用:http://suibarasharyo.jp/?p=6638
このエンジンは、ウエイク以外にも、ムーヴやアトレーなどに装備されており、実績の高いエンジンだと思いますが、同じ軽スーパーハイトワゴンなら、ダイハツ・タントに採用されている、ツインカムDVVT3気筒12バルブエンジンの方がJC08燃費で28.0km/Lと、ホンダ・N-BOXを超える低燃費エンジンで、ダイハツ・ウエイクに関しては、趣味的要素のコンセプトのせいなのか、低燃費エンジンが採用されていないのは残念な点です。
ホンダ・N-BOXと同じように、見えるエコ「マルチインフォメーションディスプレイ」採用(一部グレードのみ)し、エコドライブアシスト照明(グリーン照明でエコドライブ)でドライバーが効果を実感できるようになっております。
しかしながら、メーカー発表値のJC08燃費を、ホンダ・N-BOXとダイハツ・ウエイクを比較しますと、最高出力もそうですが、燃費もダイハツ・ウエイクが劣ります。
その理由としては、開発コンセプトにも出ていると思いますが、ファミリーユースのホンダ・N-BOXと、趣味や遊び重視のダイハツ・ウエイクでは、開発段階での着眼点の違いが大きく出ているのではないかと思います。
ホンダ・N-BOXは、ファミリーユース仕様をとことんまで追求し、また新機能や新素材を採用し、シンプルではありますが燃費や快適性等の質を向上させた仕様で、ダイハツ・ウエイクについては、趣味を多用にこなせる仕様にするために、荷物の載せやすさや、インテリアなどの素材に力を入れた車種であると思います。
そのコンセプトの違いでなのか?、ホンダ・N-BOXとダイハツ・ウエイクの車両重量に大きな差が出てしまっております。
実際のホンダ・N-BOXとダイハツ・ウエイクの車重は、エントリーグレードで比較しますと、
ホンダ・N-BOX G Honda SENSING 890kg
ダイハツ・ウエイク D 990kg
と、他にも燃費に関する問題はあるのかと思いますが、車重100kgの差も燃費の差の一因となっていると思います。
それと、インターネットでの調査で、ホンダ・N-BOXとダイハツ・ウエイク ユーザーの実燃費は下記の通りで、
ホンダ・N-BOX G Honda SENSING 16.1km/L
ダイハツ・ウエイク D 15.5km/L
という差になっております。
ユーザーの使用環境により一概に言えない部分もあるかと思いますが、車重が重く、背の高い、ダイハツ・ウエイクよりも、素材やエンジンなどにも新しい技術を追加している、ホンダ・N-BOXの方が、走りの面や長い目で見た場合の燃費の維持はしやすいのではないかと思います。
燃費やパワーの差はコンセプトの違いにより大きく出てしまっておりますが、結果的に、エンジンや素材など新採用した技術は、私が調べる限りでは、燃焼室を改良したi-VTECエンジン、軽量で強いボディ素材を使用し、CVTにもロスを少なく改良した、ホンダ・N-BOXの方がお買い得な、日常生活重視の軽スーパーハイトワゴンであるといえると思います。
一方ダイハツ・ウエイクにつきましては、軽スーパーハイトワゴンの基本的なところはすべて抑えてありますが、趣味などのレジャー仕様色が強く、その分、開発コストをかけるポイントがホンダ・N-BOXとは異なり、結果車重が重たくなることで、燃費に影響がでた結果といえるでしょう。
しかし、ダイハツ・ウエイクは趣味やアウトドアに特化した、ホンダ・N-BOXとは違うカテゴリーの最新の軽スーパーハイトワゴンで、アウトドアやスポーツなどの趣味をガンガンこなしたい方にはお勧めの軽スーパーハイトワゴン車です。
アイキャッチ画像引用:https://www.honda.co.jp/Nbox/