ワンボックスミニバンの人気車であるステップワゴンですが大柄なクルマだけに燃費が気になる方が多いのではないでしょうか。
今回はステップワゴンの燃費に焦点を当てて検証していきたいと思います。
ホンダステップワゴンの燃費は?
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/
ステップワゴンはガソリン車とハイブリッド車があります。
まずは各ユニットのスペックを見ていきましょう。
ステップワゴンガソリン車は1.5Lガソリンターボが採用されています。
現在のモデルで5代目になるわけですが初代から4代目までは2.0L自然吸気エンジンと2.4L自然吸気エンジンの設定でした。
5代目になってガソリンエンジンもダウンサイジングコンセプト(排気量を小さくしてターボ等で加給し、パワーは同等とする)が採用され1.5Lガソリンターボとなったわけです。
ガソリン車の燃費はカタログ値でJC08モードでは17.0km/Lとなっています。
さらに5代目ではステップワゴン初のハイブリッドが採用されており、2.0Lハイブリッドとガソリンエンジンで選択できる設定となっています。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/performance/ecology/
ステップワゴンの2.0Lハイブリッド車の燃費はJC08モードで25.0km/Lとなっています。
ハイブリッド車の場合WLTCモードの燃費も発表されており、こちら20.0km/Lとなっています。
WLTCモードとは2018年10月以降に発売される車に義務付けられている燃費基準で、市街地モード(WLTC-L)、郊外モード(WLTC-M)、高速道路モード(WLTC-H)の3パターンで構成された新しい燃費基準です。
さらにJC08モードに比べて、冷機状態での走行時間割合の増加、アイドリング時間比率の減少、ドライバー以外の乗員や積載物の重量考慮といった項目が変更になりました。
したがって、WLTCモードはJC08モードに比べて実燃費に近い数値が出るようになっています。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/performance/ecology/
実際にステップワゴンハイブリッド車のWLTCモードにおける燃費の全ての数値を調べてみました。
WLTCモード20.0km/L
市街地モード (WLTCーL)18.8km/L
郊外モード(WLTCーM)21.7km/L
高速道路モード(WLTCーH)19.5km/L
となっており、JC08モードの25.0km/Lとは燃費にかなり開きがあるのがわかります。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/performance/driving/
今までのカタログ値では実燃費とのさが多い事がよくありましたので、新しい基準が導入された事で、より現実的な燃費がわかるようになったわけですね。
ホンダステップワゴンの実燃費と燃費確認の情報
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/
ここまではホンダステップワゴンの燃費の基本情報についてお知らせさせて頂きました。
ここではステップワゴンの実際に走行した時の燃費や等の詳細について検証してみたいと思います。
ステップワゴンのエンジンは前述の通りガソリンエンジンとハイブリッドの2種類の設定になっています。
そこで、実際に走行した方の実燃費を調べて、カタログ値と比較してみました。
1.5LターボのガソリンエンジンのJC08モード燃費は17.0km/Lでした。
実際に購入して走行している方の声を参考にしてみると10.5~11.5km/Lという燃費が多いという結果になりました。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/
それではハイブリッドの方はどうでしょうか。
こちらの実燃費は15km/L~20km/Lといった声が多いという結果になりました。
ガソリンエンジンは排気量だけに焦点をあててしまうと一見して燃費が悪いような印象をうけてしまいますが、様々なシチュエーションを考慮すると車体の大きさや箱型ボディであることの空気抵抗、多人数乗車による重量の増加といった要因があります。
仮に一人乗車で高速道路や郊外の信号の少ない道路を走るといった状況ですともっと良い数字が期待できます。
ライバルのヴォクシー・ノア等もガソリン車の燃費はステップワゴンとほぼ同等の数値が出ていますので、1.5Lターボエンジンのメリットであるキビキビしたアクセルレスポンスや低速でも力のあるトルク特性といった良い点が浮き彫りになってくると思います。
実際にステップワゴン1.5Lターボを購入した方の声にはエンジン特性が気に入ってという声が多くみられました。
もう一つの2.0Lハイブリッドですがこちらも燃費性能は素晴らしいものがあります。
平均でも17.0km/L走り、高速道路などでは20.0km/Lまで燃費が伸びるケースもあり、ワンボックスミニバンとはとても思えない数字がでています。
こちらもライバルであるトヨタエスクァイアのハイブリッドと同様の燃費性能をもっており、燃費性能に関しては互角といってよいでしょう。
ただその燃費でのコスト減を購入価格でペイできるかというと少し難しいかもしれません。
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/
ライバルメーカーもそうですが燃料代購入価格の差を比較してみると、そうとう距離を走る方でなければ元をとることはできないでしょう。
ハイブリッドを購入する意義は何かというと燃費も含めた付加価値で、静粛性とかEV走行が可能である、またはハイブリッド車ならではのスムーズな走行性能など燃費以外の理由も購入した方の中には多いようです。
その中にはやはり減税のメリットや売却する時のリセールバリューの良さなどもあげられるでしょう。
ホンダステップワゴンの燃費は向上しているのか?
引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/styling/design/
ここまではホンダステップワゴンの燃費性能や実際に乗っている方の声に実燃費などをお知らせさせて頂きました。
ここからは過去のモデルにくらべてどのくらいステップワゴンの燃費が向上しているのか検証してみたいと思います。
初代ガソリン2.0L
10.15モード 9.9km/L~11.4km/L
2代目ガソリン2.0L、2.4L
10.15モード11km/L~13km/L
3代目ガソリン2.0L,2.4L
10.15モード11.2km/L~13.2km/L
4代目ガソリン」2.0L、2.4L
jc08モード11.6km/L~15km/L
5代目現行ガソリン1.5Lターボ、2.0Lハイブリッド
ガソリンJC08モード15km/L~17km/L
ハイブリッドjc08モード25.0km/L
引用:https://b-cles.jp/car/review/stepwgn
初代ステップワゴンはガソリン2.0Lのみのラインナップでした、オートマチックも4速ATのみといった構成でしたが現在に比べるとエアバッグやナビゲーション等の電子機器も搭載していない関係で車体重量も軽かったようです。
2代目からはガソリン2.0Lにくわえてガソリン2.4Lがラインナップされ、走行性能を重視するユーザーの声に答える形になりました。
車体は装備の充実に反比例して重たくなりますので2種類のエンジンが選択できるのは燃費と走行性能を比較できるという意味ではありがたかったのではないでしょうか。
3代目になりますと4ATからCVTが搭載されます。
初代に比べると100kg程車重が増えていますが燃費はむしろ向上していますからメカ的な工夫が相当されていることがわかり、メーカーの取り組みの大変さがくみ取れます。
引用:http://car-log.net/stepwagon/
4代目になるとさらに重量が増えていますが、燃費は向上しています。
エンジンは2.0Lと2.4Lの2種類ですがエンジン自体も新型にリファインされていてCVTの採用とともにさらにメカ的な工夫が積みかねられているのがわかります。
5代目になって2.0Lハイブリッドとダウンサイジングされたガソリン1.5Lターボエンジンに変更されています。
再び車重は増えていますが燃費も向上しています。
もし車重が変わらないままでしたら燃費はもっとよい数値がでているのでしょうが、装備の充実も、特に安全機能は大事ですからメカ的な工夫でリファインできるホンダの技術は素晴らしいものがありますね。
アイキャッチ画像引用:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/

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