車を購入する点で気になるところの一つに燃費があがります。
しかし、書かれている燃費と実際に走る燃費が違うので購入してガッカリした
という人も多いのではないですか。
トヨタ・シエンタの燃費・実燃費を紹介します。
目次
トヨタシエンタの燃費はどう?
トヨタ・シエンタの燃費はどうなのでしょうか。紹介します。

https://toyota.jp
新型シエンタの燃費性能
・ガソリン JC08 モード 15.4~20.2km/L
・ハイブリッド JC08モード 27.2km/L
この数字がカタログ燃費となっています。
カタログ燃費というのは、製造メーカーがテストで走って測る燃費のことです。
ほとんどの車がカタログ燃費の数字で走れることはありません。
テストで走る燃費は平坦な道で一定の速度で走っているからという理由ですが、
実際に走る道は、渋滞・坂道・信号待ちなどあるため、あくまで一番良い状態で
走った場合の燃費ということになります。

https://matome.response.jp
ミニバンの燃費ランキング(カタログ燃費編)
1位 トヨタ・シエンタ(ハイブリッド車)27.2㎞/L
ホンダ・フリード(ハイブリッド車)27.2㎞/L
3位 トヨタ・プリウスα(ハイブリッド車)26.2km/L
4位 日産セレナ(e-power)26.2km/L
5位 ホンダ・オデッセイ(ハイブリッド)26.0km/L
:
7位 トヨタルーミー/タンク(ガソリン車)24.6km/L
:
13位 トヨタ・シエンタ(ガソリン車)20.2km/L

https://www.tokyo-toyopet.co.jp
ミニバンのカタログ燃費ランキングは、以下の通りです。
圧倒的に、カタログ燃費の優秀なトヨタ・シエンタです。特にトヨタ・シエンタの
ハイブリッド車はミニバンのハイブリッド車の中でもホンダ・フリードと同率の1位です。
ガソリン車の1位は、トヨタ・ルーミー/タンクが1位ですが、トヨタ・ルーミー/タンクは
1000㏄の車なので1500㏄クラスでは、トヨタ・シエンタ、ホンダ・フリードも変わらない
順位と言えます。

http://newautocar.info/
そして、ミニバン以外の車と比較するとハイブリッド車のトヨタ・プリウス、トヨタ・アクアの
燃費が30km/Lと格段によいですが、実燃費は悪いと言われています。
トヨタ・シエンタの重量、排気量を紹介します。
重量は1380kg
排気量は1486㏄
で1500㏄クラスと言われています。
では、他の車はどうなのでしょう他の車も比較していきます。

https://motoring-malaysia.blogspot.com
トヨタ・ヴォクシー
重量1610kg
排気量1797㏄
JC0823.8km/L
プリウスα
重量1450kg
排気量1797㏄
JC08 26.2km/L
ホンダフリード
重量1340~1490kg
排気量約1500㏄
ミニバンの中でも、トヨタ・シエンタとホンダ・フリードは、
軽い重量であると言えます。ですので当然燃費も良くなる訳です。
トヨタシエンタの実燃費と燃費確認の情報

https://www.netz-toyota-himuka.co.jp
トヨタ・シエンタの実燃費と燃費確認情報について紹介します。
実燃費データーは、ガソリンでは7割、ハイブリッドが6割と言われていますので
計算上のトヨタ・シエンタの燃費は
ガソリン2WD 18.2km/L
4WD 10.5km/L
ハイブリッド車 16.2km/L となります。
もっと細かく計測してみましょう。
高速道路実燃費編
ガソリン車
高速道路での2WDガソリン車の燃費は19.7km/Lとされています。
トヨタ・シエンタの高速道路燃費は、ヴィッツクラスの車と大差なく優秀な
燃費とされています。
しかし、トヨタ・シエンタのガソリン車の欠点は加速時の異音です。
トヨタ・シエンタのガソリン車はエンジン音が気になる人が多いので、
高速道路では話しにくいです。
市街地では悪い加速性能は時速60kmからスピードが増すと加速性能はよくなり、
走りやすいです。
ハイブリッド車
次にハイブリッド車はどうでしょう。
ハイブリッド車の平均実燃費は21.2km/Lです。ガソリン車とハイブリッド車の燃費の差は
5.7km/Lもハイブリッド車の方が実燃費もよいです。
トヨタ・シエンタのハイブリッド車が高速道路を走る際のメリットとデメリットは、
メリットは、音が静かで時速60kmまでの加速走行がとてもよいこと。
EVへのシフトチェンジもミニバンのなかでもトップクラスの静かさです。
デメリットは時速60km以降の加速がとても悪いことです。
高速道路で、加速時のパワーの違いはエンジンの馬力の違いともいえます。
ガソリン車のエンジン最大出力 109馬力
ハイブリッド車のエンジン最大出力 74馬力
この差が、加速時の差になります。

https://b-cles.jp/car
トヨタ・シエンタの郊外実燃費編
郊外とは、比較的走りやすい道路のことですか、ここでの実燃費は
ガソリン車:16.6km/L
ハイブリッド車:21.3km/L
となっていっます。郊外で特に優秀なのが、ガソリン車です。
ライバル車のホンダ・フリードは、15km/Lを切るので、とても
燃費が良いと言われます。
また、ハイブリッド車は、郊外ですと加速する際は時速60kmなので
加速も優秀で音も静かでこの燃費なのでとてもよい燃費であると言えます。
市街地の実燃費編(渋滞を含む)
通勤に使うのに、トヨタ・シエンタは適しているかそうでないかを決める
であろう市街地の実燃費です。
市街地の実燃費は
ガソリン車:12.7km/L
ハイブリッド車:18.3km/L
となっています。
評価が分かれるのがここではないでしょか。
市街地の実燃費では、ガソリン車の口コミが悪いです。
市街地ばかり走っている車だと、
「もう少し燃費がよいと思っていた」という意見や、
カタログ燃費と比較すると良くないといった意見が多いです。
トヨタシエンタは燃費向上はしているのか?
トヨタ・シエンタの燃費は向上しているのか。
モデルチェンジする前の旧型と比較して紹介します。
http://newautocar.info/
カタログ燃費上の比較
旧型シエンタのカタログ燃費
ガソリン車:20.6㎞/L
ハイブリッド車:27.2㎞/L
新型シエンタのカタログ燃費
ハイブリッド車:28.8㎞/L
ガソリン車(2WD):20.2㎞/L
ガソリン車(4WD):15.4㎞/L
車いす仕様車:19.6km/L
カタログ燃費の旧型トヨタ・シエンタと新型トヨタ・シエンタの
比較です。
いかがでしょうか。ほとんど変わりはありませんね。
しかし、ハイブリッド車のカタログ燃費が少し良くなっています。
実燃費はどうなのでしょうか。

https://toyota.jp
実燃費の比較
旧型トヨタ・シエンタの実燃費
ガソリン車(高速道路):19.7km/L
ガソリン車(郊外):15.2km/L
ガソリン車(市街地):12.6km/L
ハイブリッド車(高速道路):19.7㎞/L
ハイブリッド車(郊外):18.2kn/L
ハイブリッド車(市街地):15.6㎞/L
新型トヨタ・シエンタの実燃費
ガソリン車(高速道路):19.7km/L
ガソリン車(郊外):16.6km/L
ガソリン車(市街地):12.7km/L
ハイブリッド車(高速道路):21.2㎞/L
ハイブリッド車(郊外):21.3kn/L
ハイブリッド車(市街地):18.3㎞/L
実燃費上で見ると、いくつかわかる点があります。
・ハイブリッド車の実燃費が上がった
一番の違いはこれだと言えます。
ハイブリッド車の実燃費は確実にアップしています。
トヨタ・シエンタのハイブリッド車は他のミニバンに比べても
ダントツで燃費がよいとされていますが、実はトヨタ・シエンタは
ガソリン車の方が売れています。
理由は何か。
ガソリン車とハイブリッド車の燃費と価格差を解消するには15万㎞後
でないと解消できないからです。

https://www.carsensor.net
・ガソリン車の燃費はほとんど変わらない
ガソリン車の燃費は、ほとんど変わりません。
しかし、旧型と新型の違いは、新型はアイドリングストップが
全ての車に標準装備されていますので、運転の方法によっては、
燃費の差がでます。
いかがでしたでしょうか。
カタログ燃費と実燃費はどうしても差があります。
カタログ燃費をみて、燃費がよいからこの車にしようという考えは
間違えです。
ほとんどの車は、車屋さんやインターネットの口コミなどで実燃費が
でています。その燃費を参考にしながら、
・急ブレーキをなるべく踏まない運転
・急なアクセルも禁止
といったようにエコ運転を心がけると燃費が向上します。