トヨタ・ルーミーのローンや残価設定、維持費について調べてみました。
実際のローンや残価設定は、いくらなのでしょうか?
また維持費はどのくらいかかるのでしょうか?
調査していきたいと思います。
トヨタルーミーのローンはどのくらい?
さてルーミーのローンはどのくらいかということですが、
車の購入にはいくつか方法があります。
現金一括か、ローンを組むか、次の記事でも出てくる残価設定です。
どれが一番支払いで多いですかということを、ディーラーに聞いた動画を拝見しました。
筆者にとっては以外だったのですが、現金一括が一番多かったのです。
筆者の友人夫婦も一括で購入されていました。
一括購入の理由は、金利を払うのが嫌だったそうです。
現金一括払いの良いところは、金利を支払わなくてよい所です。
それ以降、税金、車検、ガソリン、メンテナンス以外はお金がかからない。
ただ、一括払いのデメリットは、一括購入のため現金が一気になくなることです。
一括購入できる方がいいのかもしれないけど、先立つものが・・・。
そんな方には、マイカーローンか残価設定です。
ローンのいいところは、一括購入できる資金がなくても
銀行などでマイカーローンを組んだりして、
毎月の支払いはあるものの、手元にお金が残せる点にあります。
ただし、金利がかかります。
現在、金利ってどのくらいだと思いますか?
仮にルーミー購入に200万かかるとするとします。
消費者金融で借りた場合、全体の金利は3%~20%の幅がありますが、
2010年に貸金業法で法定金利(上限金利)が定められ
この場合における金利は、
借り入れが10万円未満の場合は20%、10万円から100万円未満は18%、
100万円を超える場合は15%を超えて利率を設定してはいけない、となっています。
今回の場合、フルで組むならば、高くても14.99%までということになります。
ディーラーのマイカーローンを組んだ場合、
ダイハツ、日産 4.9%、スバル、三菱 3.9%
ホンダ 3.5%、マツダ 2.99%、スズキ2.9%
トヨタ・・・非公開・・・。

引用:https://pro-boki.com/
ですが、筆者はトヨタに提示されたことがありまして、
数字は忘れましたが高かったことを覚えています。
通常の銀行系金融ローンは
大体 1.3~3.8%ぐらいの間です。
もし仮に、消費者金融で借入したならば
金利14.99% 60か月払い ボーナスなしの場合 一か月47,569円
総額2,854,140円 金利分85万・・・
もしディーラーローンなら
金利4.9% 60か月払い ボーナスなしの場合 一か月37,651円
総額2,259,060円 金利分26万・・・
銀行系ローンは
金利3.8% 60か月払い ボーナスなしの場合 一か月36,653円
総額2,199,180円 金利分20万
計算には自動車ローンご返済額シミュレーションを使用させていただきました。
(https://www.michinokubank.co.jp/general/simulation/mycar.html)
消費税抜きの計算ですが、借りる所が違うだけでこれだけ変わるんです。
一つの参考としてみてください。
読者の皆様には上手な買い物をしていただきたいと思います。
トヨタルーミーの残価設定はいくらなの?

引用:https://rashin-ban.jp/
そもそも残価設定とは、どういうことなのでしょうか?
残価設定型自動車ローン・・。
残価って?
結局どういうローンなのというあなた・・・、
筆者と同じですね。
最初はさっぱりなんのことやらです。

引用:https://ソウルメイト.jp/
それでは、ご紹介していきましょう。
そもそも残価とは、数年後に残っている車の価値です。
車両価格全体から、残価を除いた金額を分割で支払うローンなんです。
例えば残価設定で60回の支払いとします。
①頭金+分割払い59回+②残価 最終支払い60回目となります。
金利は車両全体分が、かかっています。
支払いは①の分を行い全体車両の金利を払います。
金利以外は②に関しての分を除いたお金を支払うイメージですね。
例えばルーミーの車両価格が200万として3年後の残価が40万だとします。
160万のローンに対しての金利ではなく200万に対しての金利がかかるということです。
毎月①160万分割+全体価格金利が支払いとなります。
トヨタの場合は
最初に設定した3年後の価格を据え置いて、残りの金額を分割払いにするプランです。
車両価格の一部を3年後の下取り価格として据え置き、残りの金額を分割払いにします。
だから、残価を除いた分の金額しか払わないので完全なローンより月々の支払いが安くなるのです。
新車価格の3年後の下取り価格を引けるからお得とも言えます。
残価設定型の注意点ですが、
じゃあ仮設定の59回目の支払いが終わったらどうするの?ということです。
その時に選択が求められます。
最終回になったら、3つの道があります。
①車を返却して、新しい車に買い換える道
②このままの車に乗り続ける。
ただし残金一括払いか、もしくはクレジットを再度組むことになります。
あまり、再クレジットはおすすめしません。
また車の金利も払うことになるからです。
③車両を返却して終了
これは、5年払いなら5年払いの最後に車を返却して終了です。
ここで返却という言葉を使いましたが、
つまり残価設定だと最初から自分だけの車ではないということなんです。
あらかじめディーラー返却が決まっている車を使用するイメージですね。
メリットとしては、クルマの相場価格の下落によって決めた残価が変わることはないという点です。
ただし、車両状態が事前に定めた規定外である場合には、別途精算金が発生します。
残価の保証には走行距離や内外装の状態に関しての取り決めがありますので、
その取り決めから外れると減額になってしまいますので注意が必要です。
トヨタルーミーの維持費結局どのくらいかかるの?
さてルーミーにかかる維持費はいくらなのでしょうか?
車の維持費には、税金、保険、車検、ガソリン、メンテナンス色々あります。
今回は、その中の税金、保険、車検をご紹介していきます。
まず税金ですが、【自動車取得税】と【自動車重量税】、【自動車税】があります。
自動車取得税は最初のみかかる費用なので、
ここでは、維持費となる【自動車重量税】、【自動車税】を紹介します。
【自動車重量税】とは・・
・新規登録時と車検時にまとめて支払う税金の事です。
・自動車重量税は1年ごとにかかります。
ですが車の新規登録と車検の際に車検証有効期間分をまとめて支払います。
・自家用乗用車の場合は車両の重さによって税額が変わります。
・エコカー減税は購入の翌年度のみの適用です。
ルーミーは重量が1.07t~1.1tなので、~1.5tの部類なので、
新車~12年経過までは、4100×3=12,300円毎年かかります。
車検は2年ごとなので、24,600円ですね。
【自動車税】とは・・・。
・用途や総排気量により税額が決まります。
・自家用乗用車の場合、総排気量1リットル以下で29,500円です。
1リットル超からは0.5リットル刻みで税額が上がります。
・毎年4月1日時点での自動車の車検証上の所有者に対して、自動的にかかります。
・ガソリン車、LPG車 で13年超の車は税負担が重く、自動車税が概ね15%重課されます。
ルーミーの場合は、総排気量0.996リットルなので29,500円になります。
つぎは【自動車保険】です。
大きく分けて自賠責保険と任意の自動車保険の2つがあります。
【自賠責保険】とは・・。
強制保険ともいわれ、自動車・原動機付自転車の所有者と運転者が、
必ず加入しなければならない保険です。
・被害者の救済が第一の目的で、対人賠償に限ります。
・被害者のケガや死亡だけに賠償金が支払われます。
加害者のケガ、自動車の破損に、支払われることはありません。
・違反者にはきびしい罰則があります。
加入せずに運転すると
「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」、
「免許停止処分(違反点数6点)」、
自賠責保険証明書を車に備え付けていない場合は「30万円以下の罰金」という処分が下されます。
・契約年度ごとに金額が変わることがあります。
12か月契約の15,520円から37か月契約の36,780円まであります。
ご自身と家族、相手と相手の家族の事も考えて必ず加入しましょう。
引用:https://publicdomainq.net/
【任意保険】とは・・・。
・自賠責保険ではカバーすることができない損害に関して補償する保険です。
自賠責保険は【相手方の物】や【自分の身体・物】が損害を負っても、保険金は支払われることがありません。
また、相手方の身体に関する損害の補償額には上限があります。
それ以上は個人負担になります。
なので必ず入っておきましょう。
自分だけは大丈夫だということはありません。
筆者の近しい人も会社で、こんなことがありました。
車と車の物損事故で加害者が任意保険に加入していませんでした。
自賠責では、物損は出ませんので
当然、会社として加害者個人に回収に行くのです。
示談だったのですが相手は逃げました。
電話にも出ず、連絡も来ない。
今回は社長判断により、回収を諦めました。
回収する手間と加害者の人生を考えたのです。
しかし、逃げても会社で働いている以上、会社に来られたら・・・。
たかだか数万円の為に、その後の人生が大きく変わる場合があります。
初めて車を購入されるという若い方は、特に気を付けてほしいと思います。
金額については各社でばらつきがあります。
個人の状況によっても変わります。
ですが年齢が上がるにつれて保険料が安くなっていきます。
お得なのは、更新前にネットで契約することです。
インターネット割引がありますのでご利用をお勧めします。
筆者も早期契約割引が適用になりお得に契約することが出来ました。
任意保険にかかる費用は、大体3万円~10万円ぐらいの間です。
【車検】・・とは。
車の所有者の義務です。
受けない場合は法律違反になります。
決められた時期に必ず受けなくてはいけない車の整備・点検です。
新車は最初は3年目に、次からは2年ごとです。
車検を受けていない車は走らせることができません。
【車検】には3種類あります。
ディーラー車検とユーザー車検、車検代行です。
・ディーラー車検は定期点検整備と検査をディーラーや整備会社でおこなうものです。
・ユーザー車検は自分で運輸支局等に車を持ち込んで車検を受けます。
・車検代行は検査のみを代行業者に頼むことです。
金額は、それぞれ
・【ディーラー車検】
トヨタの場合は、大体9万円~15万円の間です。
王道といいますか、全て任せて安心を得ることが出来ます。
※ブレーキオイル交換など車の使用度合いによって変わります。
・【ユーザー車検】の場合は、
大体5~9万円ぐらいです。(ネット調査)
ルーミーの場合の内訳は、
印紙代(検査手数料)1,800円、自賠責保険 大体24,000~26,000円(24か月)、
重量税が24,600円、用紙代 30円 ここまでが費用としてかかります。
車検を通すだけなら、最低5万ぐらいでできるということです。
ですが、車検は検査であって整備ではありません。
良くないところが見つかれば直してから再検査となります。
車検だけでは整備不良にもなりかねません。
ユーザー車検は、整備・点検は自分、検査は検査場で受けるのです。
整備だけは、ディーラーや認証・認定工場に出す必要が出てきます。
なのでユーザー車検を行う場合は、
整備はディーラー等で行い車検は自分で出すということになります。
その整備にかかってくる金額は・・・、
24か月整備基本料金が大体2万後半~3万前半ぐらいで、
その他は、例えばブレーキオイル交換などの交換費用等ですね。
時間はそれなりにかかりますが、費用を抑えて、整備もしっかりとできます。
【車検代行】の場合は、
点検整備ではなく、検査場に車を持っていくことを代行するだけです。
その金額は・・・、
検査代行のみで約1万円程度です。
最近では、認証工場も併設して点検整備も行ってくれる所が増えたようです。
なので、点検整備と検査代行を両方頼む方もいるようですね。
基本はその日に持ち込み、持ち帰りが基本なので注意してくださいね。
ディーラー車検の場合の良い点は、時間と安心です。
予約しておけば代車も貸してくれることもありますし、手間もありません。
なにより、安全と安心を得ることができます。
ユーザー車検の場合の良い点は、費用を安く抑えられる点にあります。
一番大きいのは、事務手数料を払わなくて済む点です。
代行車検の場合は、ユーザー車検の代行です。
費用を抑えたいけど車検に行く時間がない人には助かりますね。
最後に年間の費用です。
ルーミーのようなコンパクトカーの場合は、
ガソリン代、車検、保険、税金、メンテナンス代等まで含めると
大体30万ぐらいかかるようです。(ネット調べ)
大事なことは、それを知ってどうするか?だと思います。
知ったことで、お得に活用できることもあったのではないでしょうか。
費用を適切に抑えることが出来たら、その分を他に回すこともできます。
自分へのプレゼントでも貯金でも、恋人、家族へのプレゼントでも何でもいいのです。
今回の記事で、あなたの選択肢が増えてお得に活用してもらえたら幸いです。