トヨタのハイブリッドカー代表車のプリウス。
トヨタのステーションワゴン代表車のカローラフィルダー。
共に、トヨタを支えている2台と言えると思います。
そんなトヨタの代表2台を比較していきたいと思います。
目次
【トヨタ・プリウス】VS【トヨタ・カローラフィールダー】価格はどっち?

https://autoc-one.jp/
まず、トヨタ・プリウスの価格から見ていきます。
E:2,518,560~
S:2,565,000~
Sツーリングセレクション:2,732,400~
A:2,842,560~
Aツーリングセレクション:3,006,720~
Aプレミアム:3,175,200~
Aプレミアムツーリングセレクション:3,284,280~
上記の7グレードの展開になっています。

https://toyota.jp/
次に、トヨタ・カローラフィルダーの価格です。
1.5X:1,656,720~
1.5G:1,813,320~
1.8S:2,220,480~
HYBRID:2,229,120~
HYBRID G:2,350,080~
1.5G”W×B”:2,170,800~
1.8S”W×B”:2,341,440~
HYBRID G”W×B”:2,536,920~
トヨタ・カローラフィルダーは8グレード展開になっています。
おおよそプリウスの価格は、251万円~328万円。
カローラフィルダーの価格は、ガソリン車で165万円~234万円。
ハイブリッド車で222万円~253万円。
カローラフィルダーのハイブリッド車はガソリン車に比べるとやや高め設定になっています。
それでもプリウスと比較すると、カローラフィールダーの方が価格が低いことがわかります。
価格だけでいうとカローラフィルダーの方がやや安く、プリウスの方がやや高いという結果になります。
【トヨタ・プリウス】VS【トヨタ・カローラフィールダー】大きさは?

https://yusyutsusyakaitori/
ボディサイズを見ていきます。
プリウスのボディサイズです。
全長:4575mm。
全幅:1760mm。
全高:1470mm。
全高に関しては4WDのE-Fourのモデルになると1475mmになります。

https://toyota.jp/
次にカローラフィルダーのボディサイズです。
全長:4400mm。
全幅:1695mm。
全高:1475mm。
HYBRID”W×B”モデルは、全長が4410mmで全高が1510mmになります。
ガソリン車”W×B”1.8Sモデルは、全長が4410mmで全高が1500mmになります。
ガソリン車”W×B”1.5Gモデルは、全長が4410mmで全高が1510mmになります。
1.8Sと1.5Gは全長が4400mmで全高が1465mmになります。
全幅は全グレード共通になっています。
大きさを比較してみると、ステーションワゴンといわれる荷室が広いモデルのカローラフィルダーの方が、全長175mm短く設計されています。
だからといってカローラフィルダーの荷室は狭いかといわれるとそんなことはなく、使いやすい大きさに設計されています。

http://car-me.jp/usedcars/
日本車は年々クルマのサイズが大きくなり3ナンバークラスのクルマが増えています。
そんな中、少なくなってきたステーションワゴンのモデルで5ナンバーサイズに拘っているのがカローラフィルダーだと思います。
コンパクトで市街地を走りやすく、コンパクトでありながら使い勝手のいい大きさは希少価値になっています。
プリウスは外観はスポーツセダンっぽく見えますが、室内空間も広々しています。

http://drumsyos.blog.fc2.com/
大人の男性が乗ってもゆったり乗れるシートに、たくさんの荷物が載せられるラゲージスペース確保されています。
全幅が1800mmを下回るため、日本の道路でも走りやすいボディサイズと言えると思います。
どちらのクルマも日本の道路事情を十分に考慮して作られているクルマだと思います。
ただ、ここではプリウスとカローラフィルダーの大きさの比較になりますので、運転しやすさ、荷物の積める容量など使いやすさを考えるとカローラフィルダーになりそうです。
【トヨタ・プリウス】VS【トヨタ・カローラフィールダー】燃費はどっち?

http://news.livedoor.com/
プリウスのカタログ値の燃費になります。
E:39.0km/L
Eグレード以外2WD:37.2km/L
Eグレード以外E-Four:34.0km/L

https://sport-car.akakagemaru.info/
カローラフィルダーのカタログ値の燃費になります。
HYBRID:34.4km/L
1.8S:16.6km/L
1.5G、1.5X:23.0km/L
1.5G、1.5X(MT):17.6km/L
1.5G4WD:16.0km/L
1.5X4WD:16.4km/L
それぞれカタログに載っている燃費ですが、これだけを見るとやはりプリウスの燃費の良さがわかります。
ただ、カタログ値の燃費は参考程度で実燃費が気になる方が多いと思います。
口コミやデータなどからまとめてみました。

https://clicccar.com/
まずはプリウスです。
今回は17インチタイヤを装着したプリウスとSの15インチタイヤを装着したプリウスで比較していきます。
日本の道路事情として一番多い道路が渋滞だと思います。
渋滞が発生すると燃費にかなり影響があると思います。
ただ、プリウスの場合は渋滞の中にいてもほとんどエンジンがかかることはなく、モーターのみで走行し続けることができています。
モーターでゆっくり進み、ブレーキを踏み減速することで充電され、これを繰り返すことでエンジンが掛かることなく走行できているということです。
データによると渋滞の中でも燃費計は26km/L以上表示されていたということです。
次に山道ですが、さすがにモーターのみで走ることができずにほとんどエンジンで走行になりました。
約20キロの道のりで11km/Lの表示だったそうです。
ハイブリッドシステムが使えない状態ですと、一般のガソリン車と同じ状態ですね。
それでも11km/Lが表示されたのは優秀でしょうか。
最後に高速道路の走行ですが、当然ですが燃費に良い走り方のできる高速道路はかなり燃費が伸びています。
17インチタイヤモデルで約32km/Lで、15インチタイヤモデルで約35km/Lという表示でした。
普段乗りでおおよそ17インチタイヤモデルで26km/L。
15インチタイヤモデルで28km/L。
さすがプリウスという記録ではないでしょうか。

https://bestcarweb.jp/
次にカローラフィルダーを見ていきます。
カタログ値ではHYBRIDモデルもガソリンモデルもなかなかの数値です。
では実燃費ではどうでしょうか。
今回は、HYBRIDモデルと15Gのガソリンモデルの2車種で比較します。
渋滞が発生する市街地の走行では、HYBRIDモデルで22km/Lでガソリンモデルで13km/Lになっています。
HYBRIDモデルは特性を十分に発揮をしていて、ガソリンモデルではアイドリングストップ機構などを駆使して、10km/Lを大きく超えています。
両モデルとも満足度の高い燃費性能になっています。
口コミからもそんな声が多いです。

https://gazoo.com/
次に山道ですが、ハイブリッドシステムがほとんど使えず、HYBRIDモデルで9km/Lでした。
ガソリンモデルで7km/Lという結果です。
山道ですのでしょうがない結果かなとも思います。

https://carinfo.click/
最後に高速道路での走行ですが意外な結果になっています。
HYBRIDモデルで22km/Lでした。
ガソリンモデルで18km/Lでした。
燃費が伸びそうな高速走行でしたがHYBRIDモデルは物足りない結果になっています。
高速走行になりハイブリッドシステムがほとんど使えなかったことが原因ではないかと推測できます。
それに比べてガソリンモデルは期待以上の燃費性能を発揮したのではないかと思います。
最後に、プリウスとカローラフィルダーの燃費を比較すると、やはりプリウスが優秀といえるのではないでしょうか。
ただ、今回の結果は口コミやこれまでのデータを集計しての結果ですので、若干の誤差はあると思います。
ちなみに、ガソリン車では速度100キロで走ると燃費が伸びるなんてよく耳にします。
では、HYBRIDも同じかというとそんなことはなく、実は80キロで走るのが1番伸びます。
理由としては速度100キロをだしてしまうとハイブリッドシステムのみで走ることができなくどうしてもエンジンの力も頼ることになります。
ですので、速度80キロで、できる限りハイブリッドシステムのみで走る走行が燃費の伸びる走り方のようです。
実際にカローラフィルダーで幹線道路では27km/Lを超えましたという口コミも目にしています。
燃費を伸ばす走行は安全にも繋がると思いますので、自分なりの燃費向上走行を見つけてみてはいかがでしょうか。
アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/prius/design/?padid=ag341_from_prius_navi_design