1993年9月、広い軽自動車として発売されてきたスズキ・ワゴンR。
軽自動車を引っ張ってきたと言っていい、いまだに人気の1台です。
現在6代目となるスズキ・ワゴンR。
スズキ・ワゴンRの大きさとサイズ感はどのくらいなのでしょう。
ライバル車とサイズも比較しましたので、紹介します。
目次
スズキワゴンRの大きさはどのくらい?

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スズキ・ワゴンRの外寸はどうなのでしょう。
紹介します。
スズキ・ワゴンRの広さ(外寸)
・全長:3,395㎜
・全幅:1,475㎜
・全高:1,650㎜
となっています。
軽自動車の外寸の広さの規定は、
・全長:3,400㎜以下
・全幅:1,480㎜以下
・全高:2,000㎜以下
と決められており、全長・全幅は軽自動車規定のギリギリまで広げ、全高が1,650㎜となっています。
スズキ・アルトのようなコンパクトな車ではなく、ダイハツ・ウェイクのような高さが高い車ではありません。
軽自動車の中でも高さは中間といえます。
続いて室内の広さを見てみましょう。

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スズキ・ワゴンRの広さ(室内)
・室内長さ:2,450㎜
・室内幅:1,355㎜
・室内高:1,265㎜
・最小回転半径:4.4m
ここで注目すべき点は、室内の長さです。
スズキ・ワゴンRの室内の長さは2,450㎜となっており、軽ワゴン車の中でもトップクラスの室内の長さです。
室内の長さの理由は、プラットフォームを採用してエンジンルームを最小化したことで実現しています。
前の座席だけでなく、後ろの座席も配慮されており、大人4人でも十分なスペースを確保されています。
運転席・助手席だけでなく後部座席も広々と過ごせるように配慮されて作られた車です。
スズキワゴンRの実際のサイズ感はどんな感じ?

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スズキ・ワゴンRの実際のサイズ感はどうなのでしょう。
紹介します。
運転席・助手席のサイズ感
運転席は、センターメーターにより運転席の前方が広く感じます。
センターメーターは、賛否両論ですが、十分に広く利用できます。
運転席は、ベンチシートであることから座っても広々と感じることができます。
マイナーチェンジ後、スズキ・ワゴンRの運転席側にヘッドアップディスプレイが搭載されています。
ヘッドアップディスプレイは、エンジンをかけると小さな板が運転席側のフロントガラスの前に起き上がります。
エンジン停止時には倒れていますので、圧迫感はありません。
しかし、マイナーチェンジ後、広く見せることを重視した分、収納スペースが以前に比べ減っています。

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後部座席・荷室のサイズ感
後部座席はどうでしょう。
スズキ・ワゴンRは後部座席の座り心地も軽自動車では快適と言われています。
後席は座面のサイズは十分にあるが、柔軟性は前席に比べて少ないです。
多彩なシートアレンジを可能にしたためだ。背もたれの高さは後方視界を確保するために少し低い設定となっています。
後席の足元空間は、ホイールベース(前輪と後輪の間隔)を先代型に比べて35㎜拡大した効果もあり、広く使うことができます。
目安として、身長170㎝の大人4名が乗車して、スライド機能を後端まで寄せると、後席に座る乗員の膝先空間は握りコブシ3つ半ほど余裕があるといわれています。
新型ワゴンRでは後席側のサイドウインドーを少し狭めてピラーを太く見せたが、スライド位置を後方に寄せれば後席の圧迫感はありません。
荷室を広げるために前方にスライドさせると視界が少し妨げられます。
荷物は、シートアレンジにより、自転車も積むことができます。
荷物を積む際に必要なことは、荷台の高さです。
荷台の高さは、女性の腰の高さまであり、女性でも楽に荷物を積むことができます。

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スズキ・ワゴンRの口コミ
実際車に試乗した人、購入している人の口コミを紹介します。
- 後部席のドアの枠が太すぎて見えにくいです。右車線変更時、ちょっと怖い。あと、後部座席が暗くなってしまって、穴蔵にいるように感じます。
- 大人が4人乗ってもそこまで窮屈には感じません。軽自動車でこの広さはすごいです。
- 傘置き場が後部座席ドアに追加した為、窓の面積が小さくなりました。目視する時、少し見えづらくなりました。
- 収納が少ない
このような口コミがありました。
スズキ・新型ワゴンRは、後部座席の左右に排水機能付きの傘立てを搭載しました。
この機能を搭載することにより、窓の面積が小さくなっています。
運転する側には問題ありませんが、傘が必要ない際は窓が狭いので窮屈といった声がきかれました。
収納が以前に比べて減っているので、使いづらいといった声もありました。

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スズキ・ワゴンRは、見た目が小さく見えますが、見た目よりも室内が広い車となっています。
後部座席も、広いつくりになっていることから座席のシートに関してはほとんどの人が高評価です。
しかし、収納・後部座席の窓の枠等への評価が低いです。
傘立ては便利ですが、使わない人には必要ないといった賛否両論の意見が多くみられています。
スズキワゴンRのサイズ比較をします!
スズキ・ワゴンRの広さを紹介してきましたが、ライバル車とのサイズはどう違うのでしょうか。
紹介します。

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軽自動車室内長さランキング
1位:スズキ・ワゴンR:2,450㎜
2位:ホンダ・N-BOX、スズキ・エブリイワゴン、日産・NV100クリッパー:2,440㎜
5位:日産・デイズルークス、三菱・ekスペース:2,235㎜
となっています。
軽自動車には、規定があり上位5つの車は全長が全て3,395㎜となっています。
外寸の違いは、全高ですので同じ全長でこうも長さが違うのに驚きですが、スズキ・ワゴンRと2位の3台の長さの差は20㎜もあるので、驚きです。
スズキ・ワゴンRは堂々の1位の室内長さを誇ります。

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軽自動車室内高さランキング
1位:ダイハツ・ウェイク:1,455㎜
2位:スズキ・スペーシア:1,410㎜
3位:ホンダ・N-BOX、日産・デイズルークス:1,400㎜
5位:ダイハツ・タント:1,365㎜
となっています。
1位はダイハツ・ウェイクですが、ダイハツ・ウェイクは車両重量も重く、小回りがききずらいと言われています。
スズキ・ワゴンRの室内高:1,265㎜となっていますので、軽自動車の中で真ん中の室内高さであるといえます。
車の高さは、コンパクトさを求めると低い方がよいですし、荷物を多く積む、高さを十分に使いたいと考える人は、高めを望みます。
軽自動車室内幅ランキング
1位:スズキ・ワゴンR、日産・NV100クリッパー、スズキ・エブリイワゴン、ホンダ・N-WGN:1,355㎜
5位:ホンダ・N-BOX、ダイハツ・タント:1,350㎜
となっています。
室内幅はそれほど、違いがないことが分かります。
1位と5位の差も5㎜となっておりますので、見た目では分からない室内幅です。
ホンダ・N-WGNは、室内長さでも室内高さでもランクインしていませんでしたので、室内の幅にこだわった車と言えます。
スズキ・ワゴンRは1位ですので、軽自動車の中でもナンバー1の室内幅です。

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軽自動車、室内長さ・室内幅・室内高総合ランキング
1位:スズキ・ワゴンR:5,065
2位:ダイハツ・ウェイク:5,015
3位:ホンダ・N-BOX:4,990
4位:日産・デイズルークス:4,955
5位:ダイハツ・タント:4915
となっています。
スズキ・ワゴンRは室内の広さを総合的にみても1位となっています。
室内の長さが1位の理由となっています。
スズキ・ワゴンRは広いですが、高さが少ない点をどうとらえるかが購入の決め手にもなります。
ホンダ・N-BOXは、すべてが総合的によいという意見もありますが、価格はスズキ・ワゴンRの方が安いです。
【スズキ・ワゴンR】サイズ比較とサイズ感はどう?他車とも比較!まとめ

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スズキ・ワゴンRのサイズ比較と、他車とのサイズ感を紹介してきました。
スズキ・ワゴンRは見た目はコンパクトに見えますが、エンジンの最小にし、収納スペースを確保したことにより、軽自動車最高クラスの室内の長さを誇ります。
シートアレンジによっては、自転車も乗せることができ、室内泊も可能です。
以前の軽自動車は、室内幅も狭く、背の高いひとには乗り心地がよくない車ですが、ワゴンRは170㎝の人が4人乗ってもゆとりのある作りになっています。
サイズ感は、実際に試乗した方がより具体的に広さを体感できますので、広さにこだわりたい人は、ぜひ試乗をしてみてください。
アイキャッチ画像引用:https://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/?data=b