ワゴンRの性能について調べました。
基本的なスペックや、加速性能は良いのか?家族でのるなら乗り心地も気になるという方も多いでしょう。
諸元を基に、素材やシステムを一つ一つ追及したのでご覧ください。
目次
スズキワゴンRのスペックはこれだ!

引用:https://www.suzuki.co.jp/
ワゴンRの基本的なスペックはどれほどなのでしょうか?
まずは車体の大きさ、燃費性能、小回りの良さ、室内の広さや乗降性から見ていきましょう。
ワゴンRHYBRID FZの基本スペックを紹介!

車体の大きさから見ていきましょう。
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,650mm
室内寸法はこのくらいです。
室内長さ:2,450
室内の幅:1,355
室内の高さ:1,265
ホイールベース:2,460mm
ワゴンRの室内がこれだけ広いのは、このホイールベースが大きく取っているからなんです。

引用:https://www.suzuki.co.jp/
外側は小さいので運転もしやすいし、中は広く使えるのは主婦層にも嬉しいと思います。
続いて燃費性能を見ていきましょう.
燃費性能
2WD 33.4km/L
4WD 30.4km/L
スズキのHYBRID性能も素晴らしい高さです.
実走で上手く走れば25km/L以上も出せるでしょう。
今や低燃費はどのメーカーも当然の様に高いですね。
ところで、実走25km/Lならどこまでいけるのでしょうか?
ワゴンRの燃料タンクは27Lなので、25km/L×27Lで、計算上では走行距離675kmが可能!
仮に東京からガソリン満タンで出発した場合、日本地図上では青森県までいける計算になります。
ものすごい走行距離ですね。
小回りが利く、それでいて乗り降りしやすい!

引用:https://www.suzuki.co.jp/
最低地上高:150mm
最低地上高とは車と地面の距離、150mmはつまり15㎝ですね。
小学校低学年の平均的な歩幅は30cm程度なので、つまり子どもでもひょいっと軽く入りやすい高さという事です。
車体が小さいと大人は頭をぶつけそうになりますが、地上高が低いので身動きがとりやすいので、ワゴンRは大人も子供も乗降性に優れています。
最小回転半径:4.4m
小回りがいかに効くかの数値です。
4.4mなら、倍の8.8mの道幅ならくるっと一回転することが出来ます。
1車線の車道幅は小さい所で3.5m、広くて4mなので約2~3車線分の道幅があれば一気に回ることが出来るという事です。
まぁ基本そんな180度回転なんて滅多にしません。
ちなみにこの最小回転半径はワゴンRの初期装備、14インチのホイールとタイヤをはいている場合の数値です。
インチアップ・インチダウン、タイヤの幅を変えた場合はこの限りにありませんのであしからず。
スズキワゴンRの乗り心地は…どうなのか!?

引用:https://www.suzuki.co.jp/
次にワゴンRの乗り心地を検証していきます。
乗り心地を測るのはシートで参考にしていきましょう。
シート表皮の素材、便利なシート機能をご覧ください。
ワゴンRのシートはこれ!

引用:https://www.suzuki.co.jp/
ワゴンRはファブリック素材のシートを使用しています。
ファブリック素材は汚れに弱いという欠点がありますが、メリットもとても多いですよ。
まず通気性が良い!空気をよく通すし吸湿性もあるので夏場は快適な乗り心地で過ごせます。
滑りにくいのも特徴の一つです。
レザーと違って滑らかさにはかけるけれども、体にキュッとフィットするので車が横に振られたときなどもしっかりと体を支えてくれます。
ガンガン飛ばしたい人は、意外にもファブリックシートの方が運転しやすいという方も多いです。
安価で手に入りやすい素材なので、レザー程手入れに気を使ったりする必要もないでしょう。
シート機能も充実しています

ワゴンRのシート機能は結構充実度が高いです。
・フロントシートヒーター
・助手席シートヒーター(4WDのみ)
冬場は嬉しいシートヒーターが標準装備です。(HYBRID FZ)
助手席シートだけは4WD限定になっています。
・チルトステアリング機能
ハンドルを上下に動かして高さを調節できる機能です。
最大上下に35mmまで動かすことができます。
人によって手の長さはそれぞれ違うので、ベストな高さを見つけて運転することができます。
・運転席シートリフター
運転席の高さを調整できるシートリフター機能も付いています。
上下に最大60mmまで上げることが出来るので、小柄な身長の方でも運転しやすいポイントまで調整することができます。
また上下する際は斜めに動くので、前後に50mm程動くようになっているのでそちらも計算に入れて動かしてください。
ちょっとタイヤの足元付近を見えやすくしたい場合などにも活用できるので便利ですね。
・フロントシートスライド
シートは前後に240mmも動かすことができます。
つまり24㎝です。
身長180㎝の人は、膝から足先までが約40㎝あります。(日本人男性の平均)
足半分程度の調整ができるので、足の長い男性でもめいいっぱいシートをひけば広々と運転ができるでしょう。
その際はシートリフターで高さを調整すると更に広く、快適な運転と乗り心地になると思います。
スズキワゴンRの加速性能を報告します!

引用:https://www.suzuki.co.jp/
ワゴンRの加速性能はどれほどのパワーを持っているのか?
こちらを皆さんにお伝えしていきたいと思います。
まずはエンジン性能から紐解いていきましょう。
ワゴンRのエンジンの性能はこのくらい!

引用:https://www.suzuki.co.jp/
エンジンの性能
排気量:0.6L
エンジンの型式:WA05A
直流同期電動機
最高出力:2.3/1,000rpm
最大トルク:50/100rpm
軽自動車クラスならまぁ平均クラスのエンジンパワーですね。
トルク数はちょっと低めになっています。
つまり素早くエンジンをトルクアップさせるので市街地での加速性能は良好です。
ストップアンドゴーが多い場所や、先ほど説明した小回りも効くので、長距離と言うよりは近場を走り回るのに適しているのでしょう。
ワゴンRのマイルドHYBRIDで加速性能をサポート

引用:https://www.suzuki.co.jp/
ワゴンRはスズキならではのマイルドHYBRID機能が付いています。
・回生ブレーキ
減速時、慣性で車が動いている状態です。
この時エンジンを使用せずに動いているタイヤのエネルギーを全て蓄電に回します。
蓄電した電力をモーターアシストに回し加速性能を補助するので積極手にやってください。
そのシステムが働くと副次的にブレーキングが強まるので「回生ブレーキ」と呼ばれているんですね。
ちなみに慣性で流されている間に蓄電すると説明したので、できるだけ長距離を流していると蓄電時間が長くなります。
停車ポイントを見つけたらアクセルから足を離し、ブレーキを踏まずに自然に停車させるのがベスト!
ちなみにブレーキを強く踏むと摩擦エネルギーが生じるので蓄電が難しくなるので要注意ですよ。

引用:https://www.suzuki.co.jp/
・モーターアシスト
蓄電したエネルギーを走行時に使用し加速を補助します。
巡行中はエンジンも安定して必要ないように思えますが、最大出力に近いパワーで走行しているとだんだんエンジンがウネリをあげてくるので、そういった場合にもすかさず電力でサポートします。
スピードメーターのインフォメーションパネルでその様子をうかがう事もできるので、電力が加速性能を助けている瞬間を見てみましょう。
発進時など重い腰を上げる場合はエンジンだけだと負荷が大きいので、電力でアシストしてスムーズな発進が行えるんですね。
この機能が一番活躍する場面は専らアイドリングストップの時でしょう。
ワゴンRのアイドリングストップは反応が早いので停車から1~2秒後にはかかっています。
あまりにかかりすぎて少し使い勝手が悪いという方もいますがこれも全て燃費の向上に貢献しているのです。
アイキャッチ画像引用:https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/