万人ウケするおとなしめのボディデザインがトヨタノアの特徴でしたが、2017年7月のマイナーチェンジで、凛々しい顔立ちに生まれ変わりました。
それに合わせるように、スタイリッシュなボディカラーも3色仲間入り。
現行モデルは全7色のカラー展開となっています。
トヨタノアの色見本は? 人気のカラーは?
ここでは、ノアの「色」について紹介していくことにします。
目次
トヨタノアの色見本は?

https://newsroom.toyota.co.jp/jp/download/24003495/
トヨタノア現行モデルのボディカラー(色見本)は、以下の全7色で展開されています。
①ホワイトパールクリスタルシャイン
ただのホワイトとは違い、上質の真珠の粒のように奥行きのある艶感。
純白のウエディングドレスのような華やかさと、気品を持ったカラーです。
②ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク
クリームがかった柔らかい色合いのホワイトです。
光の角度によって、さまざまな表情を見せてくれるカラーです。
③シルバーメタリック
落ち着きのあるいぶし銀。安定した、落ち着きのある色合いです。
『Si』グレードには、この色はありません。
④ブラック
車のボディカラーとしては定番のブラックですが、
ノアのブラックは、深みのある漆黒です。
⑤ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
一見すると黒に思えますが、光の当たり方によって、
紺色に見えたり、緑色に見えたりと、いろいろな〝顔〟を見せる深みのあるカラー。
『Si』(特別仕様車『Si〝W×B〟』含む)グレードのみで選択可能です。
⑥ボルドーマイカメタリック
濃厚で芳醇な赤ワインを思わせる、深い赤紫色。
落ち着いた大人の雰囲気です。
⑦アバンギャルドブロンズメタリック
ブロンズといっても、銅の色と言うより、
綺麗なグレーベージュの色合いです。
以上が、トヨタノア のボディカラーです。
ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(『Si』のみ)、シルバーメタリック(『Si』にはなし)を除き、
基本的にすべてのグレードでチョイスできます。
ただし、ホワイトパールクリスタルシャイン、
ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク、
ブラッキッシュアゲハガラスフレークは
メーカーオプションとして追加料金3万2400円(税込)がかかります。
また、特別仕様車特別仕様車『Si〝W×B〟』の色見本は、
ホワイトパールクリスタルシャイン、
ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク、
ブラック、ブラッキッシュアゲハガラスフレークの4色展開、
『Si 〝GR SPORTS〟』の色見本は、ホワイトパールクリスタルシャイン、
ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク、
シルバーメタリック、ブラック、ブラッキッシュアゲハガラスフレークの5色展開です。
トヨタノアの人気カラーはこれだ!!

http://www.corolla-fukushima.jp/noah/
ミニバンの中でもダントツの人気を誇っているだけに、
街中でも郊外でも、トヨタノアには頻繁に遭遇します。
そんなノアを気をつけて見てみると、圧倒的にホワイト系が多いことに気がつくでしょう。
そうなのです。ノアの人気カラーはホワイト系。
流行に左右されることがなく、かつ、飽きもこないというのが人気の理由でしょう。
ノアには、ホワイトパールクリスタルシャインと
ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク、
2つのホワイト系カラーがあり、いずれも人気色ですが、
優勢なのは、ホワイトパールクリスタルシャインです。
銀のヴェールをまとったような、パールの輝きを放つカラーは、
商用車によくあるような、のっぺりしたホワイトカラーとは違い、
上品かつスタイリッシュな印象。
万人ウケする色だけに、リセールバリューも最高で、
査定担当者がもっと欲しがるカラーだとか。
人気の理由は、こんなところにもあるのかもしれません。
高級感のあるホワイト系カラー、
ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレークも人気です。
ノアの場合、定番カラーが支持されるようで、
ホワイト系の次に人気があるのが、ブラックです。
〝家族みんなで楽しくレジャー〟といった明るいイメージを持つホワイト系とは異なり、
漆塗りの器のような漆黒ボディは、エレガントなエグゼクティブといった印象。
ファミリーカーとは呼べない雰囲気を漂わせます。
このブラックもまた中古車市場で求められるカラーです。
そして、ブラックの次に人気があるのは、シルバーメタリック。
派手さはありませんが、渋く落ち着きがあり、
いつまでもユーザーに寄り添ってくれそうなカラーです。
汚れが目立ちにくというメリットも。
以上がトヨタノア の人気カラーです。
反対に人気がないのは、ブラッキッシュアゲハガラスフレーク、
ボルドーマイカメタリックなどの個性的なカラーです。
もちろん、好きな人は好きなはずですが、個性的なだけに万人ウケしない……。
ひと目惚れしたとしても、「飽きるかも」、「下取り価格が安いかも」などと考えあぐね、
結局、定番カラーを選ぶ人もいるのかもしれません。
また、自分はよくても家族が反対するなどして、結局、定番カラーになってしまうこともあるでしょう。
ホワイト系やブラックの人気の理由がわかるような気がします。
トヨタノアの手入れ方法とは?

https://deskgram.net/explore/tags/ノアsi
トヨタノア には、「セルフリストアリングコート」が全カラーに採用されています。
これは、洗車などによる小さなすり傷(鍵などで引っかいたような傷は除外)を
自己修復するというコーティングで、新車時の光沢とカラーを長期に渡ってキープするのにひと役買います。
とはいえ、手入れがまったく必要ないかというと、決してそうではありません。
当たり前のことですが、いつまでもピカピカのボディでいて欲しければ、
それなりに手を掛けてやる必要があります。
手を掛ければ掛けるだけ、車は応えてくれるのです。
ノアに限ったことではありませんが、
紫外線や雨、線路レールなどから舞う鉄粉、鳥のフンなどさまざまな要因により、
ときが経つにつれてボディカラーは褪せていきます。
ただ、メンテナンスによって、色の衰えを遅らせることは可能です。
どうすればいいのか。
まずは、「洗う」、「拭き取る」を徹底させましょう。
汚れによって色は退化しますが、まめに洗車して汚れを落とせば、
その退化を遅らせることができますし、
水垢などは、やはりこまめに拭き取ることで軽減できます。
さらに、ボディカラーを保つのに大きく貢献してくれるのは、コーティングです。
ノアの場合は、小さな傷を修復する「セルフリストアリングコート」が施されていますが、
それとは別に、ポリマーやガラスのコーティングを施すのです。
ガラスコーティングは、5〜10万円と費用がかかりますが、
きちんと洗車だけするようにしておけば、長く車の美しさが保てます。
ポリマーコーティングの費用は数千円とリーズナブルですが、
しかし、持続性が弱く、2〜3か月くらいしか保護効果がないのが欠点です。
どちらにしても、コーティングをしておくと、色褪せを遅らせることができるのは確か。
ノアで人気のカラー・ブラックは、色が褪せやすく、傷も目立地やすいため、
コーティングを施すなど、よりメンテナンスが必要です。
また、たまにはワックス(研磨剤の入っていないものに限る)もかけてあげましょう。
こうして手入れをちゃんとしてあげれば、
ノアは、あなたのお気に入りカラーを長く保ってくれるのです。
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