2017年7月にマイナーチェンジしたトヨタノアは、外観が大きく変わり、精悍なボディに生まれ変わって評判になりました。
では、内観はどうなのでしょうか。
内装の色は? バリエーションは? サイズは?
居住性を左右する車内について見ていくことにしましょう。
トヨタノアの内寸はどのくらい?広いの?狭いの?
トヨタノア は、高齢者や小さな子供でも乗り降りしやすく、
荷物の積み下ろしもラクにできるよう低床設計されています。
さらに、室内高1400㎜と全高が高く取られているため、
快適で開放感あふれる空間になっています。
1400㎜は、子供なら立っても天井に頭がつかない高さ。
大人でも、車内での着替えや席の移動をスムーズに行うことができます。
ノアの室内長は2930㎜、室内幅は1540㎜。
こうした内寸の中に、7人分のシート、あるいは8人分のシートがおさまっています。
トヨタノア現行モデル の場合、7人乗りも8人乗りも内寸は同じですが、
両者はシートの形状が異なり、セカンドシートに7人乗りはキャプテンシートが、
8人乗りは、6:4分割チップアップシートが、それぞれ採用されています。
7人乗りのキャプテンシートは、810㎜の超ロングスライドが設定されていて、
サードシートを跳ね上げてセカンドシートを最大限まで下げると、
リビングのようにくつろげるゆったり空間が出現します。
フロントシートを倒してセカンドシートと合わせて使えば、
仮眠を取るなど、体を伸ばしてゆっくりできますし、
セカンドシートを左右にスライドさせれば、
両側のスライドドアから同時にサードシートへアクセスができます。
さらに、3列目シートへのウォークスルーも可能です。
一方、8人乗りの6:4分割チップアップシートは、580mmのロングスライドを設定。
後方へスライドさせると十分に足を伸ばすことができますし、
キャプテンシート同様、フロントシートを倒してセカンドシートと合わせて使うことも可能です。
また、7人乗り、8人乗りともに、
セカンドシートとサードシートをフルフラットにすることができますから、車中泊も可能。
車中でも手足を伸ばして睡眠をとることができるのです。
トヨタノア は、ファミリーカーとして使用する分には、
広さに十分な余裕があると言えるのではないでしょうか。
家族で泊りがけのレジャーに行くのにも、大活躍するはずです。
トヨタノアの内装色はどんなバリエーションがあるの?
2017年7月のマイナーチェンジで、トヨタノアは内装色も一新されました。
トヨタノア の内装は、基本的にはブラックです。
旧型の内装色はダークブルー&ブラックでしたが、新型の現行モデルはブラックで統一されたのです。
ノア『X』以外は、室内色を単なるブラック一色ではなく、ひとひねり。
フロントヒーターコントロールパネルのスイッチ部などに
光沢のあるピアノブラック塗装をあしらい、高級感が演出されているのです。
また、旧型には『G』『X』にのみ、内装色にアイボリーの設定がありましたが、
現行モデルでは、『G』のみに、専用色として
モダンで上質な空間を演出するフロマージュ&ブラウンが設定されました。
ただし、フロマージュ&ブラウンは設定色ですから、注文時に指定をしておく必要があります。
次にシートについて見てみましょう。
トヨタノア のシートは、そのグレードによって3種類があります。
ノア『X』のシート素材はファブリックで色はブラック、控えめなストライプ柄。
『Si』のシートもまたブラックですが、こちらはエアロ専用ファブリック生地で、
ストライプ柄とサイドのステッチがスポーティなシート表皮デザインに仕上がっています。
『G』では、ブラックかブラウンの2色から選択できるようになっています。
いずれの色も、ハイグレードタイプのファブリックが採用されていて、
ドット柄とステッチを組み合わせて高級感を醸し出しています。
そしてもうひとつ、ノアには特別仕様車『Si〝W×B〟』があります。
こちらの内装は、ブラックとブラック&フロマージュの2色。
合成皮革+ファブリックのシートはブラックにホワイトステッチが入っています。
以上、ノアの内装色とシートの素材、色、柄について言及しましたが、
ここでまとめておきましょう。
トヨタノア の内装色は、以下の3種類。
・ブラック(『X』『G』『Si』『Si〝W×B〟』)
・ブラウン&フロマージュ(『G』)
・ブラック&フロマージュ(『Si〝W×B〟』)
トヨタノア のシートは、以下の5種類となっています。
・ファブリック/ブラック/控えめなストライプ柄(『X』)
・エアロ専用ファブリック/ブラック/ストライプ柄&ステッチ(『Si』)
・ハイグレードタイプのファブリック/ブラック/ドット柄+ステッチ(『G』)
・ハイグレードタイプのファブリック/ブラウン/ドット柄+ステッチ(『G』)
・合成皮革+ファブリック/ブラック/ホワイトステッチ(『Si〝W×B〟』)
トヨタノアの内装改造はこうやれ!

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より最適な車内空間を作るために、
愛車の内装改造(カスタム)をする人は大勢います。
そんな人のために、あるとあらゆるカスタムパーツが販売されていますが、
トヨタノアのパーツも然りで、いろいろとリリースされているので、
自分好みのカスタムができるでしょう。
カスタムにこだわり出したらキリがありませんし、
人によってこだわる部分は違いますが、
自分らしさを出したい人が真っ先にカスタムするのが、フロントのパネル部分でしょう。
トヨタノア の場合、純正や市販のカスタムパーツの種類も豊富で、
オリジナルのシックなイメージの黒パネルから、
シルバーや木目調、黒木目調などへのスタムが可能です。
カスタムの最初のステップとして、パネルのカスタムから始めるのが無難かもしれません。
次に、内装のイメージを大きく変えるとしたら、シートのカスタムをしてみてはどうでしょう!?
カスタムと言っても、純正シートにシートカバーをかぶせるだけ。
さまざまな色やデザインのカバーが流通していますから、
きっとお気に入りが見つかることでしょう。
パネルやシートの他にも、内装カスタムできる部分はいろいろあります。
例えばステアリング。
運転中、常に触れる部分なだけに「この部分にこそこだわりたい」と、
グリップの形状や材質、色を自分好みにカスタムする人も少なくありません。
エアバッグ以外を交換する純正交換タイプが主流ですが、
純正ステアリングに被せるカバータイプもあります。
例えばシフトノブ。
ステアリングと同じくらい頻繁に触れるのがシフトノブ。
色や材質をステアリングとコーディネイトしてみてはどうでしょう?
例えばフロアマット。
愛車をドレスアップする効果もありますが、フロアマットには汚れ防止効果もあります。
素材によっては防水タイプもありますから、
デザイン性、機能性などを考えてチョイスするといいでしょう。
このほかの、ルームランプ、遮光カーテンなど、
トヨタノア でできる内装カスタムは実にさまざまです。
人気車種のノア、大勢の人が乗っているノアを、世界でたった1台の車に仕上げたいものですね。
ノアの内装色はブラックかブラウン&フロマージュ、あるいはブラック&フロマージュの3色です。
いずれも落ち着いた色合いですから、
この純正カラーをベースにカスタムパーツを組み合わせていけば、
大人っぽい内装に仕上げることができるのではないでしょうか。
アイキャッチ画像引用URL:https://toyota.jp/noah/