今、話題のコンパクトハイトワゴンのトヨタ・ルーミーの安全性や運転しやすさなど運転する時に気になるポイントを3つの視点から確認してみます。
トヨタルーミーは運転しやすい?しにくい?

引用:https://toyota.jp
トヨタ・ルーミーは、トヨタで販売しているコンパクトハイトワゴンの4車種のうちの一種です。
人気の秘密は、「ミニバン」ともいえる外装と小さい車体でも広々とした車内空間です。
外装も内装も広さも重要ですが、やっぱり自動車は運転するものですので、運転しやすさも変わらず重要です。
まずは、「運転のしやすさ」にフォーカスしてみます。
試乗して運転してみてわかることは、視界性の高さです。
運転席の位置がとても高く、ハイトワンゴンということもあってフロントガラスも大きく見やすいです。
体の小さな女性やお年寄りでも視界が広く感じられ「運転しやすい!」と感じられると思います。
また、位置が高いと無理に背を伸ばすこともありませんので運転の疲れも軽減するのではないでしょうか。
もちろん、遠くが見えやすくなるのでそれだけでも疲れは軽減できそうです。

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トヨタ・ルーミーはフロントを通した前方の見やすさだけでなく、左右のピラー部分のガラスも大きくて、死角が少ないことも特長です。
前だけではなく、左右も見やすいのことも運転のしやすさに直結しそうです。
また、路地を曲がる時や横断歩道を横切る際にも、歩道の人が見やすいため運転に自信がない方にも優しいつくりです。
運転しやすさ =(イコール)視界の広さ、高さともいえますのでこの点はトヨタ・ルーミーはとても良い印象です。

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さらにトヨタ・ルーミーモニター類が充実います。
バックモニター表示は、インパネ中央の上部の「TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」に表示され、バックの補助してくれます。
前の視界が広いことは試乗するとわかりますが、バックは気づきづらいかもしれません。
街乗りするなら、駐車などバックすることも多いので、運転しやすさを支えてくれています。

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さて、それではあれば、ハンドルの操作感やブレーキはどうでしょうか?
そ二つも運転のしやすさに関係があります。
トヨタ・ルーミーのパワーステアリング(ハンドル)は軽すぎず適度な重さです。
扱いやすく、応答性があり安心感のゆったりとした操作性ですので女性でも年配の方でも快適そうです。

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ブレーキに関してもトヨタ・ルーミーにあった自然な応答性ですので違和感ない停止ができそうです。
視界の広さ、高さに加えて、左右の見やすさ、モニターによるバックの補助、適度な軽さのパワーステアリングに自然なブレーキングとそろっており、癖の少ない運転しやすいといえそうです。
ただ、すべて人の感覚に左右されますので、ぜひ、試乗してご自分でも実感してみてください。
トヨタルーミーの安全性はどうなのか?自動ブレーキの効きは?

引用:https://toyota.jp/roomy/
それでは、安全性の面はどうでしょうか?
トヨタ・ルーミーはどちらかといえば若いファミリー向けです。
お子さんのいる家庭も少なくありません。
かわいい家族を危険にさらしたいという方はいませんので、自動車選びでも重要な点だと思います。
安全性の面でも、トヨタ・ルーミーには優れた点があります。
まずは、「エアバッグ」です。
タカタ社のエアバッグ問題があり、世間の注目を浴びましたがやはり現在も事故から守ってくれる優れた機能です。
そのエアバッグが、最大6箇所搭載できることが特長の一つです。
昔の車は、助手席と運転席の2箇所でしたので、最大3倍の数です。
もちろん、一部オプションにはなりますが、安全性を高めたい方にはおすすめの選択肢です。
トヨタ・ルーミーのSRSエアバッグシステム
A:SRS*1エアバッグ(運転席・助手席)/全車標準装備
B:SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)/メーカーオプション
C:SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)/メーカーオプション

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6箇所のエアバッグを装備すること安全性を高められそうです。
ですが、本来であればぶつかるのも、ぶつかられたりも、いやですよね。
続いて、自動ブレーキについてご紹介します。
どのような性能でしょうか。
まずは、自動ブレーキとはどのような機能でしょうか?
自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキとも言います)は、前方の障害物との衝突を「予測する」、「警報を鳴らす」ことで被害軽減のための制動制御をする装置のことを言います。
この装置を装備していないと前方を走っている車が停車したことに気づかない場合は、当然ながら、そのまま追突してしまいます。
自動ブレーキを装備している場合は、センサー類で前方の車の停車を検知すると、警報を鳴らし、ドライバーが警報に気づかなかった場合でも自動でブレーキ制御を行い、衝突被害を軽減してくれます。

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自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキは、警報・自動ブレーキの2段階で衝突被害を軽減する安全機能です。
さてトヨタ・ルーミーの自動ブレーキはどうでしょうか?
トヨタ・ルーミーには「衝突回避支援システム(スマートアシストⅢ)」を装備しています。
ソナーセンサーに加え、ドライバーの視界や頭上空間を妨げない小型のステレオカメラを搭載しています。
歩行者や先行車、対向車、障害物などの様々な情報を的確に捉え、ドライバーへの注意喚起や緊急ブレーキ、ハイ&ロービームの切り替えなどで安全運転を支援します。
前述の概念としての自動ブレーキとは違い、トヨタ社(ダイハツ)なりの機能を保有しており、衝突警報機能では対車両・対歩行者に対して最大4段階の対応を行います。
■衝突警報機能(対車両・対歩行者)
(1)衝突警報機能
(2)事前ブレーキ
(3)被害軽減ブレーキアシスト
(4)緊急ブレーキ

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走行中に前方の車両と歩行者を認識し、衝突の危険性があると判断した場合にドライバーに警報機能で注意喚起します。
さらに危険性が高まった場合には緊急ブレーキで減速します。
また参考値として、各4段階の機能の作動条件をご紹介します。
試乗でもなかなか体験するのは難しいと思いますので、イメージがつかめればと思います。
作動条件
(1)衝突警報機能
・対車両:約4~約100km/h走行時
・対歩行者:約4~約50km/h走行時

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(2)事前ブレーキ
・対車両:約4~約80km/h走行時
・対歩行者:約4~約50km/h走行時
(3)被害軽減ブレーキアシスト
・対車両:約30~約80km/h走行時
・対歩行者:約30~約50km/h走行時
(4)緊急ブレーキ
・対車両:約4~約80km/h走行時
・対歩行者:約4~約50km/h走行時
トヨタルーミーの横滑り防止機能の性能はいかに!?

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さて、最後に横滑り防止機能についてご紹介いたします。
トヨタ・ルーミーには急なハンドル操作や横滑りに対応にしています。
他車でも多く装備している機能であり、もちろんトヨタ・ルーミーも装備しています。
トヨタ・ルーミーでは、VSC&TRCという名称です。
VSCは、雨や雪で滑りやすい路面などで横滑りが発生した際に、ブレーキとエンジンを自動でコントロールしてくれます。
そうすることで車両安定性を確保してくれる機能です。
発進する際や加速の際にはTRCがタイヤの空転を抑えてくれ、アクセル操作をしやすく助けてくれます。

引用:https://toyota.jp

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補足としてはVSCは、Vehicle Stability Control、TRCはTraction Controlの略称です。
街乗りでも、発生する可能性がある飛び出してきた車や自転車を急ハンドルでよける、加速する際などに操作をしやすくします。
その動きで安全性を高めてくれる機能です。
下り坂でカーブが多い山道でも、運転に不慣れな方の強い味方になってくれそうです。
ただ、油断は禁物です。
道路の状況や天気により正しく動作しない可能性もあります。
前述の自動ブレーキ同様に、現在のところは、発達途中の技術群のですので
ご自分でハンドル、アクセル、ブレーキと適切に操作することを心がけてください。
アイキャッチ画像引用:https://toyota.jp/roomy/