ホンダの上級ミニバンとして名高いオデッセイ。
セダンの運転性能とミニバンの乗り心地を同時に味わえる車です。
そんなオデッセイですが、スペックはどうなっているのでしょうか?
また、乗り心地や加速性能についてもご紹介します。
目次
ホンダオデッセイのスペックはこれだ!
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/design/
まずはオデッセイのスペックについてご紹介しましょう
オデッセイガソリン車のスペック
オデッセイガソリン車のスペックは以下の通りです。
駆動方式:FF/4WD
全長:4,840mm
全幅:1,820mm
全高:1,685mm~1,715mm
室内長:2,935mm
室内幅:1,560mm
室内高:1,305mm~1,325mm
車両総重量:1,750kg~1,850kg
燃費(JC08):12.6km/L~14.0km/L
エンジン種類:水冷直列4気筒横置
総排気量:2,356cc
最高出力:190PS/6,400rpm
最大トルク:24.2kgf・m/4,000rpm
燃料タンク容量:50L~55L
燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
オデッセイハイブリッド車のスペック
オデッセイハイブリッド車のスペックは以下の通りです。
駆動方式:FF
全長:4,840mm
全幅:1,820mm
全高:1,685mm~1,695mm
室内長:2,935mm
室内幅:1,560mm
室内高:1,300mm~1,305mm
車両総重量:1,750kg~1,850kg
燃費(JC08):24.4km/L~26.0km/L
燃費(WLTC):19.8km/L~20.8km/L
エンジン種類:水冷直列4気筒横置
総排気量:1,993cc
最高出力:145PS/6,400rpm
最大トルク:17.8kgf・m/4,000rpm
モーター最高出力:184PS/5,000~6,000rpm
最大トルク:32.1kgf・m/0~2,000rpm
燃料タンク容量:55L
燃料種類:無鉛レギュラーガソリン
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/performance/active-safety/
以上がオデッセイのスペックになります。
ガソリンはどちらもレギュラーガソリンなので、高額なハイオクガソリンを使用しなくて済むのはありがたいところ。
エンジンパワーをみるとガソリン車の方がパワーがある印象を受けますが、ハイブリッド車はエンジンとモーターの合わせ技で運転ができるため、低~中回転域では実はハイブリッド車の方がパワーがあったりします。
ホンダオデッセイの乗り心地は…どうなのか!?
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/interior/design/
続いて、オデッセイの乗り心地について考えてみましょう。
プレミアムクレードルシート
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/interior/cabin/
7人乗りオデッセイの2列目は「プレミアムクレードルシート」と呼ばれるシートになっています。
このシートは背もたれを倒すことで連動して座席前部が持ち上がります。
乗員の姿勢を優しくホールドして、上質な座り心地を演出するのです。
また、ロングスライド機能や背もたれの中折れ機構にオットマンもついた、高級ラウンジのソファのようなまさに「特等席」と呼べるシートになっています。
充実の3列目
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/interior/cabin/
ミニバンの3列目シートは、だいたい「とりあえずつけてみました」といったような硬いベンチシートが多いです。
かろうじてシートベルトやヘッドレストくらいはついていますが、それ以外は駅のベンチと大差ありません
ただし機能性としては充実しており、トランクルームを広くするために簡単にしまえる構造になっています。
もちろんオデッセイも3列目は簡単に収納できますが、そこは上級ミニバン、ただのシートではありません。
左右だけでなく中央席にもリクライニング機能を設けており、3つの席が独立してリクライニングを調整することができます。
大人3人で座っても肩に触れることなく、リラックスした状態で座れるのです。
運転席・助手席のパワーシート
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/interior/cabin/
最近の上級ミニバンではもはや当たり前となったパワーシート、もちろんオデッセイにも搭載されています。
オデッセイは運転席だけでなく、助手席にもパワーシートを搭載しており、運転席8ウェイ、助手席4ウェイで電動でのシート調整が可能です。
自身が最も座り心地が良いと思う最適なポジションを、力の必要なレバー操作なしで探すことができます。
しなやかな乗り味をもたらす足回り
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/performance/driving/
スポーティかつ安定感のある走り、そして優れた乗り心地を両立するためには、足回りのバランスが特に重要です。
オデッセイの足回り、特にサスペンションは前部に軽量なストラット式を、リアは走りと空間効率をバランスよくもたらすトーションビーム方式を採用することで、走りと乗り心地の両立を高次元で実現しました。
また、車が受ける振動が小さいときは柔軟に吸収し、大きな挙動の際には減衰力を高める振幅可能式ダンパーを採用することで、走りのしなやかさと安定感に磨きをかけています。
低重心
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/performance/driving/
そしてこれがオデッセイの真骨頂でしょう。
3代目オデッセイより磨き抜かれてきた低重心化により、セダン並みの高い走行安定性とラグジュアリーサルーンのような高い乗り心地を体感することができます。
足回りを固めてしまえば走行性能が上がる代わりに乗り心地が犠牲になりますから、低重心化により足回りを固めることなく高い走行性能を実現しています。
また、その上質な乗り心地は街乗りではもちろん、ロングドライブでも真価を発揮し、爽快なドライブフィールを味わうことができるでしょう。
以上、オデッセイの乗り心地に対する工夫をご紹介いたしました。
自身の2倍も価格が張るような高級車にも引けを取らない素晴らしい乗り心地、ぜひ体験した頂きたいです。
ホンダオデッセイの加速性能を報告します!
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/performance/driving/
最後に、オデッセイの加速性能についてご紹介しましょう。
SPORT HYBRID i-MMD ハイブリッドシステム
ハイブリッドシステムは、本来エンジンとモーターが互いに手を取り合ってパワーを得ることで低燃費と環境に配慮しながら走行に必要なパワーも得られるというシステムです。
しかしオデッセイのハイブリッドシステムはモーターのみで走る場面をこれまでより増やしてエンジンを「発電」に徹させることで極めて優れた燃費性能を発揮します。
それで加速力が鈍ってしまってはどうしようもありませんが、そこは抜かりありません。
高速道路の合流時や急な上り坂ではエンジンも活用し、パワフルな加速が思いのままにできます。
走りに使用されるモーターは回り始めた瞬間から最大トルクを生む特性を備え、その性能はV6 3.0Lエンジンと互角に渡り合うほどのパワーを発生させるほか、幅い広い速度域で力強い加速を披露します。
DOHC i-VTEC
ガソリン車に搭載されているエンジン「DOHC i-VTEC」は、ホンダがこれまで大切に磨き上げてきたエンジンです。
VTECは可変バルブの一種ですが、バルブのリフト量を調整することで様々なパワーバンド間で最適な燃費・パワーを得ることができるシステムです。
低回転域から高回転域、低速から高速、その環境を選ぶことなくのびやかに加速する、それがVTECエンジンです。
また、アブソルートに搭載されているエンジンは燃料をシリンダーに直接噴射する特別製となっており、通常のVTECエンジン以上にハイパワーでガツンと来る加速を可能としています。
こういった機能を持つエンジンにはハイオクガソリンを使用しなければならないのが通常ですが、オデッセイはこれをレギュラーガソリンで可能にしたことで、経済的にも優しいエンジンとなりました。
というわけで、オデッセイの加速力はハイブリッド、ガソリン問わずミニバンとしては申し分ないといえるでしょう。
引用:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/webcatalog/styling/design/
以上、今回はオデッセイのスペックについてご紹介しました。
ミニバンでありながら乗り心地はセダンのようで、加速はクーペのようで。
いろんな車の良いところがいっぱい詰まったオデッセイ、ぜひ一度体感してみてくださいね。
アイキャッチ画像引用URL:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/